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RGM-119 ジェムズガン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

本機はアナハイム・エレクトロニクス社が0109年にロールアウトさせた小型モビルスーツ「ヘビーガン」をベースにして設計され、0119年に地球連邦軍に正式採用された。
あまり評判のよくなかったヘビーガンの後継機だったが、ザンスカール戦争が始まった0152年時点でも地球連邦軍で運用されており、連邦軍からは一定の評価を得ていたと思われる。しかし、ザンスカール戦争ではザンスカール帝国が開発した新型モビルスーツの性能に圧倒され、戦争全期を通して活躍する場面は少なかった。

武装はビームライフル、バルカン砲、ビーム・サーベルなどで、ビームシールドも装備している。外観は非常にシンプルで美しく、機体を眺めていると「シンプル イズ ベスト」という言葉が頭をよぎってしまうほど。
 
 

1/144 ジェムズガン (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月15日 ベチエンの戦い

宇宙世紀 0153年4月15日

リガ・ミリティアのカミオン隊とシュラク隊がポイント「 D.D. 」ベチエンに到着。
ベチエンに集まったリガ・ミリティアの部隊は、そこで待っていた地球連邦軍アイルランド駐留部隊の協力を得て、部隊やモビルスーツをアイルランドへ輸送することになるが、輸送機に物資を搬入しているさなかにベスパの襲撃を受けてしまう。

ベスパのルペ・シノはその優れた洞察力でリガ・ミリティアの集結ポイントがベチエンであることを見抜き、間髪入れずにベチエンへと侵攻。彼女は援軍であるドゥカー・イクのガッダール隊と共にベチエンのリガ・ミリティアと連邦軍を苦しめるが、ヴィクトリーガンダムとシュラク隊による必死の抵抗を受け、リガ・ミリティア部隊を撃破することはできなかった。

戦闘中に輸送機をとびたたせることに成功したリガ・ミリティアと連邦軍はベスパの攻撃を何とか振り切りベチエンから離れることができたが、この戦いによってシュラク隊はヘレン・ジャクソンの尊い命を失ってしまっている。
 
 
 

 

戦いが行われたベチエン

 
 
 

1/144 ジェムズガン (機動戦士Vガンダム)

ベスパの襲撃に対応した地球連邦軍のジェムズガン。しかし、旧型機であったためベスパの最新型モビルスーツに対抗することはできなかった。