U.C.0153年5月22日 海中都市アンダーフック近傍での戦い

宇宙世紀 0153年5月22日

大気圏突入後リーンホースJr.はモトラッド艦隊を見失い、その後リガ・ミリティアの協力者に支援を受けるため海中都市アンダーフックに寄港する。

一方、モトラッド艦隊と離れてモビルスーツのみで大気圏に突入してしまったカテジナ・ルースは何とか命は取りとめていたものの、海上に浮かぶ焼け焦げたモビルスーツの中で気を失っていた。
その後、彼女はマリア主義者に救助されアンダーフックに運ばれるが、そこで、同じくアンダーフックに立ち寄っていたウッソやシャクティと出会ってしまう。その好機を逃さなかったカテジナはマリア主義者の協力を得てマリア女王の娘であるシャクティを捕縛、女王の娘をモトラッド艦隊へと移送するのだった。

シャクティを奪われたウッソは何とか彼女を取り戻そうとするが、そのタイミングでリーンホースJr.とモトラッド艦隊の戦闘が勃発。モトラッド艦隊はアンダーフックに寄港したリーンホースJr.を撃破するためルペ・シノのドッゴーラを差し向けており、リーンホースJr.はアンダーフックの近くで戦闘を行わざるを得ない状況に追い込まれていた。ベスパとリガ・ミリティアによる苛烈な戦闘の中で案の定アンダーフックは被弾、都市の中に海水が怒涛のごとく流れ込み都市としての機能を完全に失うのだった。
海に沈んでいくアンダーフックから何とか脱出したウッソはV2ガンダムに乗り戦闘に参加、海中での戦闘力が高いドッゴーラに苦戦しつつもどうにかそれを撃破するが、シャクティを取り戻すことはできずモトラッド艦隊を逃がしてしまう。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

【ガンダムウォー】V2ガンダム【ガンダムウォー】ドッゴーラ

ルペ・シノのドッゴーラとウッソのV2ガンダムは海中で激闘を繰り広げた。序盤は海中での能力が高いドッゴーラが戦いを優位に進めていたが、ウッソが海中での戦いになれるにつれ立場は逆転、最終的にドッゴーラはV2に打ち破られることになる。 (ルペ・シノが乗るドッゴーラはオレンジ色で塗装されていた)

 

ZM-A31S/M ドッゴーラ

ザンスカール帝国軍「ベスパ」のモビルアーマー

本機は東洋の竜のような形をした機体で、全長は370メートルにも及ぶ超大型のモビルアーマー。巨大なカラダ全体をコントロールするコックピットは竜の頭部に当たる先端にあり、その後ろにテールラッドと呼ばれる長い尾がくっついている。

テールラッドは細かなユニットを組み合わせることで構成されていて、たとえその一部が損傷したとしても損傷部分を切り離してテールラッドを再構成することができた。(切り離した部分だけ短くなる) また、テールラッドを意図的に分割し、各々を独立して動かすことで多くの敵に同時に対応することも可能。実戦では切り離したテールラッドを輪っかのようにして敵モビルスーツを捕まえたりしている。

ドッゴーラは、リーンホースJr.部隊を迎撃するためブロッホが宇宙で使用したり、モトラッド艦隊地球降下後の戦いで、ルペ・シノが海中で使用するなど、宇宙、地球の海中・空中など非常に幅広い環境で使える優れたモビルアーマーだったが、いずれの戦いでもウッソのV2ガンダムに撃破されている。
 
 

【ガンダムウォー】ドッゴーラ

 

U.C.0153年5月21日 モトラッド艦隊が大気圏に突入

宇宙世紀 0153年5月21日

月を発ったベスパのモトラッド艦隊は「地球クリーン作戦」を実行するため大気圏に突入、それを追うリーンホースJr.も共に大気圏に突入した。

モトラッド艦隊の旗艦アドラステアに所属するカテジナ・ルースは、大気圏突入直前でのリーンホースJr.迎撃を提案、艦隊司令のクロノクルの了承を得て出撃した。カテジナ・ルース、ルペ・シノ、ゴズ・バールで編成されたゲドラフの部隊はリーンホースJr.に襲いかかり、迎撃に出てきたリーンホースJr.やホワイトアークの部隊とモビルスーツ戦を行う。カテジナはリガ・ミリティアの防衛ラインを突破し計画通りリーンホースJr.に損傷を与えるが、大気圏突入が不可能になるほどの大きなダメージを与えることはできなかった。

その後カテジナ機とウッソのV2ガンダムは一対一のもみあいになるが、大気圏突入下での戦いを避けたウッソはリーンホースJr.に帰還、帰還不能限界点を超えてしまったカテジナのゲドラフは母艦に帰ることができずそのまま引力に引っぱられ地球に落下するのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

ガンダムウォー 戦場の女神 カテジナ・ルース R

カテジナはリーンホースJr.に損傷を与えて大気圏突入をできなくしようとしたが作戦は失敗。自身はモビルスーツのみでの大気圏突入を余儀なくされてしまう。

 

アドラステア

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の戦艦

巨大な車輪を持ち地上を走行できる特異な2輪戦艦。「地球クリーン作戦」を実行するために編成されたモトラッド艦隊に配備され、複数の同型艦が宇宙から大気圏に突入している。「地球クリーン作戦」は地球の地ならしをすることを目的とした作戦で、この船の前後に装着されている巨大なタイヤは地球上の人工物を踏み潰すためのものだった。

タイヤによる物理的な破壊力の他に火力もすさまじく、大型メガ粒子砲16門、その他のメガ粒子砲7門、合計23門にもおよぶメガ粒子砲や、数多くの対空ビーム砲、対艦ミサイルランチャーで敵を圧倒した。アドラステアが月から出撃した際にはリーンホースJr.と1対1の砲撃戦を行うことになるが、この船はその圧倒的な火力でリーンホースJr.を後ずさりさせている。
モビルスーツ射出用のカタパルトは存在せず、モビルスーツは船中央の下部に設置されたモビルスーツデッキから出入りしていたため、モビルスーツ運用能力については火力ほどのアドバンテージを持っていなかったのかもしれない。
防御力は非常に高く、V2コアファイターの特攻を受けて巨大な火球に飲み込まれてもその動きを止めることはなかった。

ザンスカール戦争終盤に戦線に投入されたアドラステアは、自らを旗艦とするモトラッド艦隊と共に地球に降下し「地球クリーン作戦」を実行する。しかし、そのさなか、ザンスカール帝国上層部と地球連邦軍が停戦協定を結んだため作戦は中止された。モトラッド艦隊は「地球クリーン作戦」を実行するために編成された部隊なので作戦が中止になった以上組織を解散させられる可能性もあったが、その後も艦隊は維持され、エンジェル・ハイロゥ地球降下作戦などに従事している。
エンジェル・ハイロゥ降下作戦ではリーンホースJr.の特攻を避けられず爆散、アドラステアとリーンホースJr.が引き起こした巨大な爆発によってモトラッド艦隊全体も消滅した。

この戦艦を考案したのは大のバイク好きのドゥカー・イクであり、この船がバイクっぽいのはそのせいの可能性が非常に高い。ドゥカー・イクはアドラステアを開発するに当たり、バイク型のモビルアーマー「ガリクソン」に自ら搭乗し開発用データを積み上げるなど積極的に行動し、この船の建造を実現するために多くの努力を払っている。
 
 
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MG 1/100 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス 金ピカ発売!

ガンダムフロント東京の特設巨大ドーム「DOME-G」で初公開された ユニコーンガンダム3号機 フェネクス が本日、マスターグレードになって発売されました。 背中に2枚装備された大型のアームド・アーマーDE(推進器+ビーム砲+シールド)は、まるで鳥が大きな翼を折りたたんでいる姿のように見え、不死鳥を表す「フェネクス」の名にふさわしいシルエットを誇っています。

見た目の印象は一目瞭然ですが、ものすごく金色です。その金色加減は、もし、このガンプラが秀吉の黄金の茶室におかれていたとしても全く違和感がないほどです。

価格は12,600円で全身金色らしく少々高めな感じがしてしまいますが、本物の金を3グラム(2月14日の相場で13,467円)買うよりは安いので、同じ金色を買うのならばフェネクスを買ったほうがお得のような感じがします。
 
 

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス (機動戦士ガンダムUC)

 
 
 

 

HGBF 1/144 RGM-79K9 ジムスナイパーK9 2月15日発売!

現在放送中のアニメ『 ガンダムビルドファイターズ 』 に登場する ジムスナイパーK9 (ジムスナイパー ケーナイン) が本日発売されます。

ジムスナイパーK9 はガンプラバトル世界大会アルゼンチン代表のレナート兄弟が使用するガンプラで、ジムスナイパーII をベースにして作られたものです。現在アニメでは、ちょうど良いタイミングで登場してきたところなので、番組を見返しながら完成させたガンプラを眺めてみるのも趣きがあって良いかもしれません。

K9の額にあるバイザーは上下に動かすことができるので、バイザーをおろしてスナイパー状態にすることもできますが、スナイパー状態にしたくなければ、べつにバイザーをおろさなくてもいいです。また、K9本体の他にバックパックの「 K9ドッグパック 」が付属していますので、K9ドッグパックを分離してK9の横に並べて飾ることもできます。

ジムスナイパーK9発売と同時にバックパックの「 K9ドッグパック 」も別に発売されますので K9ドッグパック が好きすぎてたくさんほしいという方は是非買ってみてください。
 
 

HGBF 1/144 ジム・スナイパーK9 (ガンダムビルドファイターズ)

 
 

HG BUILD CUSTOM 1/144 K9ドッグパック (ガンダムビルドファイターズ)

 
 
 

 

U.C.0153年5月19日 モトラッド艦隊が地球クリーン作戦を実行するため月から出撃する

宇宙世紀 0153年5月19日

この日、ベスパのモトラッド艦隊は「地球クリーン作戦」を実行するため月面から次々と発進した。「地球クリーン作戦」は巨大タイヤを装備した艦艇やモビルスーツを使って、人間が作った建造物を踏み潰し、地球の地ならしを行うという突拍子もない作戦で、クロノクル・アシャーを司令とするモトラッド艦隊がその任を負うことになっていた。

先だって月に到着し補給を受けていたリーンホースJr.の部隊は、このベスパの動きを知り、モトラッド艦隊の発進を必死に止めようとする。月面から飛び立とうとするモトラッド艦隊の旗艦アドラステアに対して、オリファー・イノエは特攻をしかけ動きを止めようとするが、その命をもってしても艦隊の運動を止めることはできなかった。

月面で補給を受けるリーンホースJr.と行動を共にしていたウッソ・エヴィンは、月で念願だった母との再会を実現していたが、モトラッド艦隊を止める戦いの中で母親をベスパに捕らえられてしまい、再び母と離ればなれになってしまうのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 
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モトラッド艦隊の旗艦アドラステアとモトラッド艦隊を守るゲドラフ

 

ZM-S24G ゲドラフ

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型モビルスーツ

ゲドラフはゾロアットに代わる主力モビルスーツを目指して製造された機体で、アインラッドと呼ばれる車輪タイプのサポートマシンを使用することを前提に開発された。アインラッドの中に入って動かすことを考えていたためかベスパの機体の中でも小型になっており全高は13.8メートルほど。アインラッドの攻撃力や防御力にたよる戦術で敵と戦っていたため、アインラッドを奪われたり破壊されたりすると戦闘力が大きく低下するという弱点もあった。
見た目は上半身の重量感が半端ではないことと下半身が短いことからずんぐりとした印象を受ける。カラーリングは黄土色を基調としていて明るいのに少し地味。

リーンホースJr.がサイド2マケドニアコロニーで拿捕されていた時は、ルペ・シノ、アジズ・バギ、カテジナ・ルースらがこの機体に乗ってマケドニアに無断で侵入、コロニー内に大混乱を引き起こしリーンホースJr.の脱出を結果的に手助けしてしまうという失態を演じてしまっている。巨大タイヤによる物理攻撃を持ち味とするモトラッド艦隊に多くの機体が配備され地球クリーン作戦などに投入された。
 
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右の車輪(アインラッド)の中にいるのがゲドラフ

 

U.C.0153年5月13日 – 5月14日 ベスパの部隊がマケドニアに無断侵入。その混乱を利用してリーンホースJr.とそのクルーがマケドニアを脱出する

宇宙世紀 0153年5月13日 ~ 5月14日

リーンホースJr.がマケドニアコロニーに漂着するのを確認したベスパは、女王の娘であるシャクティ・カリンを引き渡すようマケドニア政府に要請する。ザンスカールに力ずくで服従させられていたマケドニアはベスパに反感を持つ者も多く、リガ・ミリティアから奪い取ったリーンホースJr.やモビルスーツを秘密裏に自軍に加えようと考えていた。マケドニア政府はそういう意図を持っていたためベスパの要請を無視し、リーンホースJr.がコロニー内に入った事実自体を認めようとしないのだった。

マケドニア政府の不遜な対応に対してベスパのクロノクルはモビルスーツ部隊をマケドニアに送り込みシャクティの奪還作戦を開始。ベスパの新型モビルスーツの侵入によってマケドニアコロニー内は大混乱になるが、その混乱を利用して収監されていたリガ・ミリティアのメンバーは収容所から脱出することに成功する。収容所から抜け出したリガ・ミリティアのメンバーは、ウッソのVダッシュガンダムがベスパのモビルスーツを引き付けている間に港にたどり着きリーンホースJr.に乗艦、コロニーを脱出した。
囮になったウッソは今度はベスパに捕まってしまいルペ・シノに「恐ろしい拷問」を受けるが拷問を受けている最中に脱走、ハロの助けもあり何とか仲間たちのもとへ全裸で帰還することができた。
リガ・ミリティアはこのタイミングでホワイトアークとV2ガンダムを手に入れることになり、ウッソはそのV2ガンダムを駆って追ってくるベスパの部隊を撃退している。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
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戦艦アドラステアに乗るクロノクルは新型モビルスーツ「ゲドラフ」を出撃させマケドニアコロニーにいるシャクティ・カリンを奪還しようとする。

 
 
 
 

HGUC 1/144 LM314V21 V2ガンダム (機動戦士Vガンダム)

ウッソはこの時初めてV2ガンダムに乗り、その圧倒的な性能で追ってくるゲドラフを次々と戦闘不能に追い込んだ。

 

U.C.0153年5月7日 リーンホースJr.がサイド2のマケドニアコロニーに漂着しクルー全員がマケドニア政庁に拘束される

宇宙世紀 0153年5月7日

カイラスギリーの巨大加粒子砲を発射することでズガン艦隊に大ダメージを与えることができたリーンホースJr.だったが、カイラスギリーでの壮絶な攻防戦のせいで自身も大きく疲弊し、自力で本拠に帰還できずサイド2のマケドニアコロニーに漂着することになる。
マケドニアコロニーにたどり着いたリーンホースJr.の戦隊はマケドニア政庁によって武装解除され、リーンホースJr.の他Vガンダムなどのモビルスーツを接収される。リーンホースJr.のクルー全員は捕虜として拘束されマケドニア内の捕虜収容所に収監されることになるのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

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