「ベラ・ロナ」タグアーカイブ

U.C.0127年4月 ベラ・ロナがコスモ・バビロニア崩壊のきっかけとなる貴族主義否定演説を行う

宇宙世紀 0127年4月

この月、ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)は人の平等な権利を説き、貴族(気高い精神を持つ人間)による統制社会を否定する演説を行った。コスモ・バビロニアは「コスモ貴族主義」を統治原理として建国された人工国家だったが、その国の正統後継者によってその統治原理を否定されたことで国内は混乱する。彼女の演説をきっかけにしてコスモ・バビロニア国内は「コスモ貴族主義派」と「反コスモ貴族主義派」に分断され、時を経ずしてこの人工国家は内部から瓦解することになるのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 
MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ  ベラ ロナ

コスモ貴族主義を否定する演説を行ったコスモ・バビロニアの正統後継者ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)。コスモ・バビロニアはロナ家の人間によって創始され、ロナ家の人間によって滅ぼされることになるのだった。

 

U.C.0123年3月30日 クロスボーン・バンガードがフロンティアⅠに侵攻 ラフレシア・プロジェクトのテストのためコロニーの住民を虐殺

宇宙世紀 0123年3月30日

コスモ・バビロニアの建国を宣言したクロスボーン・バンガードは地球連邦政府の無反応を横目に資源採掘コロニー「フロンティアⅠ」に侵攻した。この作戦にはコスモ・バビロニアの象徴となるべく軍事訓練を受けたベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)が、モビルスーツ「ビギナ・ギナ」に乗って参加している。

地球連邦軍はフロンティアIVから逃げのびてきた子供達も徴集するほど人員が不足していたが、現地の部隊と月からの援軍でなんとかクロスボーン・バンガードに応戦する。地球連邦軍に徴集された子供たちは元々ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の友達であり、その中でも高校生シーブック・アノーが乗るガンダムF91は鬼神の活躍を見せ、敵モビルスーツを次々と撃破した。
苛烈な戦闘が続く中、ついにシーブック・アノーとベラ・ロナが刃を交えることになるが、戦っている相手がシーブックだと気付いたベラは彼と一緒に行動することを決意、連邦軍に投降する。

クロスボーン・バンガードと地球連邦軍はフロンティアⅠ内外でモビルスーツ戦を展開していたが、一方でカロッゾ・ロナ(鉄仮面)は極秘の作戦を実行していた。カロッゾは彼が主導していた人類削減計画「ラフレシア・プロジェクト」を現実のものとするため、フロンティアⅠで実験を試みようとしていたのだ。彼は「バグ」と呼ばれる無人ロボット兵器をコロニー内に大量に送り込み、コロニー住民に対し無差別殺戮を開始。その異様な光景を目にしたシーブック・アノーのガンダムF91やその他の連邦軍部隊はこの「バグ」を破壊しようとするが、とにかく数が多く「バグ」自体の戦闘力も高いため苦戦、コロニー内の住民を救うことはできなかった。

「バグ」の供給源を発見したシーブックのガンダムF91とセシリーのビギナ・ギナはカロッゾのモビルアーマー「ラフレシア」と対峙する。ラフレシアは連邦軍の援軍である月から艦隊をいとも簡単に全滅させてしまうほど圧倒的な力を持っていたため、セシリーはその力に対応できずビギナ・ギナを大破させてしまう。敗れたセシリーはカロッゾによってコックピットから引きずり出され宇宙を漂流することに。ラフレシアの力の前に連邦軍は手も足も出ないかに見えたが、シーブックのガンダムF91は機体の限界を超えるほどの性能を発揮して最後はこの最強のモビルアーマーを撃破した。ラフレシアを打ち破った後、シーブックはガンダムF91のバイオコンピューターを使って宇宙を漂流していたセシリーを見つけ出し彼女を救っている。ラフレシアを撃破しカロッゾ・ロナ(鉄仮面)を戦死させた連邦軍は「ラフレシア・プロジェクト」を止めることはできたがフロンティアⅠを失い、難民と共にフロンティアサイドから撤退した。

カロッゾを失いはしたがフロンティアⅠを占領することに成功したクロスボーン・バンガードは後日、本国に凱旋している。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 
 

 
 

MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ  ラフレシア

モビルアーマー「ラフレシア」。ラフレシア・プロジェクトのもとで開発された強力なモビルアーマーで、月から援軍としてフロンティアサイドに向かっていた連邦軍艦隊を一瞬で全滅させるほどの力を持っていた。

 
 
 
 

1/100 ビギナギナ (機動戦士ガンダムF91)MG 1/100 F91 ガンダムF91 (機動戦士ガンダムF91)

カロッゾ(鉄仮面)のラフレシアと戦ったビギナ・ギナとガンダムF91。ビギナ・ギナは戦いに敗れ大破するが、F91が並外れた能力を出現させラフレシアを打ち破った。

 
 

XM-07 ビギナ・ギナ

クロスボーン・バンガードの試作モビルスーツ

本機は指揮官用に開発された高性能モビルスーツでベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の専用機。背中に設置された8個の可動式フィンノズルが特徴的で、それぞれのノズルを個別に動かすことで自由自在に空間を移動することができた。この可動式フィン・ノズルは非常に巨大でそれぞれが長く、ノズルを左右に広げたその姿はまるで翼をひろげた鳥のように見えなくもない。ビギナ・ギナはこの新型の可動式フィンノズルによってそれまでのモビルスーツよりも機動力が格段に向上していて、クロスボーン・バンガードの機体の中でも最高レベルの性能を誇っていた。

機体色は白っぽいグレー(銀色?)をベースにしていて、紫色がところどころに使われており全体的に上品な感じがする。ロナ家の貴女であるベラ・ロナのイメージに合わせたのかもしれない。また、クロスボーン・バンガードのモビルスーツは丸い形をしたツインアイを採用していることが多く無骨なイメージのものが多いが、ビギナ・ギナは丸いツインアイを採用せずカッコいいデザインのメインカメラを使用していたり、背中のフィン・ノズルが美しいことなどからさらに輪をかけて上品で高貴な印象を与えてくる。

コスモ・バビロニア建国戦争時、ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)は本機に乗りクロスボーン・バンガードのフロンティアⅠ制圧作戦に参加するが、ガンダムF91と戦う中でF91のパイロットがシーブック・アノーだということを知る。戦っている相手が友達のシーブックだと知ったベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)は、クロスボーン・バンガードから離脱し彼と一緒に行動することを決意、ビギナ・ギナと共に連邦軍に降った。

連邦軍の所属機となったビギナ・ギナはその後ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)と共にベラの父カロッゾ・ロナ(鉄仮面)のラフレシアと戦うことになるが、ラフレシアの圧倒的な戦闘力の前に敗北し大破してしまう。ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)自身はカロッゾ・ロナ(鉄仮面)によってビギナ・ギナのコックピットから引きずり出され宇宙空間で漂流することになったが、後にシーブックとガンダムF91に救助されている。
 
 

1/100 ビギナギナ (機動戦士ガンダムF91)

 

U.C.0123年3月16日 クロスボーン・バンガードが「フロンティアIV」を攻撃 コスモ・バビロニア建国戦争が勃発する

宇宙世紀 0123年3月16日

クロスボーン・バンガードはフロンティアサイド(旧サイド5・ルウム)のコロニー「フロンティアIV」を強襲。クロスボーン・バンガードは最新のモビルスーツを使用し連邦軍のモビルスーツ部隊を撃破、コロニーを占領した。戦闘の過程でコロニー内にも被害が発生し、多くの住民が避難せざるを得ない状況に追い込まれている。

クロスボーン・バンガードは「コスモ貴族主義」による統治を実現するためにフロンティアサイドに新国家「コスモ・バビロニア」の建国をしようとしており、その「コスモ・バビロニア」を拠点にして腐敗した地球連邦政府を打倒する計画を立てていた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 
 

 
 

【ガンダムウォー】セシリー・フェアチャイルド

フロンティアIVに住んでいた高校生セシリー・フェアチャイルドは実はロナ家の貴女であり、最重要人物としてクロスボーン・バンガードに連行される。