U.C.0123年3月26日 クロスボーン・バンガードが新国家「コスモ・バビロニア」の建国を宣言する

宇宙世紀 0123年3月26日

フロンティアサイドのフロンティアⅡ・Ⅲ・Ⅳを手中に収めたクロスボーン・バンガードはついに「コスモ・バビロニア」の建国を全世界に宣言した。宣言はフロンティアⅣで行われ、宣言と同時に大々的な軍事パレードや祝賀式典が行われている。式典ではカロッゾ・ロナ(鉄仮面)が演説中に抵抗派に銃撃されるという大事件も起きたが、カロッゾはその鉄仮面によって銃撃を跳ね返し事なきを得ている。

カロッゾの義父マイッツァーは、実力組織クロスボーン・バンガードを使って、「コスモ貴族主義による人類の統治」という理想を実現しようと事を運んでいたが、カロッゾ暗殺未遂事件が起こったことからもわかるように、スペースノイドの中にもクロスボーン・バンガードの行動や思想に反対する者が少なからず存在する状況だった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 
 

 
 

ROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゾンROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゲー

建国式典の軍事パレードでコロニー内を行進したデナン・ゾンとデナン・ゲー コロニー内に雪を降らせた中での壮大なパレードだった

 

XM-05 ベルガ・ギロス

クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ

指揮官用機ベルガ・ダラスをベースに開発された機体。ベルガ・ダラスが装備しているものよりも性能をさらに高めた新型の可動式シェルフ・ノズルを搭載していて、機動力はベルガ・ダラスを上回っている。武装はビームサーベルとショットランサー等。ビームシールドも装備している。ベルガ・ダラスと同じくクロスボーン・バンガードの指揮官用モビルスーツとして活用されコスモ・バビロニア建国戦争に投入された。
見た目はベルガ・ダラスとよく似ていて機体色もベルガ・ダラスと同じ薄紫なので、対敵した連邦軍兵士はベルガ・ギロスとベルガ・ダラスを目視で即座に見分けることが難しかったかもしれない。
 
 

MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ  ベルガ ギロス

 

XM-04 ベルガ・ダラス

クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ

ベルガ・ダラスはクロスボーン・バンガードが初期に試作した「デッサ・タイプ」系のモビルスーツで指揮官用の機体として開発された。出力、推力ともにデナン系のモビルスーツを大きく上回っており非常に機動力が高く、部隊を指揮する指揮官用機として申し分ない性能を誇っている。その圧倒的な機動力を実現させている二組の可動式シェルフ・ノズルが、背中に翼のように装着されているので見た目もカッコいい。武装はビームサーベル、ショットランサーなどで近接戦闘を得意としている。ビームシールドも装備している。

カロッゾ・ロナの長男ドレル・ロナは本機に乗ってコスモ・バビロニア建国戦争に参加、ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の確保やフロンティアサイドを制圧する等、コスモ・バビロニアの建国に大きく貢献した。
 
 

森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ ベルガ ダラス

 

U.C.0123年3月19日 – 3月22日 クロスボーン・バンガードがフロンティアⅡとⅢを攻撃し制圧する

宇宙世紀 0123年3月19日 ~ 3月22日

フロンティアIVを制圧したクロスボーン・バンガードはフロンティアサイド全域を手中に収めんがためフロンティアⅡとⅢに対して攻撃を開始する。新型のモビルスーツを開発するなど周到な準備を行っていたクロスボーン・バンガードは、コロニーの防衛にあたっていた地球連邦軍部隊を次々と撃破、作戦開始から約三日後にフロンティアⅡとⅢを制圧することに成功した。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 
 

 
 

ROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゾン1/100 ダギイルス (機動戦士ガンダムF91)ROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゲー

フロンティアサイド制圧作戦に投入されたクロスボーン・バンガードの最新鋭モビルスーツ(一部)

 

XM-03 エビル・S

クロスボーン・バンガードの量産型偵察用モビルスーツ

デナン・ゾンをベースに開発された機体で偵察能力が非常に高い。右肩の上に乗っている偵察用の小型ポッドを分離することで敵地の奥深くまで偵察することができた。主任務は偵察だがデナン・ゾンをベースにしているので優れた戦闘能力も備えており、4連ショットクロー、3連グレネード、ビームスプレーガン、ショットランサー等の武器を使用することで敵機との戦闘にも対応できる。

機体はベースになった小型機デナン・ゾンよりもさらにコンパクトになっていてクロスボーン・バンガードが所有するモビルスーツの中で最小のものだった。クロスボーン・バンガードの最小機ということで手足が短くどことなく可愛らしいシルエットをしているが、つりあがった目をしているのでちょっと怖い。
 
 

 

F71 Gキャノン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

Gキャノンは中距離攻撃力を重視して開発されたモビルスーツで、最前線で戦う味方機を支援することを主任務としていた。本機はサナリィ(海軍戦略研究所)が「フォーミュラ計画」の一環として設計したもので、その設計をもとにアナハイム・エレクトロニクス社が生産している。アナハイム・エレクトロニクス社で生産されたということもあり、同じくアナハイム・エレクトロニクス社で生産されていたヘビーガンと共通する部品が多い。

中距離支援モビルスーツとしての役目を果たすため、両肩に大型の4連装マシンキャノンを装備しており、離れた距離から敵を撃破することができた。また、近接戦闘にも対応できるようビームサーベルやバルカン砲なども装備している。機体は白を基調とした色で塗装されていてとてもさわやか。

クロスボーン・バンガードが引き起こしたコスモ・バビロニア建国戦争ではフロンティアサイドの防衛にあたっていたが、準備万端のクロスボーン・バンガード部隊の前にあまり活躍することができず、コロニー防衛の任を果たすことはできなかった。
 
 

1/100 ジーキャノン (機動戦士ガンダムF91)

 

RXR-44 ガンタンク R-44

地球連邦軍が開発した試作可変モビルスーツのカスタム機

この機体のベースになったのはサナリィが「フォーミュラ計画」のもとで開発した試作可変モビルスーツ「F50D」。F50Dのルーツはサナリィが以前に開発した小型モビルスーツ「ロト」であり、F50Dもロトと同じくモビルスーツ形態から戦車形態に可変することができた。

本機はフロンティアⅣにあった戦争博物館の館長ロイ・ユングが「F50D」を手に入れてカスタマイズしたのものであり、その時「RXR-44 ガンタンクR-44」に名称変更されている。クロスボーン・バンガードがフロンティアⅣを襲撃した際、ロイ・ユングは博物館から本機を引っぱり出して応戦するが、博物館にある旧型機とクロスボーン・バンガードの最新鋭機の性能差はあまりに大きく敗北した。ロイ・ユングが戦死した後、損傷した本機を使って高校生たちがフロンティアⅣの脱出口までたどり着くことに成功している。
 
 

1/100 ガンダムF91 ガンタンクR44

 

U.C.0123年3月16日 クロスボーン・バンガードが「フロンティアIV」を攻撃 コスモ・バビロニア建国戦争が勃発する

宇宙世紀 0123年3月16日

クロスボーン・バンガードはフロンティアサイド(旧サイド5・ルウム)のコロニー「フロンティアIV」を強襲。クロスボーン・バンガードは最新のモビルスーツを使用し連邦軍のモビルスーツ部隊を撃破、コロニーを占領した。戦闘の過程でコロニー内にも被害が発生し、多くの住民が避難せざるを得ない状況に追い込まれている。

クロスボーン・バンガードは「コスモ貴族主義」による統治を実現するためにフロンティアサイドに新国家「コスモ・バビロニア」の建国をしようとしており、その「コスモ・バビロニア」を拠点にして腐敗した地球連邦政府を打倒する計画を立てていた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 
 

 
 

【ガンダムウォー】セシリー・フェアチャイルド

フロンティアIVに住んでいた高校生セシリー・フェアチャイルドは実はロナ家の貴女であり、最重要人物としてクロスボーン・バンガードに連行される。

 

XM-02 デナン・ゲー

クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ

デナン・ゾンをベースに開発された機体で出力が向上している。左肩にある3連グレネードラックや腕のビームガン、ビームライフル等の武器で武装し、中長距離からの攻撃能力が高くヒットエンドラン戦法を得意としていた。格闘戦に優れたデナン・ゾンと併用されることが多く、互いの長所を生かして軍事作戦を遂行した。デナン・ゾンと同じくビームシールドを装備していて防御力も高い。

顔はデナン・ゾンとよく似ているが顔の左右にツノ状のアンテナっぽいものがあるためデナン・ゾンよりかっこよく見えなくもない。コスモ・バビロニア建国戦争で使用された。
 

ROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゲー

 

XM-01 デナン・ゾン

クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ

クロスボーン・バンガードが以前試作したモビルスーツ「デッサ・タイプ」をベースに開発された機体。頭頂高が14.0メートル、本体の重量が7.9トンに収まっており、それまでに活躍したモビルスーツよりかなり小型化することに成功している。また、小型軽量化された機体に新型の核融合炉を搭載することで推力が強化され、高い機動力を確保することに成功。白兵戦においてその優れた能力を発揮した。
武装は腕にあるデュアルビームガンやショットランサー、ビームサーベル等。また、量産型機としてビームシールドを先駆けて採用していて防御力が格段に向上している。

見た目はそれまでの連邦系やジオン系のモビルスーツとは一線を画していて丸く大きい目が特徴的。まるでガスマスクをつけた兵隊がヘルメットをかぶったような顔をしている。肩のトゲがすごい。コスモ・バビロニア建国戦争に投入されフロンティアサイドの制圧に大きく貢献した。

ROBOT魂[SIDE MS] デナン・ゾン