リガ・ミリティアの重巡洋艦
この船は、アイルランドに駐屯していた地球連邦軍からリガ・ミリティアに派遣され、ザンスカール帝国と戦うことになる。約70年前のグリプス戦役で使用されていたアレキサンドリアと同型の船ということもあって、ザンスカール戦争時はかなりの旧型艦になってしまっていたが、改修によりビームシールドなどの新しい装備も追加されてはいた。
リガ・ミリティアが発動したカイラスギリー侵攻作戦では、船を無人にした後、リーンホースからリモコン操作されリガ・ミリティア戦隊の防壁および囮として使用される。この作戦で船は大きく損傷することになるが、その犠牲によってカイラスギリー艦隊に大ダメージを与え、要塞カイラスギリーの制圧に成功するという、想定以上の大戦果を収めることができた。
リガ・ミリティアがカイラスギリーを手中にしたという事実は、ザンスカール戦争全体の戦局にも大きく影響を与えることになるので、この旧型艦ガウンランドが果たした役割は非常に大きなものだったと言える。