「MS」カテゴリーアーカイブ

HARO ハロ

アムロ・レイが所有するボールのようなロボット。

アムロがホワイトベースに乗り込むときハロを持ち込んだ。色は黄緑、目と口がついていて跳ねたり転がったりして移動する。内蔵されている手足が出てきて足で階段を登ったりもする。
「ハロ」「アムロ ゲンキカ」「アムロ ゲンキ ナイナ」等の言葉を発する。人が元気かどうかは判断できるらしい。

ガンダムシリーズのマスコット的存在としてその後の戦争でも幾度となく登場することになる。ザンスカール戦争に登場するハロはAIの性能が非常に高くガンダムのサブパイロットを務めウッソの窮地を救ったりもしている。
 

機動戦士ガンダム 1/4 マスコットロボ ハロ (グリーン)

 

パプア級補給艦

ジオン公国軍の宇宙補給艦

物資を格納する部分が二つ並べて艦の上部に設置されていて、上から見るとならべた靴の裏みたいに見える。艦橋は船底にあり真横から見ると拳銃のように見えなくもなく、特徴のあるデザインの船体をしている。上下逆さまにしても船として違和感はない。
色は薄緑で補給艦とは思えないほどの鮮やかな印象を与えてくれるし、おまけに名前の響きがとてもかわいらしい。このようにパプアは補給艦として優れているうえにデザイン性や名前も申し分ない船だが、一年戦争後期には旧式艦となっており、その役割を後継艦のパゾクに取って代わられつつあった。
 

機動戦士ガンダム 1/3500 パプア級補給艦

 

ムサイ

ジオン公国軍の宇宙巡洋艦

ミノフスキー粒子散布環境下における有視界モビルスーツ戦を前提として設計、開発された主力宇宙巡洋艦で宇宙世紀0075年に就役した。ムサイはジオン公国軍艦隊の主力として運用され一年戦争の全期を通して最も活躍した艦艇といえるかもしれない。特に一年戦争緒戦では連邦軍にモビルスーツ部隊が存在しなかったこともあり、連戦連勝し圧倒的な力の差を見せつけた。

船体の色は緑でメガ粒子砲6門、ミサイルランチャー等で武装。熱核ロケットエンジン2基を艦尾下部に目立つ形でくっつけている。モビルスーツ4機を艦橋の下にある格納スペースに搭載することが可能でモビルスーツは艦尾のハッチから出撃する。

大気圏突入能力はないが大気圏突入用の小型カプセル・コムサイを艦首に格納しており、地球に降下する場合はコムサイを切り離し大気圏に突入することができる。
 

EXモデル 1/1700 ムサイ (機動戦士ガンダム)

 

ホワイトベース

地球連邦軍の強襲揚陸艦

モビルスーツの運用を前提として建造された連邦軍初の戦闘艦。モビルスーツ開発計画「V作戦」により建造されたガンダム・ガンキャノン・ガンタンクを搭載、モビルスーツを射出するカタパルトを2本備えている。連邦軍は初めてモビルスーツを使用するホワイトベース隊を実験的な部隊という位置づけにしており通常の艦艇とは異なる運用をした。
見た目は手足を伸ばした白い馬のような形をしておりジオン公国軍から「木馬」と呼ばれている。通常の戦闘艦ではありえないような非常にかっこいい形状をしていて、この艦をデザインした人はおそらく天才。

サイド7に入港したときシャアの部隊の奇襲を受け、急きょサイド7の避難民を乗せ出港。この時、奇襲で正規兵が死傷し艦を運用する人材が不足してしまったため、緊急的に民間人がホワイトベースクルーになった。ガンダムパイロットのアムロ・レイもその一人。
その後、ホワイトベースは多くの戦闘を繰り広げ苦戦しながらもジオン軍を退けていく。連邦軍はこの戦績をみて民間人クルーを正規兵に採用、ホワイトベースを地球連邦宇宙軍ティアンム艦隊第13独立部隊に編入した。ホワイトベースは最終決戦ア・バオア・クー攻略戦でエンジンを打ち抜かれア・バオア・クーに乗り上げる。クルーは白兵戦に移行し必死に戦っていたが、アムロの「声」を聞いたブライト艦長はホワイトベースに危機が迫っていると知り撤退を命令。その後、ア・バオア・クーから脱出したクルーが見つめる中ホワイトベースは大爆発を起こし轟沈した。

艦長はブライト・ノア 操舵士はミライ・ヤシマ
 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)

 

MS-06J 陸戦型 ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクII F型を地球上で運用できるよう改良した陸戦用モビルスーツ。

ジオン公国軍は戦争を短期決戦に持ち込もうとしていたため当初地球に侵攻することは考えていなかった。しかし、レビル将軍の演説により連邦軍は戦争の継続を決定。長期戦になってしまったためジオンは地球に侵攻せざるをえなくなった。
地球の連邦軍要衝を攻めるためジオン公国軍は宇宙戦用に開発されたザクII F型を改良し地球上での戦闘に特化したザクII J型を開発した。重力化で負担がかかる部分を強化したり、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を空冷にしたりと地球上で戦うために多くの改良がなされている。
 

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

RX-79[G] 陸戦型ガンダム

地球連邦軍の先行試作量産型モビルスーツ

一年戦争後期に陸戦用として開発された機体。RX-78-2 ガンダムの開発過程で多量に生産された部品を活用し製造されたため基本的な性能が高い。また、陸戦型ジムと同じ製造ラインで生産されているので、共通するパーツが多く機体破損時のメンテナンス性も優れていた。
ビームライフル、ビームサーベル、180mmキャノン、マシンガン、ロケットランチャー等の強力な武器で武装していて地上戦を優位に進めることができる。装甲には高価なルナチタニウム合金が使用されていて防御力も高い。

東南アジア戦線に展開していた第1機械化混成大隊(コジマ大隊)に多くの機体が配備されたがその中でもシロー・アマダ少尉が率いる第08MS小隊の活躍には目を見張るものがあった。
 

HCM-Pro SP-004 陸戦型ガンダム スペシャルペインテッド (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

MS-06R 高機動型 ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクII F型をもとに機動力を強化した機体。R型と呼ばれることもある。両足にブースターがついており見た目でも推力が増していることがわかる。
黒い三連星はこの機体を駆りルウム戦役で連邦軍旗艦アナンケを撃沈、レビル将軍を捕虜にしている。(機動戦士ガンダム THE ORIGINより) アナベル・ガトーも「ソロモンの悪夢」と呼ばれる前このR型に搭乗しておりエース級パイロットに愛された機体といえる。
 

MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザクII 黒い三連星仕様 Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

RX-77-2 ガンキャノン

地球連邦軍が開発したモビルスーツ

連邦軍の「V作戦」により開発された。連邦軍はガンタンクを開発した後、ガンダムとこのガンキャノンの開発を同時進行させる。ガンダム、ガンタンクと同様にコア・ブロック・システムを採用しコア・ファイターを内蔵している。240mm低反動キャノン砲2門を装備しており中距離攻撃能力に優れている。また耐弾性を重視した設計になっていて装甲が厚くガンダムよりずんぐりとした体形になってしまっている。

メインパイロットはカイ・シデン。戦闘に慣れていないころはコックピットでよく悲鳴を上げ泣いていたが戦いの中で成長し戦争終盤は泣き叫ぶこともなくなった。ガンキャノンの機体は最終決戦ア・バオア・クー攻略戦で破壊され放棄されることになる。
 

MG 1/100 RX-77-2 ガンキャノン (限定クリアパーツ付き) (機動戦士ガンダム)

 

RX-75 ガンタンク

地球連邦軍が開発したモビルスーツ

連邦軍のモビルスーツ開発計画は「V作戦」により開発された機体の一つで下半身はキャタピラー。ガンダム、ガンキャノンと同じくコア・ブロック・システムが導入され、コア・ファイターが内蔵されている。120mm低反動キャノン砲を2門搭載し長距離後方支援を得意とするモビルースーツ。
メインパイロットはリュウ・ホセイとハヤト・コバヤシ。ホワイトベース、ガンダム、ガンキャノンと共に数々の戦闘に参加し活躍するが最終決戦ア・バオア・クー攻略戦で大破した。実はこのガンタンクが地球連邦初のモビルスーツ
 

MG 1/100 RX-75 ガンタンク (機動戦士ガンダム)

 

MS-06S 指揮官用 ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクII F型の改良版で推力を約30%向上させている。指揮官用として生産され配備された。頭部にアンテナがついている。シャア・アズナブルが使用した赤いザクII (いわゆるシャア専用ザク)はこの機体。シャアはこの機体でガンダムと幾度となく格闘戦を行ったが、赤い彗星の経験をもってしても高性能のガンダムを打ち破ることができなかった。
 

メガサイズモデル 1/48 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII (機動戦士ガンダム)