宇宙世紀 0153年4月12日
ベスパのタシロ・ヴァゴ大佐は、リガ・ミリティアの重要人物オイ・ニュングを無断でギロチンにかけたファラに激怒する。タシロはファラを軍事裁判にかけるために、彼女に宇宙に戻るよう命令、ファラはラゲーン基地司令の任を解かれることになった。
ラゲーン基地の副指令ゲトル・デプレ大尉は、ファラ中佐の宇宙帰還をきっかけにしてアーティ・ジブラルタルのマスドライバーを手に入れることを提案、クロノクルに軍事力によってアーティ・ジブラルタルを制圧するよう命令する。
アーティ・ジブラルタルは中立の宇宙引越公社によってコントロールされている土地であり、一年戦争の時、ジオン公国軍すら手を出さなかった場所だったが、ベスパは果敢にもこれを自軍の支配下に置くことを目指したのだった。
同日、ラゲーン基地に配属されていたピピニーデン隊はリガ・ミリティアのカミオン隊を強襲。多数のトムリアットでヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが、ウッソ・エヴィンの天才的なパイロット能力と、リガ・ミリティア シュラク隊のオリファーによる突然の戦闘参加によって、撤退せざるを得ない状況に追い込まれた。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
アルベオ・ピピニーデン大尉は多数のトムリアットを率いてヴィクトリーガンダムを鹵獲しようとするが・・・
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