「アルベオ・ピピニーデン」タグアーカイブ

ZMT-A30S ビルケナウ

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の試作モビルアーマー

指揮官用に開発されたモビルアーマーで、探知能力や管制能力に優れた機体。遠目に見ると蝶のようにも見える変わった形をしていて、その変な形の機体の前部には2本のクローアームが備えられていた。近接戦闘ではこのクローアームを使って戦う予定だったらしい。
メガ粒子砲やメガマシンキャノンを搭載し、中長距離からの攻撃能力も高く、強力な推力に裏付けされた高い機動力も備えていた。コックピットは機体の前部に突き出る形で配置されていたが、透明のキャノピーで覆われているだけだったので、パイロットの命が危険ではないのかと心配になってしまう。

このように、ビルケナウは攻撃力、機動力、探知・管制能力の高い非常に優れたモビルアーマーだったが、出撃しようとしたときに、致命的なダメージを受け、今にも爆発しそうなルペ・シノのブルッケングにしがみつかれてしまい、やっぱり爆発に巻き込まれ、初陣を飾ることなくパイロットのピピニーデンと共に四散してしまった。
 
 

 

U.C.0153年6月12日 リガ・ミリティアと連邦の連合艦隊がベスパ艦隊を包囲

宇宙世紀 0153年6月12日

この日、リガ・ミリティアと地球連邦軍のムバラク艦隊で構成される連合艦隊がベスパ艦隊の包囲を完了する。連合艦隊は太陽電池衛星ハイランドを背にして、ベスパ艦隊前衛のピピニーデン艦隊と対峙し、激戦の末これを撃破した。ピピニーデンは後方のタシロ艦隊と合流し、大戦力となったリガ・ミリティアの艦隊に対応しようとするが、ピピニーデンとタシロは反目し合っていたため、タシロの積極的な援助を得られず、各個撃破される形で自らの艦隊を全滅させてしまうのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

ガンダムウォー 相剋の軌跡 ブルッケング(ルペ・シノ機) Rガンダムウォー エクステンションブースター2 ルペ・シノ R

ルペ・シノはブルッケングでウッソのV2ガンダムと戦うが、ウッソとV2の圧倒的な戦闘力を前にして致命的なダメージを負ってしまう。自分の死とウッソに勝てないことを悟ったルペ・シノは、傷ついた機体で何とか母艦のラステオまでたどり着き、発進態勢に入っていたピピニーデンのビルケナウにしがみつく。その直後、ブルッケングは大爆発を起こし、ルペ・シノとピピニーデンは死亡、母艦のラステオも爆発に飲み込まれ轟沈した。
ルペ・シノは爆発の直前、ウッソに対して 「 つまらない男を相手にする事は無いんだよ 」 という独り言を述べていることから、その自滅行動が彼女のウッソへの特別な感情によって生起されたものだということがわかる。

 

U.C.0153年4月12日 ラゲーン基地のファラ・グリフォン中佐に召還命令。ベスパがアーティ・ジブラルタル制圧作戦を発動

宇宙世紀 0153年4月12日

ベスパのタシロ・ヴァゴ大佐は、リガ・ミリティアの重要人物オイ・ニュングを無断でギロチンにかけたファラに激怒する。タシロはファラを軍事裁判にかけるために、彼女に宇宙に戻るよう命令、ファラはラゲーン基地司令の任を解かれることになった。

ラゲーン基地の副指令ゲトル・デプレ大尉は、ファラ中佐の宇宙帰還をきっかけにしてアーティ・ジブラルタルのマスドライバーを手に入れることを提案、クロノクルに軍事力によってアーティ・ジブラルタルを制圧するよう命令する。
アーティ・ジブラルタルは中立の宇宙引越公社によってコントロールされている土地であり、一年戦争の時、ジオン公国軍すら手を出さなかった場所だったが、ベスパは果敢にもこれを自軍の支配下に置くことを目指したのだった。

同日、ラゲーン基地に配属されていたピピニーデン隊はリガ・ミリティアのカミオン隊を強襲。多数のトムリアットでヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが、ウッソ・エヴィンの天才的なパイロット能力と、リガ・ミリティア シュラク隊のオリファーによる突然の戦闘参加によって、撤退せざるを得ない状況に追い込まれた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

1/144 トムリアット (機動戦士Vガンダム)MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka (限定クリアパーツ付き) (機動戦士Vガンダム)

アルベオ・ピピニーデン大尉は多数のトムリアットを率いてヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが・・・

 

ZM-S09G トムリアット

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型可変モビルスーツ

ゾロをベースに性能を強化されて製造された機体で、5,440kwという強大な出力はヴィクトリーガンダムのそれを上回るものだった。可変機なのでモビルスーツ形態からビーム・ローターを使ったヘリコプター形態に変形することが可能だが、ゾロのように2体に分離することはできない。

ビーム・ライフル、ビーム・トマホーク、ビーム・バズーカ、ガトリング・ガン、ミサイル・ポッドなどの数多くの武器で武装することができて、その攻撃力はベースになったゾロを大きく上回っていた。また、行動可能な環境も多岐にわたっていて、地上と宇宙の両方で使用できたほか、単独での大気圏突入も可能という非常に優れた機体だった。

アルベオ・ピピニーデンが率いる部隊に配備されたトムリアットが有名で、ヨーロッパのラゲーン基地に向かうため宇宙から直接大気圏に突入していた。ラゲーン基地に所属することになったトムリアットは、リガ・ミリティアのヴィクトリーガンダムやシュラク隊と戦い、彼らを大いに苦しめている。

機体色は薄紫色。顔はおこっているみたいでなんか怖い。
 
 

1/144 トムリアット (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月11日 リガ・ミリティアのカミオン隊がベスパのガッダール隊やピピニーデン隊と交戦。ベスパがオイ・ニュングをギロチンで処刑

宇宙世紀 0153年4月11日

イエロージャケットに地下工場の場所を特定されたリガ・ミリティアのメンバーは、工場を脱出し移動を開始していたが、その中でもヴィクトリーガンダムを有するカミオン隊は、ベスパから執拗な攻撃を受けることになる。カミオン隊はバイク型のモビルアーマーを戦力の中心とするガッダール隊や、宇宙から降下してきたピピニーデン隊の一部によって次々と襲撃され苦戦するが、民間人の少年ウッソの協力によって何とか窮地を乗り切ることができた。

なんとかベスパの攻撃を乗り切ったカミオン隊だったが、その直後、昨日までカミオン隊のリーダーだったオイ・ニュング伯爵が公開処刑されるところを、テレビ放送によって見てしまう。オイ・ニュングは昨日クロノクルによって拉致されてしまったのだが、ベスパのラゲーン基地司令ファラ・グリフォンによってギロチンにかけられてしまったのだった。

少年の天才パイロット、ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアに協力するか、カサレリアに戻り元の生活に戻るか、気持ちが揺れ動いていたが、オイ・ニュングの処刑という陰惨な光景を目にして、ザンスカール帝国の凶悪性を感じ取り、後にリガ・ミリティアに協力することになる。
 
 
 

 
 

【ガンダムウォー】ドゥカー・イク【ガンダムウォー】黒基本G 【アルベオ・ピピニーデン】

ガッダール隊の隊長ドゥカー・イクとピピニーデン隊の隊長アルベオ・ピピニーデン

 
 
 

ガンダムウォーネグザ 恐怖政治(コモン) 《カード》

ベスパのファラ・グリフォン中佐の命令によりギロチンにかけられるオイ・ニュング伯爵