PMX-001 パラス・アテネ

ジュピトリスで開発された試作モビルスーツ

パプテマス・シロッコが木星往還船ジュピトリスで設計・開発を行った機体。拡散ビーム砲、大小多くのミサイル、メガ・ビーム砲、2連ビーム・ガンなどの強力な火器を数多く搭載していてモビルアーマー並み火力を誇り、中長距離からの支援攻撃能力が高い機体。人間を死に追いやる8基の大型ミサイルを羽を広げるように装備しているその姿は皮肉にも後光を放っている聖人のようにも見える。
シロッコはこの中長距離攻撃能力に優れたパラス・アテネと、近接戦闘能力に優れたジ・O、偵察索敵能力に優れたボリノーク・サマーンを三位一体で運用することを考えていた。

アーガマから降ったレコア・ロンドがパイロットを務めたが、過去に味方だったアーガマクルーとの戦いの中で撃破され宇宙の塵になった。
 

HGUC 1/144 PMX-001 パラス・アテネ (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0088年2月2日 ハマーンが小惑星アクシズを月面都市グラナダに落下させる作戦を実行

宇宙世紀 0088年2月2日

コロニーレーザー「グリプス2」を奪われたハマーンはエゥーゴに対する復讐のため小惑星基地アクシズを月面都市グラナダに落とそうとする。エゥーゴは手に入れたばかりのグリプス2を発射、アクシズの軌道を変更することに成功しグラナダとグラナダ市民を救った。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

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隕石の落下を阻止する人たちの映画

 

MRX-010 サイコガンダムMk-II

地球連邦軍が開発したニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

サイコガンダムを開発したムラサメ研究所がその後継機としてロールアウトさせた機体。
拡散メガ粒子砲3門、指部ビーム砲10門、メガ粒子砲20門、ビームソードなどで武装し、圧倒的な攻撃力を持つサイコガンダムよりさらに攻撃力が高くなっていて、その上、リフレクタービットを使用したオールレンジ攻撃も可能になっている。
ムラサメ研究所のフォウ・ムラサメがパイロットになる予定だったがサイコガンダムMk-IIを実戦投入する時には彼女はすでに死亡しておりオーガスタ研究所の強化人間ロザミア・バダムが後を引き継いだ。

ティターンズは本機をグリプス2(コロニーレーザー)を防衛するために使うつもりだったが、実戦投入時はすでにグリプス2を奪われてしまっていた。グリプス戦役末期アーガマを落とすべくサイコガンダムMk-IIは出撃する。激戦の末、Ζガンダムにコックピットを打ち抜かれパイロット、ロザミア・バダムは死亡。機体は損傷を受けたまま回収もされず放置された。
その後、ネオ・ジオン(アクシズ)が本機を回収し第一次ネオ・ジオン戦争中に再利用、プルツーがパイロットとなり実戦投入されている。

GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1003 サイコ・ガンダムMk-2

 

グワンバン

アクシズ(ネオ・ジオン)の宇宙戦艦

グワダンが沈んだ後アクシズ艦隊の旗艦として使用された。デラーズ紛争時に地球圏に派遣されたアクシズ先遣艦隊の旗艦グワンザンの同型艦であり、巨大モビルアーマーを搭載することができた。第一次ネオ・ジオン戦争では反乱を起こしたグレミー・トトの艦隊の旗艦として使用されている。上から見るとひょうたん、もしくはバイオリンのような形をしていて非常に個性的な印象を与える。
 

ガンダムウォーネグザ グワンバン(コモン) 《カード》

 

U.C.0088年2月2日 エゥーゴがメールシュトローム作戦を発動。エゥーゴがグリプス2を掌握

宇宙世紀 0088年2月2日

アクシズが所有するコロニーレーザー「グリプス2」を奪うためエゥーゴは「メールシュトローム作戦」を発動した。
アーガマとラーディッシュの部隊はグリプス2の周囲から渦を巻くように中心部に向かって侵攻、コロニーレーザーを防衛するアクシズの部隊を打ち破りグリプス2を掌握することに成功した。
作戦名は伝説の海の怪物クラーケンが引き起こす巨大な海の渦「メールシュトローム」から名付けられた。
 
 
 

PG 1/60 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)MG 1/100 AMX-004 キュベレイ (機動戦士Zガンダム)

カミーユのゼータは陽動として出撃しハマーンのキュベレイと対峙する

 
 

【ガンダムウォー】ドラッツェHGUC 1/144 AMX-003 ガザC (機動戦士Zガンダム)ガンダムウォーネグザ グワンバン(コモン) 《カード》

アクシズ艦隊はエゥーゴの猛攻に耐えることができずグリプス2を放棄し撤退した

 

PMX-002 ボリノーク・サマーン

ジュピトリスで開発された試作モビルスーツ

ジュピトリスのパプテマス・シロッコが開発した機体で偵察能力を重視した設計になっている。シロッコはジ・Oとジ・Oを援護するパラス・アテネ、そしてこのボリノーク・サマーンをひとまとまりにして用いることを想定していて、偵察・索敵を担当する本機の役割は重要だった。
頭のドーム部分に感知器を搭載していて、そこから得られた少ない情報を基に高度な解析処理を行い的確な戦域情報を味方の機体に伝達した。

パイロットはシロッコを信奉するサラ・ザビアロフ。サラのボリノーク・サマーンはハマーンのキュベレイとシロッコのジ・Oが対峙する中、そこに割り込みシロッコを討とうとするカツ・コバヤシの攻撃を体を張って防ぎ、シロッコの身代わりとなって撃破された。
 

機動戦士Zガンダム 1/144 PMX-002 ボリノーク・サマーン 未塗装組立キット

 

U.C.0088年1月25日 ティターンズとアクシズの同盟が破棄される。シロッコがジャミトフを暗殺しティターンズを乗っ取る

宇宙世紀 0088年1月25日

宇宙要塞「ゼダンの門」とコロニーレーザー「グリプス2」を失ったティターンズは主敵のエゥーゴに対して優位に立つために再びアクシズと協調関係を構築しようとする。
アクシズ艦隊の旗艦グワダンに赴いたティターンズのジャミトフとシロッコはハマーンと会見することになるが交渉は破断、ティターンズの乗っ取りを企んでいた野心家シロッコはこの機に乗じジャミトフを暗殺する。シロッコはハマーンによってジャミトフが暗殺されたと嘘をつき、アクシズに対する復讐を真っ先に唱えることで自身がティターンズをコントロールしようとした。
これまでティターンズの軍事作戦を取り仕切ってきたバスク・オム大佐はシロッコの行動に従わなかったためシロッコの息のかかった部隊に撃破されることになる。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

ガンダムウォーネグザ ジ・O&シロッコ(ネグザレア) 《カード》【ガンダムウォー】ジャミトフ・ハイマンガンダムウォーネグザ ハマーン・カーン(レア) 《カード》

シロッコ、ジャミトフ、ハマーンはグワダンで会談する

 
 

森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ サラ・ザビアロフ

グワダンから脱出したシロッコがハマーンのキュベレイと対峙する中その隙をついてカツ・コバヤシがシロッコにとどめを刺そうとする。サラはカツの攻撃からシロッコを守るために楯となり命を落とした。

 

AMX-004 キュベレイ

アクシズが開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

ア・バオア・クー攻防戦後アステロイドベルトに逃れた一部のジオン公国軍は小惑星基地アクシズでジオン公国の再興をはかるため力を蓄えていた。その期間にアクシズでは技術研究を継続しており、かつてのニュータイプ研究機関フラナガン機関が養った技術もさらに進化させていた。これらの純粋なジオンのモビルスーツ技術、ニュータイプ技術を結晶化させたのがこのキュベレイであり、かつてララァ・スンが乗ったモビルアーマー・エルメスの後継機として誕生した。

キュベレイはサイコミュを搭載していて、それと連動した多数のファンネル(遠隔操作できるビーム砲)によって敵にオールレンジ攻撃を仕掛けることができる。かつてのエルメスはビットと呼ばれるわりと大型の遠隔操作型ビーム砲を使用していたが、それに代わるファンネルはかなり小型化されていてモビルスーツに格納できるまでの大きさになっている。また、ファンネルの他にビームサーベルを装備していて近接戦闘で威力を発揮した。

出力は1,820kw、総推力は61,600kgでΖガンダムなどと比べると少し見劣りする値だが、両肩に大きく張り出た4枚のバインダーに主要推進装置を集めていて、バインダーを柔軟に動かすことによって推力を一定方向に集中させるが可能であり、それによって高い機動性・運動性を確保している。

ニュータイプ専用機にはニュータイプ能力を保持する人間にしかその機体性能を十分に活用することができないという制限があるが、キュベレイもその制限から逃れることができない機体だった。アクシズにニュータイプ専用機キュベレイの能力を最大限に引き出せる人間はハマーン・カーン以外存在しなかったため、アクシズの最高指導者であるハマーン自身がキュベレイのパイロットとして戦場に引き出されることになる。政治的指導者を戦場の最前線に立たせることになったキュベレイは軍全体の士気を高めることに貢献した機体かもしれないが、もう一方で主要人物を失うリスクも高めてしまっていた機体だといえるかもしれない。

本機はグリプス戦役で使用され多くの戦いに参加しアクシズの地位を向上させることに貢献した。引き続き第一次ネオ・ジオン戦争にも参戦、その能力をいかんなく発揮し活躍したが最後はΖΖガンダムの前に敗れ去りハマーンと共に散華した。
 
 

1/144 HGUC キュベレイ スペシャルコーディングVer.

 

U.C.0088年1月18日 小惑星アクシズがゼダンの門に衝突。アクシズがグリプス2を手中にする

宇宙世紀 0088年1月18日

ジオン公国再興をめざすハマーン・カーンはゼダンの門でティターンズの指導者ジャミトフ・ハイマンと交渉を行う。しかし交渉は不調に終わりハマーンはジャミトフの殺害を謀った。ジャミトフは何とか逃げのび、その直後ティターンズ軍とアクシズ軍はゼダンの門宙域で戦闘を開始、アクシズと密約をむすんでいたエゥーゴも戦闘に参加し、ティターンズ VS アクシズ・エゥーゴ共同軍の構図で戦争を行った。

ハマーンはこの戦いをはじめから計画しており大胆にも自らの拠点である小惑星基地アクシズをゼダンの門をぶつけるという常識外の作戦を実行した。信じられないようなこの結果にティターンズは大混乱し、ゼダンの門から脱出しようとする艦艇の多くが衝突によって出現した無数の岩石弾の餌食となった。

ハマーンはこの大混乱の中コロニーレーザー「グリプス2」にも部隊を送りそれを占領、アクシズはこの戦いによってティターンズやエゥーゴに対して相対的に優位に立つほどの力を得ることになったのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

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ゼダンの門(ア・バオア・クー)はアクシズの衝突により真っ二つにされる

 

グワダン

アクシズの超大型宇宙戦艦

かつてジオン公国軍が旗艦として運用していたグワジンの後継艦でアクシズ艦隊の旗艦。

とにかく巨大でその大きさは連邦軍の超大型戦艦ドゴス・ギアをも上回っており、その巨体に多くのメガ粒子砲、その他ミサイル等多数の武器を装備し圧倒的ともいえる火力を保持していた。また、多数のモビルスーツを搭載でき、その多くのモビルスーツを艦上部に用意された2本のカタパルトと艦艇にあるモビルスーツ射出口で同時に運用できた。その上グワジンにも存在した丸い大型推進剤備蓄タンクを8個備えていて航続距離も非常に長い。

ジオン公国の公王位を継承したミネバ・ラオ・ザビとアクシズの政治指導者ハマーン・カーンが乗艦しており、まさにアクシズの核心と同義ともいえる船だった。艦内のミネバと謁見するために用意された空間は仰々しい厳威に満ちたつくりになっていて、この船がジオン公国の技術だけではなくジオン公国のセンスも純粋に受け継いでいることがよくわかる。艦の能力は非常に高いが乗組員の練度は低く、捕えていたエゥーゴのメンバーをたやすく逃がしたりしてしまっている。
 
 

ガンダムウォーネグザ グワダン(アンコモン) 《カード》