宇宙世紀 0153年4月11日
イエロージャケットに地下工場の場所を特定されたリガ・ミリティアのメンバーは、工場を脱出し移動を開始していたが、その中でもヴィクトリーガンダムを有するカミオン隊は、ベスパから執拗な攻撃を受けることになる。カミオン隊はバイク型のモビルアーマーを戦力の中心とするガッダール隊や、宇宙から降下してきたピピニーデン隊の一部によって次々と襲撃され苦戦するが、民間人の少年ウッソの協力によって何とか窮地を乗り切ることができた。
なんとかベスパの攻撃を乗り切ったカミオン隊だったが、その直後、昨日までカミオン隊のリーダーだったオイ・ニュング伯爵が公開処刑されるところを、テレビ放送によって見てしまう。オイ・ニュングは昨日クロノクルによって拉致されてしまったのだが、ベスパのラゲーン基地司令ファラ・グリフォンによってギロチンにかけられてしまったのだった。
少年の天才パイロット、ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアに協力するか、カサレリアに戻り元の生活に戻るか、気持ちが揺れ動いていたが、オイ・ニュングの処刑という陰惨な光景を目にして、ザンスカール帝国の凶悪性を感じ取り、後にリガ・ミリティアに協力することになる。
ガッダール隊の隊長ドゥカー・イクとピピニーデン隊の隊長アルベオ・ピピニーデン
|
ベスパのファラ・グリフォン中佐の命令によりギロチンにかけられるオイ・ニュング伯爵
|