ジオン公国軍のモビルアーマー
ビグロを発展させて開発された大型モビルアーマーで姿かたちにビグロの面影がある。ロブスターっぽい。
ビグロと同じように巨大なハサミ型のクローアームが体から伸びており近接戦闘に対応している。また、メガ粒子砲、ビームガン、ミサイルランチャー、ガトリングガンといった多くの火器を搭載しており強力な火力を誇っていた。これだけでも十分な戦闘力だと思うのだが、その上アッザム・リーダー(鳥かごのような檻の中に敵を捕らえ焼いてしまう武器)を進化させたプラズマ・リーダーとよばれる武器も装備しており、ヴァル・ヴァロは近接攻撃、遠距離・近距離からのビーム・ミサイル攻撃、プラズマ・リーダーによる特殊攻撃といった多種多様な攻撃方法を持つことになった。推力は720,000kgにも達し凄まじいほどの機動力を持っており巨体なのに早く動ける。
かつてジオン公国軍宇宙攻撃軍に所属していたケリィ・レズナーは一年戦争後、損傷を受け使えなったヴァル・ヴァロを修理しデラーズ・フリートに参加しようとしていた。しかし、いろいろ行き違いがありデラーズ・フリートに参加できなくなる。デラーズ・フリートに参加できなくなったケリィ・レズナーは一人で連邦と戦う決意をしヴァル・ヴァロでガンダム試作1号機フルバーニアンに挑むが激戦の末モビルアーマーの弱点である近接攻撃によって撃破された。