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MRX-010 サイコガンダムMk-II

地球連邦軍が開発したニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

サイコガンダムを開発したムラサメ研究所がその後継機としてロールアウトさせた機体。
拡散メガ粒子砲3門、指部ビーム砲10門、メガ粒子砲20門、ビームソードなどで武装し、圧倒的な攻撃力を持つサイコガンダムよりさらに攻撃力が高くなっていて、その上、リフレクタービットを使用したオールレンジ攻撃も可能になっている。
ムラサメ研究所のフォウ・ムラサメがパイロットになる予定だったがサイコガンダムMk-IIを実戦投入する時には彼女はすでに死亡しておりオーガスタ研究所の強化人間ロザミア・バダムが後を引き継いだ。

ティターンズは本機をグリプス2(コロニーレーザー)を防衛するために使うつもりだったが、実戦投入時はすでにグリプス2を奪われてしまっていた。グリプス戦役末期アーガマを落とすべくサイコガンダムMk-IIは出撃する。激戦の末、Ζガンダムにコックピットを打ち抜かれパイロット、ロザミア・バダムは死亡。機体は損傷を受けたまま回収もされず放置された。
その後、ネオ・ジオン(アクシズ)が本機を回収し第一次ネオ・ジオン戦争中に再利用、プルツーがパイロットとなり実戦投入されている。

GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1003 サイコ・ガンダムMk-2

 

グワンバン

アクシズ(ネオ・ジオン)の宇宙戦艦

グワダンが沈んだ後アクシズ艦隊の旗艦として使用された。デラーズ紛争時に地球圏に派遣されたアクシズ先遣艦隊の旗艦グワンザンの同型艦であり、巨大モビルアーマーを搭載することができた。第一次ネオ・ジオン戦争では反乱を起こしたグレミー・トトの艦隊の旗艦として使用されている。上から見るとひょうたん、もしくはバイオリンのような形をしていて非常に個性的な印象を与える。
 

ガンダムウォーネグザ グワンバン(コモン) 《カード》

 

PMX-002 ボリノーク・サマーン

ジュピトリスで開発された試作モビルスーツ

ジュピトリスのパプテマス・シロッコが開発した機体で偵察能力を重視した設計になっている。シロッコはジ・Oとジ・Oを援護するパラス・アテネ、そしてこのボリノーク・サマーンをひとまとまりにして用いることを想定していて、偵察・索敵を担当する本機の役割は重要だった。
頭のドーム部分に感知器を搭載していて、そこから得られた少ない情報を基に高度な解析処理を行い的確な戦域情報を味方の機体に伝達した。

パイロットはシロッコを信奉するサラ・ザビアロフ。サラのボリノーク・サマーンはハマーンのキュベレイとシロッコのジ・Oが対峙する中、そこに割り込みシロッコを討とうとするカツ・コバヤシの攻撃を体を張って防ぎ、シロッコの身代わりとなって撃破された。
 

機動戦士Zガンダム 1/144 PMX-002 ボリノーク・サマーン 未塗装組立キット

 

AMX-004 キュベレイ

アクシズが開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

ア・バオア・クー攻防戦後アステロイドベルトに逃れた一部のジオン公国軍は小惑星基地アクシズでジオン公国の再興をはかるため力を蓄えていた。その期間にアクシズでは技術研究を継続しており、かつてのニュータイプ研究機関フラナガン機関が養った技術もさらに進化させていた。これらの純粋なジオンのモビルスーツ技術、ニュータイプ技術を結晶化させたのがこのキュベレイであり、かつてララァ・スンが乗ったモビルアーマー・エルメスの後継機として誕生した。

キュベレイはサイコミュを搭載していて、それと連動した多数のファンネル(遠隔操作できるビーム砲)によって敵にオールレンジ攻撃を仕掛けることができる。かつてのエルメスはビットと呼ばれるわりと大型の遠隔操作型ビーム砲を使用していたが、それに代わるファンネルはかなり小型化されていてモビルスーツに格納できるまでの大きさになっている。また、ファンネルの他にビームサーベルを装備していて近接戦闘で威力を発揮した。

出力は1,820kw、総推力は61,600kgでΖガンダムなどと比べると少し見劣りする値だが、両肩に大きく張り出た4枚のバインダーに主要推進装置を集めていて、バインダーを柔軟に動かすことによって推力を一定方向に集中させるが可能であり、それによって高い機動性・運動性を確保している。

ニュータイプ専用機にはニュータイプ能力を保持する人間にしかその機体性能を十分に活用することができないという制限があるが、キュベレイもその制限から逃れることができない機体だった。アクシズにニュータイプ専用機キュベレイの能力を最大限に引き出せる人間はハマーン・カーン以外存在しなかったため、アクシズの最高指導者であるハマーン自身がキュベレイのパイロットとして戦場に引き出されることになる。政治的指導者を戦場の最前線に立たせることになったキュベレイは軍全体の士気を高めることに貢献した機体かもしれないが、もう一方で主要人物を失うリスクも高めてしまっていた機体だといえるかもしれない。

本機はグリプス戦役で使用され多くの戦いに参加しアクシズの地位を向上させることに貢献した。引き続き第一次ネオ・ジオン戦争にも参戦、その能力をいかんなく発揮し活躍したが最後はΖΖガンダムの前に敗れ去りハマーンと共に散華した。
 
 

1/144 HGUC キュベレイ スペシャルコーディングVer.

 

グワダン

アクシズの超大型宇宙戦艦

かつてジオン公国軍が旗艦として運用していたグワジンの後継艦でアクシズ艦隊の旗艦。

とにかく巨大でその大きさは連邦軍の超大型戦艦ドゴス・ギアをも上回っており、その巨体に多くのメガ粒子砲、その他ミサイル等多数の武器を装備し圧倒的ともいえる火力を保持していた。また、多数のモビルスーツを搭載でき、その多くのモビルスーツを艦上部に用意された2本のカタパルトと艦艇にあるモビルスーツ射出口で同時に運用できた。その上グワジンにも存在した丸い大型推進剤備蓄タンクを8個備えていて航続距離も非常に長い。

ジオン公国の公王位を継承したミネバ・ラオ・ザビとアクシズの政治指導者ハマーン・カーンが乗艦しており、まさにアクシズの核心と同義ともいえる船だった。艦内のミネバと謁見するために用意された空間は仰々しい厳威に満ちたつくりになっていて、この船がジオン公国の技術だけではなくジオン公国のセンスも純粋に受け継いでいることがよくわかる。艦の能力は非常に高いが乗組員の練度は低く、捕えていたエゥーゴのメンバーをたやすく逃がしたりしてしまっている。
 
 

ガンダムウォーネグザ グワダン(アンコモン) 《カード》

 

ドゴス・ギア

ティターンズの大型戦艦。

ティターンズの旗艦となるべく建造された船で非常に巨大。その大きさはアクシズのグワダン次ぐ規模で地球連邦軍系の船では最大のものだった。その巨体に砲身の長い強力なメガ粒子砲を3門、数えるのがめんどくさくなるほどの多数のメガ粒子砲、その他もろもろの武器を装備しており、その火力はグリプス戦役を戦った船の中で最強と言われている。
このような圧倒的火力を誇っている船であるが、そのほかに10個以上のモビルスーツ射出用のカタパルトが艦のあらゆるところに設置してありモビルスーツの同時運用能力もケタ違いに高いものだった。

ドゴス・ギアは建造された後ティターンズに参加したパプテマス・シロッコに与えられる。シロッコの指揮の下ドゴス・ギアはアポロ作戦でフォン・ブラウン市の制圧に貢献するなど活躍を見せるが、ティターンズはジュピトリスを戦場に引きずり出すためにシロッコにドゴス・ギアを返上させる。その後ドゴス・ギアはバスク・オムの船になるが、シロッコの差し金による攻撃で撃沈されバスクも死亡した。
 

ガンダムウォーネグザ ドゴス・ギア(アンコモン) 《カード》

 

NRX-055 バウンド・ドック

ティターンズのニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

北米にあるニュータイプ研究所、オークランド研究所によって開発された機体。
ムーバブルフレーム(内骨格型フレーム)を使った可変機で、モビルスーツ形態の時はスカートをはいた狐のような風貌をしている。モビルアーマー形態の時はモビルスーツ時に足だった部分が巨大な腕の役割を果たし丸々としたロブスターのような形になる。モビルアーマー時はビグロやグラブロの形に似ている。

機体のコントロールにサイコミュを使用しているニュータイプ専用機だがニュータイプ・強化人間ではない人間も操縦しているのでサイコミュとは別の制御系があるのかもしれない。
拡散メガ粒子砲を備え、ビームライフルやビームサーベルで武装しており遠距離からの一撃離脱戦法や近接モビルスーツ戦にも対応できる。

パイロットは強化人間ロザミア・バダムや強運人間ジェリド・メサが担当していた。グリプス2攻防戦でジェリドは本機に乗りΖガンダムと対決するが、Ζガンダムのビーム攻撃を受け吹き飛ばされてラーディッシュ爆沈の巻き添えになり死亡。数多くのマシンに乗ってカミーユと対決してきたジェリドだったが彼にとって最後の機体がこのバウンド・ドックになった。
 

MS IN ACTION!! バウンドドック

 

RMS-106CS ハイザック・カスタム

ティターンズがハイザックを局地戦用に改修した機体

狙撃用に改良されていてスナイパーのような役割を果たす。グリプス戦役時、サイド2でエゥーゴのモビルスーツを多数狙撃し戦果を挙げたが百式に落とされている。隠れハイザックと呼ばれたりもしていた。
 
 

ガンダムコレクションNEO1 ハイザック・カスタム 09 《ブラインドボックス》

 

MSK-008 ディジェ

カラバの試作モビルスーツ

エゥーゴのリック・ディアスを改修し大気圏内での戦闘能力を高めた機体。パイロットはアムロ・レイ。
ディジェの基となったリック・ディアスはガンダム系の機体なのだがディジェに改修されてなぜか見た目がジオンっぽくなっている。改修を担当した技術陣がジオン系だったからかもしれないが、ガンダムのパイロットとして強烈な印象が残っているアムロ・レイが乗る機体としては何か違和感を感じてしまう。

本機を操るアムロはカラバの協力者としてキリマンジャロ基地攻撃、ダカール連邦議会占拠等でエゥーゴと共に戦いガルダ級メロゥドを沈黙させるなど多くの活躍を見せている。
 

1/144 Zゼータガンダム ディジェ

 

RX-160 バイアラン

ティターンズの試作モビルスーツ

可変機能を持たない第二世代モビルスーツであるが、多数のスラスターを搭載し第三世代モビルスーツに匹敵する空中飛行能力を持っていた。肩の部分に推進装置を備え脇の下にスラスターを設置しているため肩幅が異常に広くなっておりイカリ肩が甚だしい。ビームサーベルで武装し、両手の手のひらにメガ粒子砲がある。

キリマンジャロ基地攻防戦でジェリドのバイアランはカミーユを庇うフォウが乗っていたサイコガンダムのコックピットをビームサーベルで貫いてしまっている。
 
 

1/220 Zゼータガンダム バイアラン