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NZ-000 クィン・マンサ

ネオ・ジオン(アクシズ)が開発したニュータイプ専用モビルスーツ

たった一機で戦局を左右することができるほどの圧倒的戦闘力を持つ極限まで重武装化が図られた機体。

頭部、胸部、腕部と背中に合計9基のメガ粒子砲を搭載していてモビルスーツの域を超えた圧倒的火力を持っている。また、30基のファンネルによって同時に多数の敵に対しオールレンジ攻撃を実施できた。中長距離攻撃能力だけではなく近接戦闘能力にも優れていて、強力なビームサーベルで近づく敵を撃破してしまう。その上比類ない防御力を持ち、両肩に組み込まれたIフィールドジェネレーターによって敵のビーム攻撃を無効化することができた。
これらのとてつもない力を一つの機体にまとめたため全長39.2メートルの巨大なモビルスーツになってしまっているが21,370kWに達する驚異的な推力によってその巨体を機敏に動かすことができる。

大量生産はできないが、このような圧倒的な能力を持った機体を開発することで戦局を有利に転換するという発想は一年戦争時ビグ・ザムを投入したジオン公国軍の考えと似通っておりジオン系軍隊に脈々と流れる伝統的発想なのかもしれない。

第一次ネオ・ジオン戦争でハマーンに反乱を起こしたグレミー派によって使用され活躍したが、戦争最終局面でパイロットのプルツーが戦闘続行を拒否しコックピットから離脱。その結果クィン・マンサは沈黙し最後はΖガンダムのビームで打ち抜かれた。クィン・マンサは圧倒的に優れた機体だったが、ニュータイプ専用機の宿命的な弱点である「ごく一部の人間にしか操縦できない」という問題を最後の最後で顕在化させてしまい敗れ去ってしまうのだった。
 

ガンダムコレクション 1/400 NZ-000 クィン・マンサ (機動戦士ガンダムZZ)

 

U.C.0088年12月25日 ネオ・ジオンで内紛が発生。グレミー・トトが反旗を翻しアクシズを奪取、ハマーンと対峙する

宇宙世紀 0088年12月25日

サイド3を得たハマーンはジオン公国の復活に向けて順調に事を進めていたが突如としてネオ・ジオン軍の将校グレミー・トトが反乱を起こす。グレミーは自らをザビ家の後継者であると認識し以前からネオ・ジオンを我が物にしようと画策しており反乱時にはニュータイプ部隊を掌握していた。反乱軍はアクシズを急襲し占領することに成功するがハマーンの暗殺には失敗している。
ハマーン・カーンはアステロイドベルトを出発してから長い時間を経てようやくジオン公国再興まであと一歩といった状況まで来たのに、土壇場になって大きな問題を抱えることになるのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

MG 1/100 AMX-004-3 プルツー専用 キュベレイMk-II (機動戦士ガンダムZZ)1/144 AMX-117R/L ガズアル/エル (機動戦士ガンダムZZ)ガンダムコレクションDX2 ゲーマルク 《ブラインドボックス》

プルツーはキュベレイMk-IIでハマーンを襲うがガズエル・ガズアル・ゲーマルクに防がれる

 

AMX-004-3 プルツー専用キュベレイMk-II

ネオ・ジオン(アクシズ)が開発したニュータイプ専用試作モビルスーツ

本機はハマーン・カーンにしか扱うことができなかったキュベレイを他のニュータイプ能力保持者でも扱えるようするために新たに生産されたもので、強化人間プルツーの適正能力に合わせた調整が行われている。見た目はキュベレイとほとんど変わりないが、携帯武装(ビームサーベル)に若干の違いがある。プルツーが使用したキュベレイMk-IIは赤色で塗装されていた。

第一次ネオ・ジオン戦争で使用されたがエゥーゴとの戦いに敗れパイロットを残して機体は壊された。
 
 

MG 1/100 AMX-004-3 プルツー専用 キュベレイMk-II (機動戦士ガンダムZZ)

 

MRX-010 サイコガンダムMk-II

地球連邦軍が開発したニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

サイコガンダムを開発したムラサメ研究所がその後継機としてロールアウトさせた機体。
拡散メガ粒子砲3門、指部ビーム砲10門、メガ粒子砲20門、ビームソードなどで武装し、圧倒的な攻撃力を持つサイコガンダムよりさらに攻撃力が高くなっていて、その上、リフレクタービットを使用したオールレンジ攻撃も可能になっている。
ムラサメ研究所のフォウ・ムラサメがパイロットになる予定だったがサイコガンダムMk-IIを実戦投入する時には彼女はすでに死亡しておりオーガスタ研究所の強化人間ロザミア・バダムが後を引き継いだ。

ティターンズは本機をグリプス2(コロニーレーザー)を防衛するために使うつもりだったが、実戦投入時はすでにグリプス2を奪われてしまっていた。グリプス戦役末期アーガマを落とすべくサイコガンダムMk-IIは出撃する。激戦の末、Ζガンダムにコックピットを打ち抜かれパイロット、ロザミア・バダムは死亡。機体は損傷を受けたまま回収もされず放置された。
その後、ネオ・ジオン(アクシズ)が本機を回収し第一次ネオ・ジオン戦争中に再利用、プルツーがパイロットとなり実戦投入されている。

GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1003 サイコ・ガンダムMk-2