ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型可変モビルスーツ
本機はトムリアットをベースに開発された機体で「地球クリーン作戦」にその多くが投入された。背中に可動式のスラスターを設置しているためトムリアットよりも機動力が増している。
ビーム・トマホーク、ビーム・ライフル、ビーム・バズーカ、ガトリング・ガンなど一般的な武装の他に、ショックバイトと呼ばれるクワガタのハサミような特徴的な武器を口の部分に搭載していて、V2のコアファイターの垂直尾翼を噛みちぎったりしている。ハロはショックバイトを見て「口が怖い」という素直な感想を連呼していた。
トムリアットをベースにしていることもあってヘリコプター形態に変形できるが、ドムットリア生産時にはアインラッド(タイヤ型のサポートマシン)を使用する戦い方が主流になっていたため、この機体以降、飛行形態に変形できる可変機が作られることはなかった。