宇宙世紀 0123年3月26日
フロンティアサイドのフロンティアⅡ・Ⅲ・Ⅳを手中に収めたクロスボーン・バンガードはついに「コスモ・バビロニア」の建国を全世界に宣言した。宣言はフロンティアⅣで行われ、宣言と同時に大々的な軍事パレードや祝賀式典が行われている。式典ではカロッゾ・ロナ(鉄仮面)が演説中に抵抗派に銃撃されるという大事件も起きたが、カロッゾはその鉄仮面によって銃撃を跳ね返し事なきを得ている。
カロッゾの義父マイッツァーは、実力組織クロスボーン・バンガードを使って、「コスモ貴族主義による人類の統治」という理想を実現しようと事を運んでいたが、カロッゾ暗殺未遂事件が起こったことからもわかるように、スペースノイドの中にもクロスボーン・バンガードの行動や思想に反対する者が少なからず存在する状況だった。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
建国式典の軍事パレードでコロニー内を行進したデナン・ゾンとデナン・ゲー コロニー内に雪を降らせた中での壮大なパレードだった
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