地球連邦軍の量産型モビルスーツ
ジムIIをベースに性能を向上させた第2世代モビルスーツ。ネモはかつてエゥーゴが主力機として運用していたものだが、基本性能が高く使いやすい優れた機体だったためグリプス戦役後も連邦軍で使用された。
このダカールの防衛に当たっていたネモは全体が水色、胸部と足のつま先が紺色で塗装されていて、とてもさわやかな清涼感にあふれる外観をしている。
ラプラス戦争でダカールが敵の攻撃を受けた際応戦するが一年戦争で使用された旧型機ジュアッグに敗れた機体もあった。
地球連邦軍の量産型モビルスーツ
ジム系とネモ系のコンセプトを引き継ぎアナハイム・エレクトロニクス社によって開発された第二世代モビルスーツ。
バルカン砲、ハンド・グレネード、ビームサーベル、ビールライフルといった一般的な武器で武装し白兵戦で力を発揮した。装甲にガンダリウム合金を使ってはいないが素材技術が向上したためガンダリウム合金と同等の防御力を持つ装甲を保持している。機体は鮮やかな薄緑で塗装されとてもさわやかな印象を受けるうえ、デザインがとてもかっこいいのでジェガンのパイロットはこの機体に乗るときにハイテンションになった可能性がある。
ジムの後継機らしく生産性と汎用性に優れた機体で大量に生産され、ロンド・ベル隊の他連邦軍の多くの部隊に配備された。特にロンド・ベル隊に配備されたジェガンの活躍は目覚ましく第二次ネオ・ジオン戦争の勝利に大きく貢献している。
ジェガンは第二次ネオ・ジオン戦争後も連邦軍の主力機としての役割を務め続け、第二次ネオ・ジオン戦争から約30年後に起こったコスモ・バビロニア建国戦争でも使用された。30年という長期にわたって主力機として使用され続けたという事実からも本機の基本的性能の際立った優秀性を確認することができる。
エゥーゴの量産型モビルスーツ
ジムIIの設計を基に性能を向上させた第2世代モビルスーツ。
装甲に高価なガンダリウムγではない安価なガンダリウム合金を使用しているなど、量産を可能にするためのコストダウンが図られている。外骨格フレームではなくムーバブルフレームを使用しているため運動性が格段に増しており、ジムの系譜の中で新たなステージに立った意味のある機体といえるかもしれない。機体は緑を基調とした色で塗装されている。
エゥーゴの主力機としてのグリプス戦役で活躍した。ラプラス戦争時には地球の連邦軍拠点(トリントン基地やダカール)に配備されていたがこの時の機体はエゥーゴ仕様のカラーリングではなく別の色で塗装されていいる。
地球連邦軍ティターンズの量産型モビルスーツ
ジム・カスタムを基礎にして開発された機体。ティターンズの主力機として生産されスペースノイドを締め付けるために活用された。この機体のベースになったジム・カスタムはジム系とガンダムNT-1(アレックス)系の技術で生産されており、当然ジム・クゥエルもその2つの系統の技術を受け継いでいる。
バルカン砲、ビーム・サーベル、ビーム・ライフル、ジム・ライフル(実弾)などで武装し高水準の機動力を持ち、ジムと名がつくだけあって汎用性の高いマシンに仕上がっていた。機体は深い青系の色で塗装されていてシックな印象を受ける。いかにもティターンズらしい色合い。
デラーズ紛争が勃発した宇宙世紀0083年に配備されつつあったが、宇宙世紀0087年に始まったグリプス戦役時には旧式化してしまっている。
地球連邦軍の量産型モビルスーツ
一年戦争で多大な損害を被った地球連邦軍は軍を再建、強化するための計画の一環として主力モビルスーツの性能強化を目指した。その計画のもとで開発されたモビルスーツの内の一つがジム・カスタムであり、ジム改より優れた性能を持っている。
ジム系の技術だけではなくガンダムNT-1(アレックス)の技術も採用していて、よく見ると胸部(吸排気口等)の形がNT-1とよく似ている。出力や推力はジム系とは思えないほど大きく高機動力を誇っていた。この機体は主にベテランパイロットに与えられており、連邦軍が上位機としてジム・カスタムを扱っていたことがわかる。
薄い水色で塗装されていてさわやかな印象を受けるが、それなのに異常にいかり肩なのでちょっといかつく見えたりもする。デラーズ紛争やグリプス戦役で使用され活躍した。