U.C.0153年4月6日 リガ・ミリティアがヴィクトリーガンダムを実戦に投入

宇宙世紀 0153年4月6日

カサレリアでの戦いをくぐり抜けたカミオン隊は、リガ・ミリティアの秘密地下工場になんとかたどり着く。しかし、イエロージャケットのクロノクルによって地下工場を発見されてしまい、まもなく攻撃を受けることになった。この攻撃を退けるため、リガ・ミリティアは初めて切り札のヴィクトリーガンダムを実戦に投入する。

ヴィクトリーガンダム (Vガンダム)は正規パイロットのマーベット・フィンガーハットが操縦するはずだったが、彼女が負傷していたため、急遽、素人の少年ウッソ・エヴィンがパイロットを担当することになった。
コア・ファイターで出撃することになったウッソは、特別な訓練も受けていない13歳のごく一般的な少年に見えたが、その天才的な能力で、コア・ファイターとハンガー、ブーツをドッキングさせることに成功、戦場の空に初めてヴィクトリーガンダムを出現させる。空中に突如として現れたヴィクトリーガンダムはクロノクルのゾロと交戦、これを退けることに見事に成功し、その性能の高さをみせつけた。

この戦いは、ヴィクトリーガンダムの強さを内外に示すことになったほか、ウッソ・エヴィンという少年のパイロット能力の優秀性をリガ・ミリティアに確認させることにもなった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

HGUC 1/144 LM312V04 ヴィクトリーガンダム (機動戦士Vガンダム)