U.C.0079年9月23日 地球連邦軍本部ジャブローに移動するためホワイトベースが大気圏に突入

宇宙世紀 0079年9月23日

南米のジャブローをめざし大気圏に突入しようとするホワイトベースにシャア部隊は4機のザクII で襲いかかる。シャアはホワイトベースを撃沈できなかったが、ホワイトベースをジャブローに入港させるという連邦軍の目的を阻みジオン勢力圏の北アメリカに誘導した。 この戦いでシャアはザクII 3機を失い、その内1機は地球の引力から逃れられず溶解している。
 
 

 

1/400 ホワイトベース 最終決戦仕様

大気圏突入直前という前例のないタイミングでの戦闘を余儀なくされたホワイトベース隊

 

MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

ホワイトベース隊を攻撃したシャア部隊。量産型ザクII 3機はすべて撃破された

 

パプア級補給艦

ジオン公国軍の宇宙補給艦

物資を格納する部分が二つ並べて艦の上部に設置されていて、上から見るとならべた靴の裏みたいに見える。艦橋は船底にあり真横から見ると拳銃のように見えなくもなく、特徴のあるデザインの船体をしている。上下逆さまにしても船として違和感はない。
色は薄緑で補給艦とは思えないほどの鮮やかな印象を与えてくれるし、おまけに名前の響きがとてもかわいらしい。このようにパプアは補給艦として優れているうえにデザイン性や名前も申し分ない船だが、一年戦争後期には旧式艦となっており、その役割を後継艦のパゾクに取って代わられつつあった。
 

機動戦士ガンダム 1/3500 パプア級補給艦

 

ムサイ

ジオン公国軍の宇宙巡洋艦

ミノフスキー粒子散布環境下における有視界モビルスーツ戦を前提として設計、開発された主力宇宙巡洋艦で宇宙世紀0075年に就役した。ムサイはジオン公国軍艦隊の主力として運用され一年戦争の全期を通して最も活躍した艦艇といえるかもしれない。特に一年戦争緒戦では連邦軍にモビルスーツ部隊が存在しなかったこともあり、連戦連勝し圧倒的な力の差を見せつけた。

船体の色は緑でメガ粒子砲6門、ミサイルランチャー等で武装。熱核ロケットエンジン2基を艦尾下部に目立つ形でくっつけている。モビルスーツ4機を艦橋の下にある格納スペースに搭載することが可能でモビルスーツは艦尾のハッチから出撃する。

大気圏突入能力はないが大気圏突入用の小型カプセル・コムサイを艦首に格納しており、地球に降下する場合はコムサイを切り離し大気圏に突入することができる。
 

EXモデル 1/1700 ムサイ (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月20日 ホワイトベースが小惑星基地ルナツーに入港する

宇宙世紀 0079年9月20日

ホワイトベースを追跡していたシャアのムサイは友軍から補給を受けるが、そのタイミングでホワイトベース隊による奇襲を受ける。シャアは補給物資を何とか受け取ったものの、補給を実施していたジオンの補給艦とザク I を失った。
その後、ホワイトベースはシャアの追跡を振り切り地球連邦軍の小惑星基地ルナツーに入港した。
 
 
宇宙世紀 0079年9月22日

シャアの攻撃により混乱するルナツーからホワイトベースは出港しジャブローをめざす。

 
 

 

機動戦士ガンダム 1/3500 パプア級補給艦

シャア部隊に補給を行ったジオン公国軍の補給艦パプア

 

ホワイトベース

地球連邦軍の強襲揚陸艦

モビルスーツの運用を前提として建造された連邦軍初の戦闘艦。モビルスーツ開発計画「V作戦」により建造されたガンダム・ガンキャノン・ガンタンクを搭載、モビルスーツを射出するカタパルトを2本備えている。連邦軍は初めてモビルスーツを使用するホワイトベース隊を実験的な部隊という位置づけにしており通常の艦艇とは異なる運用をした。
見た目は手足を伸ばした白い馬のような形をしておりジオン公国軍から「木馬」と呼ばれている。通常の戦闘艦ではありえないような非常にかっこいい形状をしていて、この艦をデザインした人はおそらく天才。

サイド7に入港したときシャアの部隊の奇襲を受け、急きょサイド7の避難民を乗せ出港。この時、奇襲で正規兵が死傷し艦を運用する人材が不足してしまったため、緊急的に民間人がホワイトベースクルーになった。ガンダムパイロットのアムロ・レイもその一人。
その後、ホワイトベースは多くの戦闘を繰り広げ苦戦しながらもジオン軍を退けていく。連邦軍はこの戦績をみて民間人クルーを正規兵に採用、ホワイトベースを地球連邦宇宙軍ティアンム艦隊第13独立部隊に編入した。ホワイトベースは最終決戦ア・バオア・クー攻略戦でエンジンを打ち抜かれア・バオア・クーに乗り上げる。クルーは白兵戦に移行し必死に戦っていたが、アムロの「声」を聞いたブライト艦長はホワイトベースに危機が迫っていると知り撤退を命令。その後、ア・バオア・クーから脱出したクルーが見つめる中ホワイトベースは大爆発を起こし轟沈した。

艦長はブライト・ノア 操舵士はミライ・ヤシマ
 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月18日 サイド7でガンダムがザクIIを撃破。モビルスーツ同士による実戦が世界で初めて行われる

宇宙世紀 0079年9月18日

ジャブローを出港したホワイトベースはサイド7に到着するが、その動きを捕捉していたシャアの部隊はサイド7の1バンチにザクII を送り込む。
偵察を行っていたザクII は、「V作戦」によって生産された複数のモビルスーツを発見。1機のザクII が偵察任務を逸脱しモビルスーツの破壊を試みたため戦闘状態に入った。
ジオンの攻撃によりコロニー内は大混乱になるが、ガンダムに偶然乗り込んだアムロ・レイによってザクII 2機が撃破され事態は終息した。
その後、ホワイトベースはモビルスーツと避難民を乗せサイド7を出港している。

※機動戦士ガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」は上記の状況を描いている
 
 

 
 

MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

史上初のモビルスーツ戦を行ったガンダムとザク2機

 
 

MS-06J 陸戦型 ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクII F型を地球上で運用できるよう改良した陸戦用モビルスーツ。

ジオン公国軍は戦争を短期決戦に持ち込もうとしていたため当初地球に侵攻することは考えていなかった。しかし、レビル将軍の演説により連邦軍は戦争の継続を決定。長期戦になってしまったためジオンは地球に侵攻せざるをえなくなった。
地球の連邦軍要衝を攻めるためジオン公国軍は宇宙戦用に開発されたザクII F型を改良し地球上での戦闘に特化したザクII J型を開発した。重力化で負担がかかる部分を強化したり、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を空冷にしたりと地球上で戦うために多くの改良がなされている。
 

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月15日 ホワイトベースがジャブローを出航。ガンダムを含む試作モビルスーツを受け取る為サイド7を目指す

宇宙世紀 0079年9月15日

「V作戦」によって開発されたガンダムをはじめとする試作モビルスーツはサイド7でテストされていたが、それらを受け取るためホワイトベースがジャブローから出航する。(このホワイトベースもガンダムと同じく「V作戦」によって建造された軍艦で、高いモビルスーツ運用能力を持っていた。)
ジャブローを出たホワイトベースはサイド7を目指して順調に航行するはずであったが、その途上、運悪くシャア・アズナブルのムサイに発見され後をつけられることになる。
 
 

 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)

 

RX-79[G] 陸戦型ガンダム

地球連邦軍の先行試作量産型モビルスーツ

一年戦争後期に陸戦用として開発された機体。RX-78-2 ガンダムの開発過程で多量に生産された部品を活用し製造されたため基本的な性能が高い。また、陸戦型ジムと同じ製造ラインで生産されているので、共通するパーツが多く機体破損時のメンテナンス性も優れていた。
ビームライフル、ビームサーベル、180mmキャノン、マシンガン、ロケットランチャー等の強力な武器で武装していて地上戦を優位に進めることができる。装甲には高価なルナチタニウム合金が使用されていて防御力も高い。

東南アジア戦線に展開していた第1機械化混成大隊(コジマ大隊)に多くの機体が配備されたがその中でもシロー・アマダ少尉が率いる第08MS小隊の活躍には目を見張るものがあった。
 

HCM-Pro SP-004 陸戦型ガンダム スペシャルペインテッド (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

U.C.0079年7月25日 地球連邦軍欧州方面軍がヨーロッパ大陸で窮地に陥る

宇宙世紀 0079年7月25日

地球連邦軍欧州方面軍はジオン公国軍の地球制圧軍の圧力によって後退を余儀なくされる。連邦の欧州方面軍はこの日ついにドーバー海峡目前まで撤退し、まさに背水の陣ともいえる危機的な状況に陥っていた。彼らは最後の力を振り絞り反攻作戦を遂行するが、結局、モビルスーツを主体とする圧倒的な力を持ったジオン公国軍の前に大敗してしまった。
 
 

 

地球連邦欧州方面軍が追いつめられたドーバー海峡