「MS」カテゴリーアーカイブ

AMX-107 バウ

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型可変モビルスーツ

上半身部分(バウ・アタッカー)と下半身部分(バウ・ナッター)を分離することができる可変型モビルスーツで分離したそれぞれの部分が飛行形態に変形し敵を攻撃することができた。下半身部分(バウ・ナッター)は上半身部分(バウ・アタッカー)に搭乗しているパイロットによって遠隔操作され誘導することができる。可変しなくても基本的に優秀な機体でメガ粒子砲付のシールドやグレネードランチャーなどで武装し白兵戦などで高い能力を発揮した。

グレミー・トトがパイロットを務めた機体は朱色で塗装されていたがその他の機体は緑色で統一されていた。反乱を起こした後のグレミー軍所属のバウは灰色に塗装されている。
 
 

HGUC 1/144 AMX-107 バウ (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-104 R・ジャジャ

ネオ・ジオン(アクシズ)が開発した試作モビルスーツ

一年戦争でジオン公国軍が使用したギャンをベースに開発された機体でギャンと同じく白兵戦に長けた能力を持っていた。肩にはミサイルポッドがあり、ビームライフルやビームサーベルで武装している。外観は中世ヨーロッパの重装騎士のようなフォルムをしていて、同じく西洋騎士風だったギャンの後継としてふさわしい機体といえる。
ネオ・ジオンの指揮官用のモビルスーツとして運用されキャラ・スーン等がパイロットになり活躍した。
 

1/144 Rジャジャ

 

MSΖ-010 ΖΖガンダム

エゥーゴのニュータイプ専用試作可変モビルスーツ

エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社が共同推進した「Ζ計画」によって開発された第四世代モビルスーツ。

ΖΖガンダムは全体をコントロールするネオ・コア・ファイターと上半身部分のコア・トップ、下半身部分のコア・ベースの3機の可変戦闘機で構成され、それぞれの戦闘機が変形し合体することによってモビルスーツ形態に成る。
各戦闘機には個別にパイロットが乗り込み戦闘機・攻撃機としての役割を果たすが合体時はネオ・コア・ファイターのパイロットが中心になって機体をコントロールする。コントロールにはバイオセンサーと呼ばれる精神波感応インターフェースを使用しているためニュータイプにしか本機の最大能力を引き出すことはできない。また、合体により巡洋艦に匹敵する航続距離、攻撃力を持つ重戦闘爆撃機形態(Gフォートレス)になることも可能であることから、モビルスーツとしてだけではなく幅広い運用が可能だった。
本機は可変機Ζガンダムの後継機ではあるが合体機構によって戦闘能力を変化させる様子を見ていると、どちらかというとコア・ブロック・システムと支援機構Gパーツを採用したRX-78-2ガンダムの直系のように見える。

ΖΖガンダムの武装は出力の大きい2連装メガビームライフル、ビームキャノン、21連装ミサイルランチャー、ハイパー・ビーム・サーベル等であり、それだけでも圧倒的な破壊力を持っていたのだが、その上ハイ・メガ・キャノンを額に備えていたため総合的な火力は戦艦に匹敵するほどだった。
これらの重武装によって機体の俊敏性は低下しそうなものだが合体した3機の戦闘機から生まれるモビルスーツのものとは思えない驚異的な推進力で機敏に動くことができる。

メインパイロットはジュドー・アーシタ。第一次ネオ・ジオン戦争でエゥーゴが使用しネオ・ジオン軍撃滅に貢献する。最終決戦ではハマーンのキュベレイを打ち破った。

HGUC 1/144 MSZ-010 ダブルゼータガンダム (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-103 ハンマ・ハンマ

ネオ・ジオン(アクシズ)が開発した試作モビルスーツ

手のひらに当たる部分に3連装ビーム砲を搭載していて手を腕から分離、有線でコントロールすることでオールレンジ攻撃が可能だった。ジオングっぽい。肩とスカートの部分に多数のスラスターを配置し大きな推力を発生させることができるので素早い動きができる。鮮やかな緑で塗装され見た目が非常に美しい機体。
マシュマー・セロはこの機体に乗りΖガンダムに対して互角以上に戦うが、その後ΖΖガンダムにボコボコにされた。
 

1/144 ハンマハンマ

 

AMX-006 ガザD

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型可変モビルスーツ

ガザCをベースに特に近接戦闘能力の向上を目的として開発された機体。ガザCより小型化され、推力も増強されているため機動力が増し、メガ粒子砲等を装備することにより火力も向上している。また、ガザCと同じく可変機構を持ちモビルアーマー形態にもなることができて移動砲台としての能力も保持していた。

本機は第一次ネオ・ジオン戦争で主力機として使用され活躍する。また、第一次ネオ・ジオン戦争終戦から約7年後、ラプラス戦争で袖付きと呼ばれるネオ・ジオン系の軍事組織によって使用されている。
 
 

1/144 AMX-006 ガザD (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-102 ズサ

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型モビルスーツ

白兵戦が得意なガルスJを支援することを目的として開発された中距離支援モビルスーツ。ネオ・ジオン(アクシズ)の地球侵攻作戦を成功させるためガルスJと一体的に運用された。両肩には巨大なミサイルポッドを装備していて武器庫が歩いているかのように見える。大型ブースターを装着することにより大気圏を飛行することが可能で移動力にも優れていた。
 

1/144 AMX-102 ズサ (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-101 ガルスJ

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型モビルスーツ

ネオ・ジオン(アクシズ)は地球侵攻作戦を実現するため地球での戦闘で能力を発揮できるモビルスーツを必要としており、そのために開発されたのがこのガルスJだった。地上での白兵戦が得意で左手の5連装フィンガーランチャーやミサイルポッド、ビームサーベルで武装している。

第一次ネオ・ジオン戦争に投入されマシュマー・セロや他のネオ・ジオン兵がパイロットを担当した。ラプラス戦争ではジオン残党軍が連邦軍のトリントン基地を攻撃するために使用している。
 

1/144 AMX-101 ガルスJ (機動戦士ガンダムZZ)

 

PMX-003 ジ・O

ジュピトリスで開発されたニュータイプ専用試作モビルスーツ。読み方は(ジオ)

独創性豊かな髪形をしている天才パプテマス・シロッコが木星往還船ジュピトリス内で設計・開発したニュータイプ専用機でサイコミュとよく似た精神波感応インターフェースで機体を制御している。この精神波感応インターフェースはニュータイプのシロッコ専用に調整されていて彼のみがジ・O(ジ・オ)の能力を最大化できる。

機体はモビルスーツとしては非常に大きく丸々としていてとても機動力があるように見えないが、姿勢制御用のバーニアは50を超え推力も大きくその見た目とは裏腹に凄まじいほどの機動性、敏捷性を誇っていた。ぽっちゃり体型なのはその高い機動性を支える多数のバーニアや、移動力を確保するための大量の推進剤を抱えているからであって、機動力・移動力を高めるために、つい機体の軽量化・小型化に勤しんでしまう一般人とは逆の天才の発想から導き出されたスタイルだった。

ビーム・ソード4本で武装していて2本の腕と2本の隠し腕、合計4本の腕で同時に扱うことができた。4本の腕で戦うその姿はまるで古代インドのヴィシュヌ神のようにも見える。その他の武器には大型ビーム・ライフルがあり長距離からの攻撃、敵ファンネルの迎撃等に使用された。

グリプス戦役終盤シロッコはこの機体に乗りグリプス2(コロニーレーザー)をめぐるエゥーゴ・アクシズとの三つ巴の戦いに赴く。百式、Ζガンダム、キュベレイと乱戦を戦った後Ζガンダムとの一騎打ちになるが、Ζガンダムが放つ超常の力の前にジ・Oは沈黙。ウェイブライダーに変形したΖガンダムの特攻を避けられずシロッコは即死、ジ・Oは爆発して宇宙の塵になった。

MG 1/100 PMX-003 ジ・O (機動戦士Zガンダム)

 

エンドラ級

アクシズ(ネオ・ジオン)の巡洋艦

ムサイの後継艦。2本のカタパルトが艦前方に内蔵されていてムサイよりモビルスーツ運用能力が高い。また、大気圏突入も可能で地球上での飛行、戦闘にも対応しており宇宙でしか運用できなかったムサイより飛躍的に戦闘可能範囲が拡大している。第一次ネオ・ジオン戦争では一番艦エンドラの艦長をマシュマー・セロが務めていた。
 
 

ガンダムウォーネグザ エンドラ(コモン) 《カード》

 

PMX-001 パラス・アテネ

ジュピトリスで開発された試作モビルスーツ

パプテマス・シロッコが木星往還船ジュピトリスで設計・開発を行った機体。拡散ビーム砲、大小多くのミサイル、メガ・ビーム砲、2連ビーム・ガンなどの強力な火器を数多く搭載していてモビルアーマー並み火力を誇り、中長距離からの支援攻撃能力が高い機体。人間を死に追いやる8基の大型ミサイルを羽を広げるように装備しているその姿は皮肉にも後光を放っている聖人のようにも見える。
シロッコはこの中長距離攻撃能力に優れたパラス・アテネと、近接戦闘能力に優れたジ・O、偵察索敵能力に優れたボリノーク・サマーンを三位一体で運用することを考えていた。

アーガマから降ったレコア・ロンドがパイロットを務めたが、過去に味方だったアーガマクルーとの戦いの中で撃破され宇宙の塵になった。
 

HGUC 1/144 PMX-001 パラス・アテネ (機動戦士Zガンダム)