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MS-05B ザクI

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ジオン公国は地球連邦との戦争を準備、ミノフスキー粒子散布下でのモビルスーツを使った電撃戦を画策、その計画のもと宇宙世紀0074年にロールアウトしたのがザクI である。

ザクI の登場によって実戦に対応できるモビルスーツ部隊が公国軍に編成され各種訓練、戦術研究が行われた。この時の訓練、研究がジオンのモビルスーツ戦の礎となっている。しかし、0079年の開戦時には、さらなる性能向上を狙って開発されたザクII に主役を奪われ、実戦でザクI が活躍できる場面は多くはなかった。ザクII の目覚ましい活躍により「ザクといえばザクII」という状況になってしまい、ザクI は「旧ザク」などという何かモヤモヤする呼ばれ方もしている。本家ザクなのに。
機体の色は深緑、ザクマシンガンやバズーカで武装していた。
 

HGUC 1/144 MS-05B ザクI (機動戦士ガンダム)

 

RX-78-2 ガンダム

地球連邦軍が開発したモビルスーツ

一年戦争緒戦でジオン公国のモビルスーツの圧倒的な力を体験した地球連邦軍はモビルスーツの開発に着手する。連邦軍のモビルスーツ開発計画は「V作戦」と呼ばれ、その計画をもとに開発されたのがRX-78-2ガンダムであった。
小型戦闘機コア・ファイターを核とするコア・ブロック・システムの導入、教育型コンピュータ搭載、戦艦並みの強力ビーム兵器の装備等、地球連邦の技術の粋を集めた機体で、一年戦争終盤においてもその優位性を失うことはなかった。

パイロットはアムロ・レイ。アムロはガンダムに乗り多くの戦いに参加する中でニュータイプ能力を拡大させ数々の戦闘に勝利。その結果ガンダムは「白いやつ」「白い悪魔」と呼ばれジオン軍から恐れられるようになる。

ソロモン攻略後、アムロのニュータイプ能力の拡大による反応速度に対応できなくなったガンダムは、マグネット・コーティング処理を施され最終決戦に挑む。最終決戦のア・バオア・クー攻略戦でシャア・アズナブルのジオングと死闘を繰り広げ、最後は相討ちとなり機体は放棄された。
 

MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

MS-06F ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクI の性能向上を目的として開発されたのがこの機体。ザクI より出力が強化され運動性能が高くなっている。一年戦争緒戦から投入され連邦軍を圧倒、モビルスーツ戦が既存戦術に対して有効であることを証明した。
ザクII は一年戦争でジオン公国が最も多く生産したモビルスーツという事実からも、生産性の高さと能力の高さが際立っていた機体だということがうかがえる。しかし、戦争後期になると、連邦軍が開発したモビルスーツの高い性能の前に優位性が保てなくなり、やられ役になることが多かった。

機体の色は緑系でモノアイと呼ばれる一つ目のカメラを搭載。ギリシャ神話に登場する一つ目の巨人サイクロプスのようにも見える。ザクマシンガン、ザクバズーカやヒートホークを装備しており、モビルスーツ同士の白兵戦でも能力を発揮した。
 

MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)