ホワイトベース

地球連邦軍の強襲揚陸艦

モビルスーツの運用を前提として建造された連邦軍初の戦闘艦。モビルスーツ開発計画「V作戦」により建造されたガンダム・ガンキャノン・ガンタンクを搭載、モビルスーツを射出するカタパルトを2本備えている。連邦軍は初めてモビルスーツを使用するホワイトベース隊を実験的な部隊という位置づけにしており通常の艦艇とは異なる運用をした。
見た目は手足を伸ばした白い馬のような形をしておりジオン公国軍から「木馬」と呼ばれている。通常の戦闘艦ではありえないような非常にかっこいい形状をしていて、この艦をデザインした人はおそらく天才。

サイド7に入港したときシャアの部隊の奇襲を受け、急きょサイド7の避難民を乗せ出港。この時、奇襲で正規兵が死傷し艦を運用する人材が不足してしまったため、緊急的に民間人がホワイトベースクルーになった。ガンダムパイロットのアムロ・レイもその一人。
その後、ホワイトベースは多くの戦闘を繰り広げ苦戦しながらもジオン軍を退けていく。連邦軍はこの戦績をみて民間人クルーを正規兵に採用、ホワイトベースを地球連邦宇宙軍ティアンム艦隊第13独立部隊に編入した。ホワイトベースは最終決戦ア・バオア・クー攻略戦でエンジンを打ち抜かれア・バオア・クーに乗り上げる。クルーは白兵戦に移行し必死に戦っていたが、アムロの「声」を聞いたブライト艦長はホワイトベースに危機が迫っていると知り撤退を命令。その後、ア・バオア・クーから脱出したクルーが見つめる中ホワイトベースは大爆発を起こし轟沈した。

艦長はブライト・ノア 操舵士はミライ・ヤシマ
 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月18日 サイド7でガンダムがザクIIを撃破。モビルスーツ同士による実戦が世界で初めて行われる

宇宙世紀 0079年9月18日

ジャブローを出港したホワイトベースはサイド7に到着するが、その動きを捕捉していたシャアの部隊はサイド7の1バンチにザクII を送り込む。
偵察を行っていたザクII は、「V作戦」によって生産された複数のモビルスーツを発見。1機のザクII が偵察任務を逸脱しモビルスーツの破壊を試みたため戦闘状態に入った。
ジオンの攻撃によりコロニー内は大混乱になるが、ガンダムに偶然乗り込んだアムロ・レイによってザクII 2機が撃破され事態は終息した。
その後、ホワイトベースはモビルスーツと避難民を乗せサイド7を出港している。

※機動戦士ガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」は上記の状況を描いている
 
 

 
 

MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

史上初のモビルスーツ戦を行ったガンダムとザク2機

 
 

MS-06J 陸戦型 ザクII

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ザクII F型を地球上で運用できるよう改良した陸戦用モビルスーツ。

ジオン公国軍は戦争を短期決戦に持ち込もうとしていたため当初地球に侵攻することは考えていなかった。しかし、レビル将軍の演説により連邦軍は戦争の継続を決定。長期戦になってしまったためジオンは地球に侵攻せざるをえなくなった。
地球の連邦軍要衝を攻めるためジオン公国軍は宇宙戦用に開発されたザクII F型を改良し地球上での戦闘に特化したザクII J型を開発した。重力化で負担がかかる部分を強化したり、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を空冷にしたりと地球上で戦うために多くの改良がなされている。
 

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月15日 ホワイトベースがジャブローを出航。ガンダムを含む試作モビルスーツを受け取る為サイド7を目指す

宇宙世紀 0079年9月15日

「V作戦」によって開発されたガンダムをはじめとする試作モビルスーツはサイド7でテストされていたが、それらを受け取るためホワイトベースがジャブローから出航する。(このホワイトベースもガンダムと同じく「V作戦」によって建造された軍艦で、高いモビルスーツ運用能力を持っていた。)
ジャブローを出たホワイトベースはサイド7を目指して順調に航行するはずであったが、その途上、運悪くシャア・アズナブルのムサイに発見され後をつけられることになる。
 
 

 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)