「MS」カテゴリーアーカイブ

RMS-192M ザク・マリナー

地球連邦軍が開発した水陸両用モビルスーツ

一年戦争でジオン公国軍が使用していた水陸両用機ザク・マリンタイプをベースに戦後、連邦軍が改良を加えて生産した機体。
ムーバブルフレーム(内骨格型フレーム)、コックピットに全天周囲モニター・リニアシート、装甲にガンダリウム(一部)を採用していて第二世代モビルスーツに近い性能を持ち水陸両用機として非常に優れた機体だった。ウォータージェット推進機関を装備し水中での移動力が高く、地上ではそのウォータージェット推進機関の一部を分離することで俊敏に動くことができた。
本機は連邦軍が生産したモビルスーツだが一部の機体はネオ・ジオン軍が地球に侵攻した際に奪われ、その後ネオ・ジオンの戦力として活用された。ネオ・ジオンにはカプールという立派な水陸両用機があったのだが、ザク・マリナーの性能と信頼性が高かったためネオ・ジオン兵は好んで本機を使用したらしい。

HGUC 1/144 RMS-192M ザク・マリナー (機動戦士ガンダムZZ)

 

RGM-86R ジムIII

カラバが開発した量産型モビルスーツ

地球連邦軍のジムIIをベースに改良し能力の向上が図られた機体。ジム系の特徴である扱いやすさ、生産性の高さ、汎用性の高さの他にガンダムMk-IIの技術から受け継いだ優れた戦闘力も備えていた。両肩に巨大なミサイルポッド、腰に大型のミサイルランチャーを装備することが可能で攻撃力が高い。

第一次ネオ・ジオン戦争でカラバが使用したが戦後はエゥーゴが連邦軍の主導権を握ったこともあって連邦軍に正式採用されることになった。その後に勃発した第二次ネオ・ジオン戦争にも投入されている。

HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII (機動戦士ガンダムZZ)

 

MS-06D ディザート・ザク

ジオン残党軍のモビルスーツ

一年戦争でジオン公国軍が使用したザク・デザートタイプ(砂漠戦用のザクII)を改良した機体。その名の通り砂漠での戦いに優れ、砂の上を滑るように素早く動くことができた。また、砂の中にもぐることも可能で敵を伏撃することもできる。ザクマシンガン、ヒートホーク、ロケットランチャーなどで武装している。

第一次ネオ・ジオン戦争でジオン残党軍「ロンメル隊」やアフリカ解放戦線「青の部隊」によって運用されエゥーゴ等の敵対勢力と戦った。ラプラス戦争でもジオン残党軍によって使用されている。
 
 

1/144 MS-06D ディザート・ザク (機動戦士ガンダムZZ)

 

MS-09H ドワッジ改

ジオン残党軍のモビルスーツ

一年戦争時、ジオン公国軍が開発した陸戦機ドワッジを基にジオン残党軍が改修した機体。出力はドワッジと同じだが推力が向上していて機動力が向上している。

第一次ネオ・ジオン戦争中アフリカで活動するジオン残党軍ロンメル部隊によって使用されエゥーゴのガンダム軍団と戦い善戦するが、エゥーゴの最新鋭機とジオン公国軍の旧型機を改修しただけの機体との性能差を埋めることはできず撃破された。
 

ガンダムウォーネグザ ドワッジ改(アンコモン) 《カード》

 

AMX-109 カプール

ネオ・ジオン(アクシズ)の水陸両用モビルスーツ

地球に進撃するためにネオ・ジオンが開発した機体で一年戦争でジオン公国軍が使用したハイゴッグをベースにしている。異常に長い腕やガニ股の足はハイゴッグの特徴を受け継いでいるが上半身はハイゴッグとは異なり非常に丸く球体に近い形をしている。水中を移動するときはこの丸い胴体に腕を収納することで水の抵抗を軽減することができた。丸い上半身に大型のミサイルを8基、へその部分にはソニックブラストを搭載している。

小惑星基地アクシズ内だけで開発された機体なので本当に地球の海で使うことができるのか不安を感じたネオ・ジオン兵には人気がなかったらしい。しかし丸いので見た目はかわいらしい。

第一次ネオ・ジオン戦争の他、ラプラス戦争でもジオン残党軍によって使用されている。
 
 

ガンダムコレクションNEO4 カプール 01 《ブラインドボックス》

 

サダラーン

ネオ・ジオン(アクシズ)の大型機動戦艦

本艦はネオ・ジオンの地球侵攻作戦を成功させるために建造された優秀な船でグワンバンからネオ・ジオン艦隊旗艦の座を引き継いでいる。地球侵攻を目的に開発された船なので大気圏突入能力と大気圏内航行能力を備えており広範囲で行動できる船だった。

本艦は第一次ネオ・ジオン戦争でハマーン・カーン指揮の下、地球に降下しネオ・ジオンの地球侵攻作戦の核となって活躍した。
 

 

AMX-009 ドライセン

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型モビルスーツ

ジオン公国軍のドムの設計を継承した機体で地球上でも宇宙でも運用することが可能だった。第二世代モビルスーツの中でも特に優れた機体であり攻撃力、防御力、機動力のバランスがよく汎用性の高さにも定評がある。3連装ビームガン、ビームライフル、トライブレード(手裏剣のような武器)などの飛び道具で武装している他、ビームトマホークやビームランサーといった近接戦闘用の武器も備えていた。見た目はまさにドムの後継機といった感じで非常にかっこいい。かなり肩幅が広い。

ネオ・ジオンの戦力として第一次ネオ・ジオン戦争に参加。量産機としての役割をしっかりと果している。

HGUC 1/144 AMX-009 ドライセン (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-004-2 エルピー・プル専用キュベレイMk-II

ネオ・ジオン(アクシズ)が開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

本機はハマーン・カーンにしか扱うことができなかったキュベレイを他のニュータイプ能力保持者でも扱えるようするために新たに生産されたもので、強化人間エルピー・プルに合わせた調整が行われている。見た目はキュベレイとほとんど変わりないが、携帯武装(ビームサーベル)に若干の違いがある。

エルピー・プルが使用したキュベレイMk-IIは紺色、エルピー・プルと遺伝情報が全く同じのクローン、プルツーが使用した機体は赤色で塗装されていた。

ネオ・ジオンの戦力として育成されたエルピー・プルはキュベレイMk-IIに乗りエゥーゴと戦う。彼女はエゥーゴとの戦闘中に大気圏に落下し窮地に陥るがジュドーのΖガンダムに救われそれ以降エゥーゴと共に行動することになった。

MG 1/100 AMX-004-2 エルピー・プル専用 キュベレイMk-II (機動戦士ガンダムZZ)

 

AMX-008 ガ・ゾウム

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型可変モビルスーツ

ガザシリーズに分類されるモビルスーツ。ガザシリーズではあるがモビルアーマー形態時はガザCやガザDのような巨大な腕を持たず純粋な飛行形態になる。ガザCやガザDよりも強化されたナックルバスターであるハイパー・ナックルバスターを装備していて破壊力が増している。第一次ネオ・ジオン戦争で使用された。かなりのいかり肩。
 

1/144 ガゾウム

 

FXA-08R メガライダー

エゥーゴのサブフライトシステム

本機は大型ビーム砲を搭載したサブフライトシステムでありその強力な火力と移動力でモビルスーツをサポートした。サブフライトシステムに強力な攻撃力を付加するという考えは一年戦争中に連邦軍が進めていたFSWS計画の中に見られるが、このメガライダーはその考えを受け継いで生まれた機体だといえるかもしれない。モビルスーツは本機にまたがる形で乗り込み、その見た目はまるで大型バイクに乗る人のよう。
 

ガンダムコレクションDX2 メガライダー 《ブラインドボックス》