ジュピトリスで開発された試作モビルスーツ
ジュピトリスのパプテマス・シロッコが開発した機体で偵察能力を重視した設計になっている。シロッコはジ・Oとジ・Oを援護するパラス・アテネ、そしてこのボリノーク・サマーンをひとまとまりにして用いることを想定していて、偵察・索敵を担当する本機の役割は重要だった。
頭のドーム部分に感知器を搭載していて、そこから得られた少ない情報を基に高度な解析処理を行い的確な戦域情報を味方の機体に伝達した。
パイロットはシロッコを信奉するサラ・ザビアロフ。サラのボリノーク・サマーンはハマーンのキュベレイとシロッコのジ・Oが対峙する中、そこに割り込みシロッコを討とうとするカツ・コバヤシの攻撃を体を張って防ぎ、シロッコの身代わりとなって撃破された。