「マリーダ・クルス」タグアーカイブ

RX-0 ユニコーンガンダム2号機バンシィ

地球連邦軍のニュータイプ専用モビルスーツ

地球連邦軍のUC計画の下、アナハイム・エレクトロニクス社で製造されたユニコーンガンダムの2号機。白い1号機とは対称的に黒色で塗装されていて「バンシィ」という二つ名で呼ばれている。1号機と同じく全身の骨格にサイコフレームが使用されNT-Dシステム作動時はデストロイモードに変身する。

両腕にアームド・アーマーと呼ばれる特殊な武器を装備していてかなり強そう。右腕のアームド・アーマー・ビーム・スマートガンは強力なビーム兵器で、その高い出力により敵を切断することもできる。また、左腕のアームド・アーマー・ヴァイブレーション・ネイルは巨大なツメのような形をしており物理攻撃で敵を撃破することができた。

パイロットはマリーダ・クルス。連邦軍に捕えられたあと記憶を改変されたマリーダはこの機体に乗りバナージのユニコーンと戦うことになる。
 

HGUC 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム 2号機 バンシィ ユニコーンモード (機動戦士ガンダムUC)
 
HGUC 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム 2号機 バンシィ デストロイモード (機動戦士ガンダムUC)

 

NZ-666 クシャトリヤ

ネオ・ジオン軍(袖付き)のニュータイプ専用モビルスーツ

第一次ネオ・ジオン戦争でネオ・ジオンが使用したクィン・マンサをベースに開発された機体。かつてのクィン・マンサは単機に圧倒的破壊力を持たせたため頭頂高が40メートル近い巨体になってしまっていたが、クシャトリヤはその後の技術革新(サイコフレーム技術の発展等)によりその圧倒的破壊力を保ったまま小型化することに成功する。

体の周りにはスラスター・武器・ファンネル格納庫の役割を持つ巨大なバインダーが4基備え付けられていて、その変わった姿から連邦軍に「4枚羽」という呼ばれ方もしているが、機体が緑なこともありむしろピーマンのように見えなくもない。
胸部やバインダーに装備されている12門のメガ粒子砲の他、24基のファンネル、ビームサーベル、ビームガトリングガンなど多数の武器で武装し戦艦を凌駕するほどの圧倒的火力を誇っていた。

パイロットはマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)が担当しラプラス戦争に投入された。
 

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)

 

AMX-004G 量産型キュベレイ

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型ニュータイプ専用モビルスーツ

その名の通りニュータイプ専用機キュベレイの量産化を目的として開発された機体で、第一次ネオ・ジオン戦争末期に戦場に投入された。

グレミー・トトはネオ・ジオンの主導権を奪うべく反乱計画を進めていたが、彼が組織したニュータイプ部隊をその目的に活用するためニュータイプ専用機の量産化計画も推進。そしてついに量産型キュベレイが完成するに至った。量産型キュベレイのパイロットにはプルシリーズ(ニュータイプのクローン兵)があてがわれニュータイプ専用機としての能力を最大限に発揮することができた。このようなニュータイプパイロットの量産とニュータイプ専用機の量産というグロテスクな事実は、ジオン公国軍時代のフラナガン機関から脈々と続いてきたニュータイプ研究の帰結の一つといえるかもしれない。

量産型キュベレイはハマーンのキュベレイをベースに開発されたが、ネオ・ジオンにはハマーンに匹敵するニュータイプ能力保持者が存在せず、量産型キュベレイのパイロットを担当するプルシリーズもそれに漏れなかった。そのためニュータイプ能力を活かした戦闘力をキュベレイよりも低く設定せざるを得ず、その代わりとしてアクティブカノンの設置やファンネル数の増大などで火力を向上させている。

量産型キュベレイ部隊はハマーンに反旗を翻したグレミー軍に所属し戦場に赴く。戦場ではエゥーゴ部隊を圧倒するなどの活躍をみせるが、最後はハマーン派のキャラ・スーンが乗るゲーマルクと激闘を繰り広げ双方相討ちとなって全滅した。(この時戦場から離れたプルトゥエルブ=マリーダ・クルスの量産型キュベレイだけは助かっている。)
 
 

ガンダムコレクションDX5 量産型キュベレイ 134 《ブラインドボックス》

 

U.C.0089年1月17日 エゥーゴがネオ・ジオンを制圧。ハマーン、グレミーが戦死。第一次ネオ・ジオン戦争が終結する。

宇宙世紀 0089年1月17日

ハマーン軍とグレミー軍は激戦を繰り広げていた。ネェル・アーガマ部隊もグレミー軍殲滅を優先し参戦する。
両軍が激突する中、ラカン・ダカランのドーベン・ウルフとキャラ・スーンのゲーマルクも死力を尽くして戦っていた。グレミー軍殲滅を目指すΖΖガンダムはその戦いに加わり、キャラを助けラカンのドーベン・ウルフを撃破する。

一方、反乱軍を指揮するグレミー・トトは精神が不安定になったプルツーを落ち着かせるためにクィン・マンサに同乗し、Ζガンダム、ガンダムMk-IIを大破させる。その直後クィン・マンサはΖΖガンダムと対峙するがプルツーはコックピットを出てジュドーのもとへ去ってしまった。グレミーはプルツーを連れ戻そうとコックピットから出るが、ルー・ルカのΖガンダムが放ったビームを受け死亡した。
指導者を失ったグレミー軍はハマーン軍とネェル・アーガマ部隊の猛攻を受け崩壊することになる。

グレミー軍との戦いに目処がついたハマーン・カーンはジュドー・アーシタとの決戦を望み、キュベレイでΖΖガンダムと一騎打ちを展開していた。しかし、そこにグレミー軍の残党であるニュータイプ部隊(量産型キュベレイ)が二人を襲う。

ハマーンとジュドーの決戦を実現させるため、キャラ・スーンは邪魔をするニュータイプ部隊を引き受ける。キャラはゲーマルクで多数の量産型キュベレイを打ち破るが相討ちとなり、自身の命も失った。ニュータイプ部隊(量産型キュベレイ)は戦場を離れたプルトゥエルブ(マリーダ・クルス)を残し全滅した。

ハマーンとジュドーが激闘を繰り広げる中、ネェル・アーガマは小惑星モウサ(アクシズの居住区画)をコア3に直撃させ、ハマーン艦隊に大損害を与える。

ハマーンとジュドーの戦いは苛烈を極めキュベレイ、ΖΖガンダムの双方が甚大なダメージを受けたが、キュベレイが上下に寸断されたことによりついに戦いは決着。ハマーンは自分が敗れたことを認めキュベレイを自らモウサにぶつけて自害した。
その後ハマーン艦隊の旗艦サダラーンはエゥーゴに投降、ミネバ・ザビが影武者であることが判明する。

ネオ・ジオンはハマーン軍、グレミー軍双方が壊滅することにより崩壊し、ここに第一次ネオ・ジオン戦争が終結した。

 
 

ガンダムコレクション 1/400 NZ-000 クィン・マンサ (機動戦士ガンダムZZ)MG 1/100 MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0 (機動戦士Zガンダム)

グレミーはルー・ルカのΖガンダムが放ったビームによりクィン・マンサと共に消滅した

 
 

エクセレントモデル RAHDX ガンダム・アーカイブス サイド4 RAHDX G.A.06 ハマーン・カーン

ハマーン・カーンはジュドーと死闘を繰り広げるが、最後は自分の敗北を認め自害する