地球連邦軍の量産型モビルスーツ
一年戦争末期に生産されたジムを改良し性能強化を図った機体。頭部にはバルカン砲を備え、ブルパップ・マシンガン、バズーカ、ビームガン、ビームサーベル等の多くの種類の武器を武装できる。
RGM-79ジムとほぼ同じ配色でカラーリングされていて遠目でみるとRGM-79ジムとジム改の見分けはつけにくい。オーストラリアのトリントン基地でサウス・バニング大尉が使用していた機体は上半身と足先は紺色、その他はアイボリーホワイトで塗装されていた。
地球連邦軍の量産型モビルスーツ
長距離精密射撃能力を重視しつつ全体性能の向上を狙って開発された機体。非常に優れた機体だったが生産されたのは一年戦争末期になってからであり戦場に投入された数はあまり多くなかった。額には精密射撃用バイザーが備えられていていかにもスナイパーといった感じでとてもかっこいい。また、カラーリングも水色と青でまとめられていて清涼感にあふれている。
狙撃用のスナイパー・ライフル、ビームライフルのほかに白兵戦用の武器も数多く装備することが可能であらゆる局面で使用することができる汎用性の高いモビルスーツだった。スペック上は出力、推力ともにガンダムを上回っており、優れた長距離射撃能力だけではなく圧倒的な機動力も誇っている。
地球連邦軍の量産型モビルスーツ
地球連邦軍のモビルスーツ開発計画「V作戦」で初期に開発されたRXシリーズ(ガンダム・ガンキャノン・ガンタンク)はコストを度外視して開発された試作機だった。ジムはその試作機開発で得た技術をもとに製造された量産型モビルスーツである。
ガンダムの設計をベースとして開発されたが製造コスト抑えられている分性能は劣る。(コア・ブロックシステムは採用されず、素材も安上りのチタン合金に変更されている。)しかし、量産機としての性能は十分に有していて多くの作戦に投入され一年戦争の勝利に大きく貢献した。
量産機の宿命でやられ役になることが多く、ジャブロー攻防戦ではシャアのズゴックに爪でおなかを貫かれるといったようなひどい目にもあわされている。