ガルダ

地球連邦軍の超大型輸送機

全長300メートルを超える超大型機で非常に多くの資材、武器、モビルスーツの運搬ができる。ガルダ級以前の巨大航空機で思い出されるのものに旧ジオン公国軍のガウがあるが、そのガウが全長60メートルあまりだったことを考えるとこのガルダ級がいかに巨大なのかがわかる。その巨体の動力源には核融合炉が採用されていて補給なしで超長時間の飛行が可能。連邦軍はその圧倒的航続距離を活かし空中拠点として本機を活用しようとしていた。

本級にはネームシップのガルダの他にアウドムラ、スードリ、メロゥドなどが存在する。アウドムラはカラバが使用し、スードリ、メロゥドはティターンズが運用した。
 

 

MRX-009 サイコガンダム

地球連邦軍が開発したニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

一年戦争後、地球連邦軍はニュータイプ研究所を設置、やっとニュータイプ能力の研究とニュータイプ能力を利用した兵器の開発を始める。世界中にいくつかの研究所が開設されるが、そのなかでも日本のムラサメ研究所によって開発されたのが本機サイコガンダムだった。

頭頂高は40メートルに達し重量は380トンを超える巨大モビルアーマーで飛行時は飛行形態に変形、ミノフスキークラフトを使って移動する。本当は小型のニュータイプ専用モビルスーツをつくるはずだったのだが一年戦争後にニュータイプ研究を始めたこともありサイコミュの小型化ができずこのような大型のモビルアーマーになってしまった。

拡散メガ粒子砲を腹部に3門、ビーム砲10門など多くの武器で武装し圧倒的な火力を誇っている。しかし、過去のニュータイプ専用機、エルメスやジオングが持っていたような遠隔操作系の武器はなくオールレンジ攻撃はできない。また、装甲にガンダリウム合金を使用したり、Iフィールドジェネレーターを搭載するなど防御能力も非常に優れていた。
この多くの武器や体の動きのコントロールを全てサイコミュを通して行うことによって操縦の複雑さを回避しているが、ニュータイプや強化人間にしか満足のいく操縦をすることができず少数の選ばれた人間しかパイロットになれない。本機のパイロットはムラサメ研究所でニュータイプ能力を強化された強化人間フォウ・ムラサメが担当していた。

宇宙世紀0087年5月中旬頃、地球連邦軍のニュータイプ研究所はティターンズによって掌握され、それ以降サイコガンダムもティターンズの意向に沿う形で運用されている。

HGUC 1/144 MRX-009 サイコガンダム (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0087年6月29日 ティターンズがホンコンシティを襲撃

宇宙世紀 0087年6月29日

地球に残ったエゥーゴ部隊は北アメリカを離れ補給のためホンコンシティに立ち寄る。その情報を得たティターンズは日本のムラサメ研究所(ニュータイプ研究所)で開発されたサイコガンダムを使いエゥーゴを襲った。
強力な火力を持つニュータイプ専用モビルアーマー・サイコガンダムはムラサメ研究所で実験体にされていたフォウ・ムラサメによって操られるが彼女の不安定な精神状態も影響してエゥーゴ部隊どころかホンコンシティ自体も大きな被害を受けてしまった。

この後ホンコンシティから離れたカミーユのガンダムMk-IIはフォウの協力もあり宇宙へ戻ることになる。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

エクセレントモデル RAHDX ガンダム・アーカイブス サイド2 RAHDX G.A.03 フォウ・ムラサメGUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1002 サイコ・ガンダム

フォウは自分の記憶を取り戻すためサイコガンダムに乗り戦った

 

RMS-106 ハイザック連邦軍仕様

地球連邦軍とティターンズの量産型モビルスーツ

一年戦争後、連邦軍が旧ジオン公国軍の技術を使用し量産した機体。
ジオンの技術を受け継いでいるだけあって見た目はザクそっくり。大量生産を実現するためハイザックの設計はコスト削減を重視したものになっていて装甲にガンダリウム合金を使用しない、ビーム兵器による武装を前提としない(量産後ビームライフルを持つようになる)、などの制約を受けており一年戦争後に設計・生産されたにもかかわらず第一世代モビルスーツの範疇に留まってしまっていた。しかし価格のわりに汎用性が高く機動性にも優れていて主力モビルスーツとしては上出来だったので連邦軍本体やティターンズに頼りにされていた。地球連邦軍が使用したものは青系で塗装されていてクールな感じがする。

HGUC 1/144 RMS-106 ハイザック (連邦軍カラー) (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0087年6月8日 ティターンズがグリーン・ノア2(グリプス)を二分してルナツー宙域に移動させる

宇宙世紀 0087年6月8日

ティターンズはサイド7のスペースコロニー「グリーン・ノア2(グリプス)」を二つに分けてルナツー宙域に移動させた。
グリーン・ノア2は元々二つの密閉型コロニーを合体させて形作られていたがコロニーレーザーに改造するために再び分割されることになった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

ガンダムウォーネグザ グリプス2(コモン) 《カード》

ティターンズはグリプスのコロニーレーザー化計画を推し進めていた

 

MS-11 アクト・ザク

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ジオン公国軍の兵器開発計画「ペズン計画」に沿って開発された機体。
ビーム兵器の使用を前提として設計され、実際にビームライフルとビームサーベルで武装している。また、関節部はマグネットコーティングによって駆動力が増しており機動性の高いマシンに仕上がっている。一見してザク系のモビルスーツだとわかるが全体が青系で塗装されているので遠目から見るとグフと勘違いしそうな気がしないでもない。
一年戦争後は連邦軍によって改修されグリプス戦役でも使用された。
 

ZEONOGRAPHY #3007 アクトザク(ザクフリッパー)

 

ORX-005 ギャプラン

地球連邦軍の可変モビルアーマー

北米にある地球連邦軍のニュータイプ研究所(オーガスタ研究所、オークランド研究所)によって開発された機体。

出力は3,040kW、総推力は183,000kgに達し、凄まじい加速力を持っており、恐ろしいほどの重力加速度に耐えられる人間にしか操縦することができず、強化人間、もしくは体力に優れた一部の人間しかパイロットになれなかった。本機はサイコミュを利用したニュータイプ専用機ではないが体力面でパイロットを選ぶ特別な機体だったといえる。ビーム・サーベル2本やシールドと一体化したビームライフルを2基を標準で装備しており、その高い攻撃力で敵を苦しめた。

ギャプランはブースターを取り付けることで大気圏を脱出することが可能であり、大気圏脱出後、本機をバリュートで地球に降下させたなら地球上のどの場所にでも短時間のうちに移動することができる大陸間弾道モビルスーツとして運用できたかもしれない。

強化人間ロザミア・バダムや体力のあるヤザン・ゲーブルなどがパイロットを務めエゥーゴと対戦している。宇宙世紀0087年5月中旬頃、地球連邦軍のニュータイプ研究所はティターンズによって掌握されることになり、ニュータイプ研究所で開発された本機はそれ以降ティターンズの管理下で使用されていた。
 
 

1/144 Zゼータガンダム ギャプラン

 

U.C.0087年5月 エゥーゴの地球降下部隊がケネディ基地より宇宙に帰還

宇宙世紀 0087年5月中旬

エゥーゴの地球降下部隊がカラバの協力を得て一部を除きケネディ基地より宇宙に帰還。 カラバの支配下にあったケネディ宇宙基地はティターンズに協力するニュータイプ研究所により奪回される。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

HGUC 1/144 NRX-044 アッシマー (機動戦士Zガンダム)HGUC 1/144 ORX-005 ギャプラン (機動戦士Zガンダム)

ケネディ基地を奪われ北米から撤退するアウドムラにブランのアッシマーとロザミアのギャプランは追撃を仕掛ける

 

NRX-044 アッシマー

地球連邦軍が開発した試作可変モビルアーマー

地球連邦軍の創設したニュータイプ研究所の北米拠点、オークランド研究所の研究のもと生産された機体。

飛行時は円盤状のモビルアーマー形態、近接戦闘時はモビルスーツ形態に変形することができる。可変可能な機体だが第二世代モビルスーツが登場する前の古い設計のまま開発されていて、ムーバブルフレーム(内骨格型フレーム)を使用せずに可変を実現しており大型の機体になってしまっている。しかし、熱核ジェットエンジンによる大きな推力を利用することで空中での機動性を極めて高いものにしている。

飛行時の形態はずんぐりしていて見た目では揚力を利用しているようには見えず、「大気圏内を飛行するのになぜ航空機型ではなく円盤型なのだろうか」「ひょっとしてあれで揚力を得られているのだろうか」などといろいろ疑問がわいてきて心をかき乱される。大型ビームライフルを保持していて攻撃力も高く、エゥーゴとカラバの面々を苦しめた。

パイロットはブラン・ブルターク少佐でエゥーゴのクワトロ、カミーユ相手に互角以上の戦いを繰り広げるが、最後はアムロ・レイが乗るリックディアスに撃墜された。

MS IN ACTION!! アッシマー

 

U.C.0087年5月 ティターンズがニュータイプ研究所を掌握

宇宙世紀 0087年5月中旬

ティターンズが地球連邦軍の各ニュータイプ研究所を掌握する。連邦軍のニュータイプ研究は一年戦争後ジオンのフラナガン機関が行っていた研究を基に進められた。研究は北米のオーガスタ研究所、オークランド研究所や日本のムラサメ研究所、アフリカのキリマンジャロ研究所などで行われていた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

【ガンダムウォー】ロザミア・バダムガンダムウォーネグザ フォウ・ムラサメ(レア) 《カード》

ニュータイプ研究所の主な被験者