LM111E02 ガンイージ

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ

ガンイージはヴィクトリーガンダムと同じく「V(ヴィクトリー)プロジェクト」によって開発された機体で、ヴィクトリーよりも先に試作された試験機をベースにして生産された。開発にはサナリィやアナハイム・エレクトロニクス社の一流技術者が協力していたので優秀な機体に仕上がっていて、民間のレジスタンスが独自に生産したモビルスーツなのに正規軍のモビルスーツと比べても遜色ないどころか、それらの性能を上回るほどだった。
また、機体を構成する部品には国際規格に準拠するものを多く採用していたため容易に部品を集めることが可能で、リガ・ミリティアの各地の地下工場が独自に機体を生産できたほか、機体が破損しても市場を通して現地で部品を入手することができたので比較的簡単に修理ができる。

ヴィクトリーガンダムのように合体変形機構は備えていないが、汎用性と生産性に優れた機体だったためリガ・ミリティアの主力として数多くの機体が配備された。その中でもシュラク隊に配備された機体はリガ・ミリティアの重要な作戦に参加し、ザンスカール帝国軍に多くの損害を与えている。

武装はビームライフル、2連マルチランチャー、ビームサーベル、バルカン砲、ビームシールドなど。デザインは非常にスマートでとてもカッコいいのだが、苔みたいな色なので全体的に地味に見えなくもない。
 
 

1/144 ガンイージー (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月14日 ヴィクトリーガンダムとシュラク隊がベスパのデプレ隊を撃破

宇宙世紀 0153年4月14日

リガ・ミリティアの最高指導者ジン・ジャハナムの命令により、ヨーロッパのリガ・ミリティア部隊はベチエンに向かう。ベスパの執拗な攻撃をなんとか退けていたカミオン隊も、他のリガ・ミリティア部隊と同じくベチエンを目指していた。
一方、ジン・ジャハナムの命令暗号を入手したベスパのゲトル・デプレ大尉は、暗号が示す集合地点 「 D.D. 」 を旧ドレスデンと推測、ラゲーン基地からゾロとトムリアットの混成部隊を率いて旧ドレスデンへ向けて出撃する。

本来ならベチエンに向かうカミオン隊と旧ドレスデンに向かうデプレ隊は出会うはずもなかったのだが、ウッソの独断の行動により、彼のヴィクトリーガンダム(コア・ファイターとブーツだけのボトム・ファイター状態)はデプレ隊と接触、そのまま戦闘状態に入ってしまった。運よくヴィクトリーガンダム(ボトム・ファイター)を発見したデプレ隊は、多数のゾロとトムリアットでボトム・ファイターを襲撃、あと一歩でボトム・ファイターを鹵獲できようかという状況まで追いつめるが、そこに、リガ・ミリティアのシュラク隊が到着する。

デプレ隊は突然現れたシュラク隊の新型モビルスーツ「ガンイージ」の攻撃によって大被害を被り、デプレ大尉自身もガンイージの攻撃によって戦死してしまう。シュラク隊の活躍によりこうしてデプレ隊は崩壊、生き残ったベスパのモビルスーツはラゲーン基地へと撤退した。
 
 
 

 
 

機動戦士Vガンダム 03 [DVD]

ウッソを救ったシュラク隊のみなさんとガンイージ

 

U.C.0153年4月12日 ラゲーン基地のファラ・グリフォン中佐に召還命令。ベスパがアーティ・ジブラルタル制圧作戦を発動

宇宙世紀 0153年4月12日

ベスパのタシロ・ヴァゴ大佐は、リガ・ミリティアの重要人物オイ・ニュングを無断でギロチンにかけたファラに激怒する。タシロはファラを軍事裁判にかけるために、彼女に宇宙に戻るよう命令、ファラはラゲーン基地司令の任を解かれることになった。

ラゲーン基地の副指令ゲトル・デプレ大尉は、ファラ中佐の宇宙帰還をきっかけにしてアーティ・ジブラルタルのマスドライバーを手に入れることを提案、クロノクルに軍事力によってアーティ・ジブラルタルを制圧するよう命令する。
アーティ・ジブラルタルは中立の宇宙引越公社によってコントロールされている土地であり、一年戦争の時、ジオン公国軍すら手を出さなかった場所だったが、ベスパは果敢にもこれを自軍の支配下に置くことを目指したのだった。

同日、ラゲーン基地に配属されていたピピニーデン隊はリガ・ミリティアのカミオン隊を強襲。多数のトムリアットでヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが、ウッソ・エヴィンの天才的なパイロット能力と、リガ・ミリティア シュラク隊のオリファーによる突然の戦闘参加によって、撤退せざるを得ない状況に追い込まれた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

1/144 トムリアット (機動戦士Vガンダム)MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka (限定クリアパーツ付き) (機動戦士Vガンダム)

アルベオ・ピピニーデン大尉は多数のトムリアットを率いてヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが・・・

 

HGUC 1/144 ガンダムF91 12月21日発売!

サナリィが作った傑作機、ガンダムF91HGUC (ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー) になって新登場します。

今回のF91は、全てのガンダムをHG(ハイグレード)で新登場させるといわれている謎の計画 「 HG オールガンダムプロジェクト 」 に基づいて発売されるもので、 F91にとっては初めてのHG化だと思われます。

ガンダムF91はコスモ・バビロニア建国戦争で活躍したモビルスーツですが、コスモ・バビロニア建国戦争以前のモビルスーツより小型化されているので 1/144 スケールでは一体どのくらいの大きさになるのか興味がわいてきます。
本体の他にビームライフル、ビームランチャー、ヴェスパー、ビームサーベル、ビームシールド等の武器が付属していているほか、 付属のパーツを変えることで、肩の放熱フィンを広げた状態にしたり、顔のフェイスガードの開閉状態を選択できたりするらしいです。

 
 

 

HGUC 1/144 ガンダムF91 (機動戦士ガンダムF91)

 
 
 

 

ZM-S09G トムリアット

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型可変モビルスーツ

ゾロをベースに性能を強化されて製造された機体で、5,440kwという強大な出力はヴィクトリーガンダムのそれを上回るものだった。可変機なのでモビルスーツ形態からビーム・ローターを使ったヘリコプター形態に変形することが可能だが、ゾロのように2体に分離することはできない。

ビーム・ライフル、ビーム・トマホーク、ビーム・バズーカ、ガトリング・ガン、ミサイル・ポッドなどの数多くの武器で武装することができて、その攻撃力はベースになったゾロを大きく上回っていた。また、行動可能な環境も多岐にわたっていて、地上と宇宙の両方で使用できたほか、単独での大気圏突入も可能という非常に優れた機体だった。

アルベオ・ピピニーデンが率いる部隊に配備されたトムリアットが有名で、ヨーロッパのラゲーン基地に向かうため宇宙から直接大気圏に突入していた。ラゲーン基地に所属することになったトムリアットは、リガ・ミリティアのヴィクトリーガンダムやシュラク隊と戦い、彼らを大いに苦しめている。

機体色は薄紫色。顔はおこっているみたいでなんか怖い。
 
 

1/144 トムリアット (機動戦士Vガンダム)

 

ZMT-A03G ガリクソン

ザンスカール帝国軍「ベスパ」のバイク型モビルアーマー

ベスパが試作した大型のバイク型兵器で、バイク戦闘部隊ガッダール隊の中核をなすモビルアーマー。(モビルアーマーに分類されているが、ただの戦闘車両にも見える) ザンスカール戦争中、小型の戦闘バイクと共に地球上に配備され、その優れた機動力を駆使してリガ・ミリティアを苦しめた。
パイロットはガッダール隊の隊長ドゥカー・イクが担当し、その圧倒的バイク乗り魂を幾度となくヴィクトリーガンダムにぶつけていたが、やっぱりヴィクトリーガンダムを倒すことはできなかった。武装は機体上部の巨大なビーム・キャノンと左右にあるガトリングガン。

元々この機体は、後に建造されることになるモトラッド艦(バイク型戦艦)の開発用データを収集するという名目で製造されたのだが、そのモトラッド艦自体も異常なバイク好きのドゥカー・イクによって発案されたものであり、実際のところ、ベスパはこのバイク大好きの中年おやじにうまく乗せられ、どんどんバイク型の兵器を作らされていたというのが実情だった。
 
 

 

U.C.0153年4月11日 リガ・ミリティアのカミオン隊がベスパのガッダール隊やピピニーデン隊と交戦。ベスパがオイ・ニュングをギロチンで処刑

宇宙世紀 0153年4月11日

イエロージャケットに地下工場の場所を特定されたリガ・ミリティアのメンバーは、工場を脱出し移動を開始していたが、その中でもヴィクトリーガンダムを有するカミオン隊は、ベスパから執拗な攻撃を受けることになる。カミオン隊はバイク型のモビルアーマーを戦力の中心とするガッダール隊や、宇宙から降下してきたピピニーデン隊の一部によって次々と襲撃され苦戦するが、民間人の少年ウッソの協力によって何とか窮地を乗り切ることができた。

なんとかベスパの攻撃を乗り切ったカミオン隊だったが、その直後、昨日までカミオン隊のリーダーだったオイ・ニュング伯爵が公開処刑されるところを、テレビ放送によって見てしまう。オイ・ニュングは昨日クロノクルによって拉致されてしまったのだが、ベスパのラゲーン基地司令ファラ・グリフォンによってギロチンにかけられてしまったのだった。

少年の天才パイロット、ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアに協力するか、カサレリアに戻り元の生活に戻るか、気持ちが揺れ動いていたが、オイ・ニュングの処刑という陰惨な光景を目にして、ザンスカール帝国の凶悪性を感じ取り、後にリガ・ミリティアに協力することになる。
 
 
 

 
 

【ガンダムウォー】ドゥカー・イク【ガンダムウォー】黒基本G 【アルベオ・ピピニーデン】

ガッダール隊の隊長ドゥカー・イクとピピニーデン隊の隊長アルベオ・ピピニーデン

 
 
 

ガンダムウォーネグザ 恐怖政治(コモン) 《カード》

ベスパのファラ・グリフォン中佐の命令によりギロチンにかけられるオイ・ニュング伯爵

 

U.C.0153年4月10日 イエロージャケットがリガ・ミリティアの地下工場を攻撃。混乱の中、リガ・ミリティアのオイ・ニュングが拉致される

宇宙世紀 0153年4月10日

イエロージャケットのワタリー・ギラ率いるゾロ部隊がリガ・ミリティアの地下工場を攻撃。この攻撃に対しリガ・ミリティアは、対空砲火で応戦すると同時に、ウッソのヴィクトリーガンダムを出撃させゾロ部隊を撤退に追い込んだ。

地下基地のリガ・ミリティアの兵員はワタリー・ギラによる攻撃前から物資や部隊を分散する準備を進めていたのだが、そこに攻撃を仕掛けられたことで現場は混乱する。地下工場に潜入しスパイ活動を行っていたクロノクル・アシャーは、その混乱に乗じて、カミオン隊のリーダー、オイ・ニュング伯爵と避難民のカテジナ・ルースを拘束することに成功し、彼らを連れて地下工場から脱出、ベスパのラゲーン基地へと向かった。

リガ・ミリティアは激戦の末、ゾロ部隊を退けることには成功したが、重要人物のオイ・ニュング伯爵を拉致されてしまい、組織として大きなダメージを被ることになった。
 
 
 

 
 

ガンダムウォーネグザ クロノクル・アシャー(アンコモン) 《カード》MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ カード  カテジナ ルース

この時、クロノクル・アシャーとカテジナ・ルースは運命的な出会いを果たすのだった。

 

MG 1/100 サザビー Ver.Ka ディテールすごすぎ発売!

本日12月14日は、サザビー カトキバージョン の発売日です。

今回のサザビーは外部装甲を可動させることが可能で、内部の細かい機械表現を装甲の隙間からのぞき見ることができます。 動かせる装甲を全て動かして内部が見える状態なったサザビーは、非常にゴチャゴチャしていますが、 そのゴチャゴチャ感はまるで、混沌とした今の世界をあらわしているようにも見え、とても哲学的な感じがします。

装甲の隙間から内部が見えるようにしたまま部屋に飾った場合、ほこりが結構たまりそうなので、クイックルワイパーのようなふわふわしたもので頻繁に掃除することが必要になってくるかもしれません。 透明ケースがあるとほこりからサザビーVer.Kaを守ってくれることになるでしょう。

 

MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.Ka (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

 
 

 
 
 
 

 

HG 1/144 戦国アストレイ頑駄無 12月14日発売!

戦国アストレイ頑駄無(がんだむ)HG(ハイグレード)になってとうとう発売されます。

戦国アストレイ頑駄無はガンプラバトルアニメ 『 ガンダムビルドファイターズ 』 に登場するガンプラで、ガンプラバトルアメリカ代表のニルス・ニールセンによって作り上げられた強力なガンプラです。

ニルスは13歳で名門大学に進学し博士号を取得するほどの天才少年で、なぜか日本文化に強く影響されています。 彼の作った戦国アストレイ頑駄無も名前からわかるとおり日本に偏りすぎた和風ガンダムで、巨大な日本刀を二振りもっており、その切れ味は敵のビーム攻撃を一刀両断できるほどです。

この戦国アストレイ頑駄無発売と同時に、祭ウェポンとよばれるこれまた日本に偏った武器も発売されますので、常日ごろ自分のガンプラを和風にしたいと思っていた方は、これらの武器を持たせてみるといい感じになるかもしれません。

戦国アストレイ頑駄無とニルス・ニールセンが登場する 『 ガンダムビルドファイターズ 』 はテレビ東京系列で現在放送中なのでぜひ見てみてください。 ガンプラバトル世界大会が始まったばかりなのでこれからが物語のクライマックスになると思われます。
 
 

HG 1/144 戦国アストレイ頑駄無 (ガンダムビルドファイターズ)

 
 

HG BUILD CUSTOM 1/144 祭ウェポン(ガンダムビルドファイターズ)