「MS」カテゴリーアーカイブ

RX-78GP01 ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

RX-78ガンダムのコンセプトを引き継ぎ開発されたガンダムの正統後継機ともいえる機体。一年戦争時よりさらに進化したコア・ブロック・システムを導入し教育型コンピュータも強化され機体に組み込まれている。本機の開発計画は極秘で0081年秋に始まり開発時のコードネームは「ゼフィランサス」。開発開始から2年後の0083年の秋に完成した。ちなみに「ゼフィランサス」は花の名前。

RX-78ガンダムと同じく頭部にはバルカン砲が2門あり、ビームサーベルやビームライフルで武装している。カラーリングもRX-78ガンダムのものを踏襲しており、青、赤、白のトリコロールで塗装されている。

極秘開発された試作1号機(ゼフィランサス)はオーストラリアのトリントン基地に移送され性能試験を行う予定だったが、同じく極秘開発されトリントン基地に移送された試作2号機(サイサリス)がデラーズ・フリートの一味に強奪されたことからそのまま追撃戦に参加。なし崩し的にデラーズ・フリートとの戦いに参戦することになる。
 

RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

RGM-79 パワード・ジム

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

ジム改を改良し出力や推力を高めた試験用のモビルスーツ。大型ランドセルを搭載しジム改と比べると見るからにガッシリとした外観をもっている。胴体と足の一部が朱色でカラーリングされていて初代ジムを彷彿とさせる。

オーストラリアのトリントン基地で機体の試験を行っていたが、ガンダム試作2号機(サイサリス)強奪事件に遭遇し急遽奪還作戦に投入される。しかし、奪還作戦途上でドム・トローペンの攻撃にあい破壊された。
 

HGUC 1/144 RGM-79 パワード・ジム (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

RX-78GP02A ガンダム試作2号機(サイサリス)

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

一年戦争後、ジオン公国軍のモビルスーツ技術を吸収した地球連邦軍は、新たな高性能モビルスーツを開発するべく「ガンダム開発計画」を発動、極秘に複数のガンダムを試作した。ガンダム試作2号機はその中の一つで核攻撃ができるよう設計・生産されたもの。

本機は核弾頭弾を発射できるアトミックバズーカを装備し、核攻撃により敵の中枢に致命的なダメージを与えることができる機体になっている。自身の核攻撃によって機体が損傷しないよう耐核装備が施されているため装甲やシールドが厚くなり重量が重くなってしまっているが、大きな出力と推力でその重さを補い高い機動性を担保している。

デラーズ・フリートはこの核攻撃可能なガンダムの存在を知って星の屑作戦を計画し実行、ガンダム試作2号機(サイサリス)を核弾頭弾ごと連邦軍から奪うことに成功する。「ソロモンの悪夢」と呼ばれたアナベル・ガトーはこのガンダム試作2号機(サイサリス)で観艦式参加のために集結した連邦軍艦隊の対し核攻撃を敢行。連邦軍艦隊に大損害を与えた。
自らの敵に対して使用する予定であった核を自らの艦隊に使われることになった連邦軍は多大なショックを受けたに違いないし、面目もつぶされ慚愧に耐えない気持ちだっただろう。
ガンダム試作2号機(サイサリス)は核攻撃からの帰投途中、ガンダム試作1号機フルバーニアンに発見され戦闘に突入。激戦の末相討ちとなりアナベル・ガトーは脱出、機体は放棄された。
 

HGUC 1/144 RX-78GP02A ガンダムGP02A サイサリス (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

EMS-10 ヅダ

ジオン公国軍の試作モビルスーツ

かつてザク I とジオン軍主力機の座を争った EMS-04 ヅダ を改良し性能を向上させた機体。本機の前身である EMS-04 ヅダ は主力モビルスーツ選考会で空中分解するという大惨事を引き起こしたがモビルスーツとしての基本的な性能はザク I を上回っていたため開発は継続された。
開発が進んだ結果、素材などを工夫し機体の強度を高めたほかドムにも採用された高性能の土星エンジンを搭載することによって推進力、機動力のアップも実現している。その圧倒的な推進性能は連邦軍最強のモビルスーツRX-78-2 ガンダムを上回るといったうわさも流れるほどだった。
対艦ライフル、ザクマシンガン、ザクバズーカ、ヒートホーク等の武器で武装することができる。
 

HGUC 1/144 EMS-10 ヅダ (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

 

MP-02A オッゴ

ジオン公国軍のモビルポッド

一年戦争末期、連邦軍の圧倒的物量の前に防戦を余儀なくされていたジオン公国軍はその物量に対抗するためにモビルポッドなるものを開発する。モビルポッドは少量の資源で生産することが可能なので巨大なモビルスーツよりも数を多く作ることができた。

ドラム缶のような本体にザク・マシンガンやザクバズーカといった既存の武器を取り付けることにより一定の攻撃力の保証を得るとともに、生産コストの削減も実現している。
戦争末期に生産が始められたため大量に戦場に投入されることはなかったが、もしもっと早く生産されていたならば連邦軍のボールと同じくらいの知名度はあったかもしれない。
 

EXモデル 1/144 オッゴ (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

 

MSM-08 ゾゴック

ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ

ズゴックより陸上での格闘能力を高めた機体で白兵戦で力を発揮した。ズゴックとは姉妹機の関係にある。ジャブロー攻略のためアッグシリーズ(アッグ、ジュアッグ、アッグガイ)と連携させて活用された。頭にオールバックのように見えるブーメランカッターが10枚備え付けられており敵に向かい発射して攻撃する。

この機体はラプラス戦争でもジオン残党軍が使用しており戦闘の中で一回転してからスムーズに立ち上がるという水陸両用モビルスーツとは思えないほどの機動性を披露している。
 

1/144スケール ゾゴック

 

MSM-04N アッグガイ

ジオン公国軍の試作型モビルスーツ

連邦軍本部ジャブロー基地を攻略することを目的として開発されたモビルスーツ群アッグシリーズの一つ。

アッグは突破口を開くことを任務とし、ジュアッグは中距離支援攻撃を任務としてつくられたが他のアッグシリーズ2体を補完するためアッグガイは白兵戦に対応できるよう開発された。各腕に2本、両腕で合計4本のヒートロッドを装備し頭部にバルカン砲がある。モノアイは複眼型になっており虫の目のようになっている。

モビルスーツ最強のかわいさを誇るアッガイとよく似た体形であるにもかかわらず、その触手(ヒートロッド)と複眼のせいかなぜかおどろおどろしい。

1/100 MSM-04N アッグガイ (機動戦士ガンダム)

 

EMS-05 アッグ

ジオン公国軍の試作型モビルスーツ

連邦軍本部ジャブロー基地を攻略することを目的として開発されたモビルスーツ群アッグシリーズの一つ。

ジャブロー基地はアマゾン川流域の地下にある硬い岩盤で覆われた天然の要塞であり、その硬い岩盤を破壊し侵入路を作るために開発されたのがアッグである。両腕に巨大なドリルを備え機体の両肩の部分には大型カッターを装備。「あのモビルスーツは大きな穴が掘れるだろうな」と一見して思えるほどわかりやすい見た目をしている。
足裏にはホバークラフトが搭載されており水上をアメンボのように移動できる。この機能はジャブローがアマゾン川流域にあるため必要だったものだとおもわれるがこのことからもアッグがジャブロー攻略だけを目的として作成されたモビルスーツであることがわかる。
 

1/100 EMS-05 アッグ (機動戦士ガンダム)

 

MSM-04G ジュアッグ

ジオン公国軍の試作型水陸両用モビルスーツ

ジオン公国軍は連邦軍本部のジャブロー基地を攻略することを目的としたモビルスーツ群アッグシリーズを開発する。その一つがこのジュアッグで、中距離支援攻撃を任務としており両手指先の3連装ロケットランチャーやメガ粒子砲で武装されている。
一年戦争から17年後のラプラス戦争でもジオン残党軍により使用されておりダカールでジムIIIやネモと交戦した。
アッガイの開発途中の設計を基に試作されたということもあり愛嬌のある外観をしている。タイムボカンシリーズに出てきたとしても特に違和感はない。

1/144 MSM-04G ジュアッグ (機動戦士ガンダム)

 

グワジン

ジオン公国軍の大型宇宙戦艦

旗艦としての役割を期待され建造された艦艇でザビ家やザビ家に認められたごく一部の将校が運用する。旗艦らしく他の艦艇と比べても群を抜く大きさで、積載できるモビルスーツの数も20機以上とされている。大型のメガ粒子砲を6門、メガ粒子副砲20門、その他機関砲でハリネズミのごとく武装しており圧倒的な攻撃力を誇っている。

圧倒的な攻撃力の他に移動力も桁外れで熱核ロケットエンジンを8基搭載し、補給なしでアステロイドベルトまで航行できた。実際、ア・バオア・クー攻防戦で敗れたジオン将兵の一部はグワジン級でミネバ・ザビやシャアと共にアステロイドベルトまで撤退している。

艦体は朱色に塗装されていて船首は鋭くとがっており、背中に背負った大型メガ粒子砲と艦尾の大型燃料タンクが目立つ特徴になっている。
 

1/2400 グワジン (機動戦士ガンダム)