RGC-80 ジム・キャノン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

一年戦争末期、ジムをベースにガンキャノン量産型として生産された機体。ガンキャノンは両肩にそれぞれ1門ずつ合計2門のキャノン砲を装備していたが、ジム・キャノンは右肩に1門だけロケット砲が取り付けられている。
グリプス戦役時はジャブローに配備されていたがエゥーゴがジャブローに侵攻した際、防衛任務にあたっていた。
 
 

1/144 ジムキャノン Zシリーズ MSVモビルスーツバリエーション

 

MS-07H グフ飛行試験型

ジオン公国軍の試作モビルスーツ

地上白兵戦用モビルスーツのグフをベースに飛行能力を付加した機体。
足の部分に推進装置を追加し空を飛べるようにして移動力を高めている。空を飛ぶといってもジャンプの滞空時間が伸びるという程度のものであって、航空機のようにずっと空中を飛行できるというものではなかった。
一年戦争後は連邦軍によって使用されジャブロー基地の守備を任されていたが、グリプス戦役時のエゥーゴの攻撃によってひどい目に合っている。
 

1/144 グフ飛行試験型 Zシリーズ MSVモビルスーツバリエーション

 

MS-06V ザクタンク

ジオン公国軍のリサイクルモビルスーツ

下半身に損傷、もしくは不具合があったザクIIの上半身と主力戦車マゼラアタックの車両部分を結合し再利用を可能にした機体。今の技術でもがんばれば作れそう。見た目は予想以上にマゼラアタックの上にザクが乗っかっているので違和感があるのかないのかすらよくわからない。

ジオン公国軍は使えなくなったモビルスーツを少しでも機能させるため非常手段としてやむを得ずこの機体を作り上げていたのだが、一方の連邦軍はこれとよく似た機体を真面目に一から開発し完成させていたのだった。

一年戦争後は連邦軍によって接収されジャブロー基地で使用されていた。戦時中、緊急対応としてつくられたマシンなので普通なら廃棄されそうなものだが、その後も大事に使われていたということから考えると、やっぱり連邦軍の中にこういう感じのマシンを気に入っている人達が少なからずいたのではないかと思われて仕方がない。
 

1/144 ザクタンク Zシリーズ MSVモビルスーツバリエーション

 

MSA-003 ネモ

エゥーゴの量産型モビルスーツ

ジムIIの設計を基に性能を向上させた第2世代モビルスーツ。
装甲に高価なガンダリウムγではない安価なガンダリウム合金を使用しているなど、量産を可能にするためのコストダウンが図られている。外骨格フレームではなくムーバブルフレームを使用しているため運動性が格段に増しており、ジムの系譜の中で新たなステージに立った意味のある機体といえるかもしれない。機体は緑を基調とした色で塗装されている。

エゥーゴの主力機としてのグリプス戦役で活躍した。ラプラス戦争時には地球の連邦軍拠点(トリントン基地やダカール)に配備されていたがこの時の機体はエゥーゴ仕様のカラーリングではなく別の色で塗装されていいる。
 

MG 1/100 MSA-003 ネモ (機動戦士Zガンダム)

 

フライングアーマー

モビルスーツの大気圏突入を可能にするために開発された飛行機、サブフライトシステム。

背中にモビルスーツをのせ宇宙から地球に降下することができる。グリプス戦役時のモビルスーツは大気圏に突入する際バリュートと呼ばれるお椀型の耐熱風船の上に乗り空力加熱による高熱から機体を守っていたが、大気圏突入の間は身動きが取りにくく非常に無防備な状況にならざるを得なかった。フライングアーマーはその問題点を解決し大気圏突入時でもモビルスーツにある程度の運動をさせることを可能にしている。

エゥーゴの部隊がジャブロー攻略のため地球に降下した際ジャブローを守るべくティターンズの多くのモビルスーツも一緒に大気圏に突入したが、バリュートを展開して無防備になったティターンズのモビルスーツはフライングアーマーに乗り大気圏突入中でも機動性を保っていたガンダムMk-IIに次々と撃ち落とされていった。
 

HGUC 1/144 Gディフェンサー &フライングアーマー