「MS」カテゴリーアーカイブ

MSM-10 ゾック

ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ

モビルスーツとは思えないほどの高出力動力を持ち、メガ粒子砲を9門も搭載する圧倒的火力はもはや歩く戦艦。前後対象のデザインで表裏両方が正面であり死角が少ない。機体色は薄緑で大きなくちばしが印象的。その圧倒的破壊力で要塞を破壊するべくジャブロー攻略作戦に投入されたが連邦軍に撃破されている。
 

HGUC 1/144 MSM-10 ゾック (機動戦士ガンダム)

 

CB-X5 ガンペリー

地球連邦軍のモビルスーツ用輸送機

ホバーとジェットエンジンを組み合わせた推進力でモビルスーツを運搬できる。ホバーは機体前方下部に1つ、左右の下部に1つずつの計3基。ジェットエンジンは機体後部に4基搭載している。
この機体はホワイトベースにも搭載されていた。ホワイトベース搭載のガンペリーはカイ・シデンがかくまっていたジオン軍のスパイ、ミハル・ラトキエが死亡する悲劇の舞台にもなってしまった。
 

EXモデル 1/144 ガンペリー (機動戦士ガンダム)

 

MAM-07 グラブロ

ジオン公国軍の試作型水中用モビルアーマー

宇宙での戦いのために作られたモビルアーマー、ビグロを基に開発された。熱核水流ジェットエンジンを6基搭載し海中での推進力は非常に高く航続距離も長大なものであった。魚雷攻撃だけではなく対空ミサイル攻撃も可能であり空中からの攻撃にも対応できる。また前部に二本の腕がついておりモビルスーツとの格闘戦にも対処できた。

マッドアングラー隊のフラナガン・ブーンが搭乗しガンダムと戦うが、右足を破壊しガンダムを窮地に追いやるほど力を持っていた。さすがモビルアーマー。
 

1/550 MAM-07 グラブロ (機動戦士ガンダム)

 

MSM-07 ズゴック

ジオン公国軍の量産型水陸両用モビルスーツ

同じ水陸両用モビルスーツであるゴッグと同時並行で開発が進められた。ゴッグよりロールアウトが遅かったが開発期間が長くなった分ズゴックの性能のほうが高くなっている。

機体の色は水色。頭と胴体が一体化したような形で腕の先に大きな爪(アイアンネイル)がついているのが特徴的。カニっぽい。頭部からミサイルを発射することが可能で両腕の先端にはメガ粒子砲が装備されている。
ジャブローに向かおうとするホワイトベースを幾度となく攻撃しジャブロー攻略作戦にも投入された。
 

ZEONOGRAPHY #3009a ズゴック

 

MSM-03 ゴッグ

ジオン公国軍の量産型水陸両用モビルスーツ

一年戦争は地球まで戦線が拡大し、海での戦闘も考慮せざるを得なくなったジオン公国軍は水陸両用モビルスーツの開発を開始する。その結果、誕生したのがジオン公国軍初の量産型水陸両用モビルスーツ、ゴッグである。

機体は茶色で、水中移動時に抵抗を減らすためか全体に丸みを帯びた形になっている。熱核水流ジェットを搭載し水中を70ノット以上で移動することが可能。また、腹部にメガ粒子砲を備えており攻撃力も高い。

海を深く潜るため耐圧設計になっており装甲が厚く海中機雷に衝突しても損傷せず、陸上戦でも連邦軍のバルカン砲攻撃を受け付けないほどだった。機雷に当たってしまったゴッグのパイロット、コーカ・ラサは機体にダメージがないことを知って「さすがゴッグだ、なんともないぜ!」という安堵と自信と称賛が混在した発言をしている。しかし、そのブ厚い装甲のために機体重量は重く陸上での動きは鈍い。

1/144 MSM-03 ゴッグ (機動戦士ガンダム)

 

Gファイター

地球連邦軍の支援用重戦闘機

ガンダムの航続距離を伸ばし防御力を高めるために開発された支援機構Gパーツ(Gメカ)の一部でパーツAとパーツBの二つのパーツで構成されている。大きなビーム砲を2門備えていて戦闘機としての攻撃力が高かった
主なパイロットはセイラ・マスとスレッガー・ロウ。ソロモン攻略戦でスレッガーはGファイターに乗りビグザムに特攻をしかけるがクローの直撃を受け戦死した。Gファイターは映画版には登場せずコアブースターにとって代わられている。
 

MG 1/100 Gファイター [ガンダム Ver.2.0用 V作戦モデル] (機動戦士ガンダム)

 

61式戦車

地球連邦軍の主力戦車

宇宙世紀0061年に開発されて以来、地球連邦軍地上軍の主力として活躍した。しかしジオン公国がモビルスーツを開発して以降モビルスーツの機動力に対応できず主力としての地位を失った。
主砲は155mmの2連装式で見た目がものすごくかっこいい。旧型ではあるもののオデッサ作戦に大量投入されジオン公国軍を退却させることに貢献した。
 

UCHG 1/35 地球連邦軍61式戦車5型 セモベンテ隊 (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

 

RGM-79[G] 陸戦型ジム

地球連邦軍の先行試作量産型モビルスーツ

いわゆるジム(RGM-79)よりも前に生産された機体で東南アジア戦線をはじめとする地球の最前線に配備された。その後大量に生産されるジム(RGM-79)はRX-78-2ガンダムの戦闘データを活用して生産されたが、本機はガンダムが本格的に運用される前に生産されたためガンダムのデータの活用はできていない。

ビームサーベル、ビームライフル、マシンガン、ロケット・ランチャーといった数多くの武器で武装することが可能で攻撃力が高い。また、装甲にはルナチタニウム合金が使用されていて防御力も高かった。
 

HG 1/144 RGM-79[G] ジム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

MS-09 ドム

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

地上での機動力を重視し開発された機体。熱核ジェットエンジンを足の下部に備えており足で走らなくても地表を滑るように移動できる。その移動スピードは時速381km(または時速280km)に達するといわれている。

移動力が高い機体は重量を軽減するため装甲を薄くしていると考えてしまうがドムはその逆で装甲も厚く防御力が高い。
装甲が厚いせいか少しぽっちゃり体型に見えるが機体に黒と紫を基調としたシックなカラーを使っており、そのぽっちゃり体型があまり気にならない。
左胸に拡散ビーム砲を備え、ヒート・サーベルやジャイアント・バズで武装している。

ルウム戦役の英雄、黒い三連星はこの機体を駆り必殺技「ジェット・ストリーム・アタック」でガンダムに挑むがマチルダ中尉の命を懸けた妨害もあり「ジェット・ストリーム・アタック」は打ち破られ黒い三連星は崩壊した。

HGUC 1/144 MS-09 ドム/MS-09R リック・ドム (機動戦士ガンダム)

 

ミデア

地球連邦軍の輸送機

垂直離着陸が可能な輸送機で滑走路がない地域にも輸送が可能だった。武装は両翼に機銃が装備されているだけで火力は非常に小さい。機体の色は黄色。
補給、兵站はどの戦争でも重要でありその補給を担っていたこの輸送機は連邦軍の勝利に重要な役割をはたしたといえる。

連邦軍勝利への貢献の大きなものの一つにホワイトベース隊の窮地を幾度となく救っているということがある。ジオン勢力圏の北アメリカに降下せざるを得なかったホワイトベースは補給を受けることもできず窮地に追いやられていた。そのホワイトベースを救ったのがこのミデア輸送機である。マチルダ・アジャン中尉は危険を顧みずミデア輸送隊を率いて敵勢力圏の北アメリカに突入、ホワイトベースへの補給を実行した。また、オデッサ作戦直前にはホワイトベース隊を襲う黒い三連星のドムに対し特攻。ミデアは撃墜されマチルダは戦死したがホワイトベース隊を守りきった。
 
 

1/550 ミデア (機動戦士ガンダム)