ZMT-S13G ゴッゾーラ

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の地上用試作モビルスーツ

本機は、正規軍ではないリガ・ミリティアに対応するため、ゲリラ戦対応能力を高めるような設計がなされ生産された。
高性能の対物、対人センサーを集中させた頭部のデザインは、それまでの機体とは一線を画しており、ダンゴ虫のように見えなくもない。ビームライフルの他、太もものマルチランチャーミサイルや胸部のビームガン兼用ビームサーベルなどで武装していて攻撃力はシャッコーよりも高く、新型のビームローターを搭載することで移動能力も高くなっている。

親友のサバトをリガ・ミリティアというよりウッソに討ち取られたガリー・タンは怒りに燃え、命令を無視して、ゴッゾーラで出撃。リガ・ミリティアの秘密工場にたった一機で攻撃を仕掛けるが、ウッソのVガンダムに敗れ捕虜となってしまう。
このガリーの行動は、70年以上前の一年戦争で、上官トクワンの戦死に激高し、命令を無視してザクレロで出撃したデミトリー曹長の行動を思い出させるが、デミトリー曹長も敗北したことからもわかるように、やはり感情的な行動の多くは自滅を招くことが多い。
ゴッゾーラは敗れはしたもののベスパはこの戦いを捕捉しており、ゴッゾーラの戦闘データは後のモビルスーツ開発に生かされることになった。
 
 

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LM312V04 ヴィクトリーガンダム

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ

ヴィクトリーガンダム (Vガンダム)は、リガ・ミリティアが発動した「V(ヴィクトリー)プロジェクト」と呼ばれるモビルスーツ開発計画によって生産された機体で、ザンスカール帝国に反感を持つサナリィやアナハイム・エレクトロニクス社の技術者の協力を得て開発された。

機体は伝説のモビルスーツ「ガンダム」を意識して設計され、RX-78-2 ガンダムが採用していたコア・ブロック・システムに似た構造を持っている。ボディーはコア・ファイターと上半身のハンガー、下半身のブーツの三つの部位で構成され、ハンガーやブーツが損傷を受けた時は即座に新しいものと交換することができた。
また、コア・ファイターとハンガーだけで構成される戦闘機トップ・ファイターや、コア・ファイターとブーツだけで構成される戦闘機ボトム・ファイター等の形態になることができたのでモビルスーツとしてだけでなく、強力な戦闘機として多種多様な作戦を遂行することができる。

モビルスーツとしての性能は非常に優秀で、頭頂高15.2m、本体重量7.6tの小型の機体であるにもかかわらず、出力は4,780kWという凄まじい力を持っており、極めて優れた機動性を発揮した。( ちなみにニューガンダムの出力は2,980kW、サザビーの出力は3,960kW )
移動力もずば抜けていて、推進機関にミノフスキーフライトを採用しているので、ミノフスキー粒子の濃度に依存してしまうものの、それまでの機体よりは長距離を移動することができる。武装はビーム・ライフル、ビーム・サーベル、バルカン砲といったごく普通のものだが、その優れた機動力と、柔軟な形態変形、迅速な損傷部品交換による戦場復帰能力の高さによって敵を圧倒した。

メインパイロットはウッソ・エヴィンとマーベット・フィンガーハットが担当し、リガ・ミリティアのシンボルとしてザンスカール戦争を戦った。
 
 

MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka (限定クリアパーツ付き) (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月6日 リガ・ミリティアがヴィクトリーガンダムを実戦に投入

宇宙世紀 0153年4月6日

カサレリアでの戦いをくぐり抜けたカミオン隊は、リガ・ミリティアの秘密地下工場になんとかたどり着く。しかし、イエロージャケットのクロノクルによって地下工場を発見されてしまい、まもなく攻撃を受けることになった。この攻撃を退けるため、リガ・ミリティアは初めて切り札のヴィクトリーガンダムを実戦に投入する。

ヴィクトリーガンダム (Vガンダム)は正規パイロットのマーベット・フィンガーハットが操縦するはずだったが、彼女が負傷していたため、急遽、素人の少年ウッソ・エヴィンがパイロットを担当することになった。
コア・ファイターで出撃することになったウッソは、特別な訓練も受けていない13歳のごく一般的な少年に見えたが、その天才的な能力で、コア・ファイターとハンガー、ブーツをドッキングさせることに成功、戦場の空に初めてヴィクトリーガンダムを出現させる。空中に突如として現れたヴィクトリーガンダムはクロノクルのゾロと交戦、これを退けることに見事に成功し、その性能の高さをみせつけた。

この戦いは、ヴィクトリーガンダムの強さを内外に示すことになったほか、ウッソ・エヴィンという少年のパイロット能力の優秀性をリガ・ミリティアに確認させることにもなった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

HGUC 1/144 LM312V04 ヴィクトリーガンダム (機動戦士Vガンダム)

 

ZMT-S12G シャッコー

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の試作モビルスーツ

本機はゾロアット、ゾロに続く主力量産機を開発するための試験機として生産された機体で、白兵戦での戦闘力を重視して開発された。
0153年の2月に宇宙環境下でのテストを終え、3月にはベスパが占領していた東ヨーロッパのラゲーンで重力環境下でのテストを実施している。同年4月にはベスパのクロノクル・アシャーがシャッコー操縦中に、たまたまパラグライダーに乗っていたど素人の少年ウッソ・エヴィンに機体を奪われるという信じがたい大失態を演じるが、ど素人の少年によって操縦されてしまったという事実によって、シャッコーの簡易な操縦性が評価されることになり、後に量産されるリグ・シャッコーの開発へとつながることになった。

ビームライフル、2連ショルダービームガン、ビームサーベル等で武装している他、ビームローターを装備しており低出力で空中を飛行することができ行動可能範囲も広い。機体はオレンジ色で塗装されていて派手。頭部にある蛾の触角のような2本のアンテナが特徴的。
 
 

MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ カード シャッコー

 

U.C.0153年4月5日 カサレリア近傍での戦い

宇宙世紀 0153年4月5日

カサレリア付近で停滞していたリガ・ミリティアの小部隊に対し、イエロージャケットのサバト隊が襲いかかる。カミオン(大型トレーラー)を中心としたリガ・ミリティアの部隊は、コア・ファイターの他、森に仕掛けた防御用のトラップなどを使いイエロージャケットに抵抗した。
カサレリアのウッソもリガ・ミリティアに協力し、シャッコーでゾロ部隊の隊長機と対敵、隊長サバト少尉を戦死させるが、その直後、クロノクルの攻撃を受けて中破し機体から脱出することに。ウッソはシャッコーをクロノクルに回収されてしまうが、隊長を失ったイエロージャケットは撤退を余儀なくされ戦闘は終了した。

この時、ウーイッグ爆撃で避難民となったカテジナ・ルースや戦災孤児となった赤ちゃんカルルマン・ドゥカートゥス、ウッソと同じくカサレリアで暮らしていたシャクティ・カリンもリガ・ミリティアに同行している。
 
 
 

【ガンダムウォー】シャクティ・カリン

突然、戦争という非日常に身を置くことになったシャクティ・カリンは、リガ・ミリティアのメンバーの命知らずともいえる大胆な戦時行動を見て、「 おかしいわ、この人たち、みんなおかしいわ 」 という本音を吐露している。

 

HG 1/144 ウイングガンダムフェニーチェ 12月7日発売!

ガンプラバトルアニメ 『 ガンダムビルドファイターズ 』 に登場する ウイングガンダムフェニーチェ が新発売されました。

XXXG-01Wf ウイングガンダムフェニーチェはガンプラバトルイタリア代表の リカルド・フェリーニ のもので、ウイングガンダムをベースに組み上げられたガンプラです。 機体はアシンメトリーの形態をしていて左肩だけにあるウイングが特徴的です。カラーリングはイタリア代表らしくイタリア国旗をイメージさせるものになっています。

また、本機が使用するバイクっぽい 「 メテオホッパー 」 と呼ばれるサポートマシンも同時に発売されますので、できるかぎりメテオホッパーの上にフェニーチェを乗せてみてください。

ウイングガンダムフェニーチェが大活躍することになるはずの 『 ガンダムビルドファイターズ 』 は現在放送中ですので是非ご覧ください。 来週の月曜日の放送は、ついに世界大会が開幕するという内容なので必見だと思います。今週放送分を見逃した方は BS11 (日曜日午後7時)や公式ウェブサイトで番組を見ることができるので見てみてください。
 
 

HG 1/144 ウイングガンダムフェニーチェ (ガンダムビルドファイターズ)

 
 
 

HG 1/144 メテオホッパー (ガンダムビルドファイターズ)

 
 
 
 

 

U.C.0153年4月5日 イエロージャケットがヨーロッパの都市ウーイッグを攻撃

宇宙世紀 0153年4月5日

ザンスカール帝国軍「ベスパ」はこの日、リガ・ミリティアの地下施設を破壊するため、精鋭部隊の「イエロージャケット」を使いヨーロッパの都市ウーイッグを攻撃する。イエロージャケットは地上用のモビルスーツ「ゾロ」を使って夜の町を襲撃、住民の多くは避難を余儀なくされることになった。

この攻撃作戦前にイエロージャケットのクロノクル中尉は、ウーイッグ近くのカサレリアにおいて、テスト中のモビルスーツを地元の少年ウッソによって奪われるという大失態を演じている。(パラグライダーに乗った素人の少年に空中で接触し機体を奪われるという、稀にみる信じがたいほどのしくじり方をしてしまっている。)この偶然起きた事件は、後にザンスカール戦争の戦局を左右するほどの大きな意味を持つことになるのだった。

少年ウッソ・エヴィンはイエロージャケットの攻撃から憧れの女性カテジナ・ルースを救うために、奪ったモビルスーツ「シャッコー」に乗ってウーイッグに向かう。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

ガンダムウォーネグザ ウーイッグ爆撃(レア) 《カード》

イエロージャケットの攻撃を受け炎上するウーイッグ市街

 
 
 

MORINAGA 森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ  機動戦士Vガンダム 角川書店 ニュータイプ100%コレクション

ウーイッグ攻撃作戦前にクロノクルはシャッコーをウッソ少年に奪われるという大失態を演じる

 

ZM-S08G ゾロ

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の地上用量産型モビルスーツ

本機は地球上で運用することを目的にゾロアットをベースに開発された機体。戦闘中、上半身部分と下半身部分に分離することが可能で、上半身による敵戦力への攻撃と、下半身による敵施設への攻撃を同時に行うことができた。また、ビームローターを搭載していて長距離を難なく移動することが可能で作戦行動半径が広い。

ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、ガトリング・ガン、バズーカ、対地爆雷コンテナ等の多くの武器で武装することができ、多種多様な作戦を実行することができるとても使い勝手のよいモビルスーツだったが、後に開発されるトムリアットの登場によって第一線を退くことになった。ザンスカール戦争時、ベスパによって行われた地球侵攻作戦に投入されている。
 
 

ガンダムウォーネグザ ゾロ(コモン) 《カード》

 

ベアッガイ III(さん) 爆誕!!!

2013年12月1日、ガンプラ最強のかわいさを誇る ベアッガイ III(さん) がついに発売されました。

ベアッガイさんは名前や姿からもわかるとおり、一年戦争のジャブロー攻略作戦で使用されたアッガイの流れをくむ機体で、『 ガンダムビルドファイターズ 』 のヒロイン、コウサカ・チナが初めて製造したガンプラです。
このガンプラは、顔のパーツを変更することで表情を変えることができるほか、口や耳を微妙に動かすことでかわいさをさらに増幅させることが可能になっています。

ベアッガイさんの原点ともいえるアッガイは、元々手足が短くただでさえかわいらしい形をしているのですが、コウサカ・チナのずば抜けた女子発想力を全身で受け止めて、さらにかわいらしい姿に変貌することになったのでした。コウサカ・チナの才能も素晴らしいですが、女子の力を最大限引き出すことができるアッガイの圧倒的なポテンシャルにも敬意を表さざるを得ません。

ベアッガイさんが登場するアニメ 『 ガンダムビルドファイターズ 』 は現在絶賛放送中ですので、まだ見てない方は是非見てみてください。
 
 

HG 1/144 ベアッガイ III (ガンダムビルドファイターズ)

 
 
 

 

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