「ガンイージ」タグアーカイブ

LM111E03 ガンブラスター

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ

ガンイージの機動力を向上させるために開発された機体。ベースになったガンイージの背中に折りたたまれた鳥の羽のようにも見える巨大なブースターパックを2基搭載し推進力を強化、ザンスカール帝国が次々に開発する新型モビルスーツに対抗した。ガンイージと同じ武装の他にメガビームバズーカを装備することで攻撃力も増している。

本機は当初シュラク隊に配備されただけだったが、もともとあったガンイージが次々とガンブラスターへと改修され時を経ずにしてリガ・ミリティアの主力機となった。ザンスカール戦争の終盤では元々パイロットではなかったオデロ・ヘンリークやトマーシュ・マサリクもこの機体に乗り戦いに身を投じることになる。
 
 

1/144 ガンブラスター (機動戦士Vガンダム)1/100 ガンブラスター (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月15日 ベチエンの戦い

宇宙世紀 0153年4月15日

リガ・ミリティアのカミオン隊とシュラク隊がポイント「 D.D. 」ベチエンに到着。
ベチエンに集まったリガ・ミリティアの部隊は、そこで待っていた地球連邦軍アイルランド駐留部隊の協力を得て、部隊やモビルスーツをアイルランドへ輸送することになるが、輸送機に物資を搬入しているさなかにベスパの襲撃を受けてしまう。

ベスパのルペ・シノはその優れた洞察力でリガ・ミリティアの集結ポイントがベチエンであることを見抜き、間髪入れずにベチエンへと侵攻。彼女は援軍であるドゥカー・イクのガッダール隊と共にベチエンのリガ・ミリティアと連邦軍を苦しめるが、ヴィクトリーガンダムとシュラク隊による必死の抵抗を受け、リガ・ミリティア部隊を撃破することはできなかった。

戦闘中に輸送機をとびたたせることに成功したリガ・ミリティアと連邦軍はベスパの攻撃を何とか振り切りベチエンから離れることができたが、この戦いによってシュラク隊はヘレン・ジャクソンの尊い命を失ってしまっている。
 
 
 

 

戦いが行われたベチエン

 
 
 

1/144 ジェムズガン (機動戦士Vガンダム)

ベスパの襲撃に対応した地球連邦軍のジェムズガン。しかし、旧型機であったためベスパの最新型モビルスーツに対抗することはできなかった。

 

LM111E02 ガンイージ

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ

ガンイージはヴィクトリーガンダムと同じく「V(ヴィクトリー)プロジェクト」によって開発された機体で、ヴィクトリーよりも先に試作された試験機をベースにして生産された。開発にはサナリィやアナハイム・エレクトロニクス社の一流技術者が協力していたので優秀な機体に仕上がっていて、民間のレジスタンスが独自に生産したモビルスーツなのに正規軍のモビルスーツと比べても遜色ないどころか、それらの性能を上回るほどだった。
また、機体を構成する部品には国際規格に準拠するものを多く採用していたため容易に部品を集めることが可能で、リガ・ミリティアの各地の地下工場が独自に機体を生産できたほか、機体が破損しても市場を通して現地で部品を入手することができたので比較的簡単に修理ができる。

ヴィクトリーガンダムのように合体変形機構は備えていないが、汎用性と生産性に優れた機体だったためリガ・ミリティアの主力として数多くの機体が配備された。その中でもシュラク隊に配備された機体はリガ・ミリティアの重要な作戦に参加し、ザンスカール帝国軍に多くの損害を与えている。

武装はビームライフル、2連マルチランチャー、ビームサーベル、バルカン砲、ビームシールドなど。デザインは非常にスマートでとてもカッコいいのだが、苔みたいな色なので全体的に地味に見えなくもない。
 
 

1/144 ガンイージー (機動戦士Vガンダム)

 

U.C.0153年4月14日 ヴィクトリーガンダムとシュラク隊がベスパのデプレ隊を撃破

宇宙世紀 0153年4月14日

リガ・ミリティアの最高指導者ジン・ジャハナムの命令により、ヨーロッパのリガ・ミリティア部隊はベチエンに向かう。ベスパの執拗な攻撃をなんとか退けていたカミオン隊も、他のリガ・ミリティア部隊と同じくベチエンを目指していた。
一方、ジン・ジャハナムの命令暗号を入手したベスパのゲトル・デプレ大尉は、暗号が示す集合地点 「 D.D. 」 を旧ドレスデンと推測、ラゲーン基地からゾロとトムリアットの混成部隊を率いて旧ドレスデンへ向けて出撃する。

本来ならベチエンに向かうカミオン隊と旧ドレスデンに向かうデプレ隊は出会うはずもなかったのだが、ウッソの独断の行動により、彼のヴィクトリーガンダム(コア・ファイターとブーツだけのボトム・ファイター状態)はデプレ隊と接触、そのまま戦闘状態に入ってしまった。運よくヴィクトリーガンダム(ボトム・ファイター)を発見したデプレ隊は、多数のゾロとトムリアットでボトム・ファイターを襲撃、あと一歩でボトム・ファイターを鹵獲できようかという状況まで追いつめるが、そこに、リガ・ミリティアのシュラク隊が到着する。

デプレ隊は突然現れたシュラク隊の新型モビルスーツ「ガンイージ」の攻撃によって大被害を被り、デプレ大尉自身もガンイージの攻撃によって戦死してしまう。シュラク隊の活躍によりこうしてデプレ隊は崩壊、生き残ったベスパのモビルスーツはラゲーン基地へと撤退した。
 
 
 

 
 

機動戦士Vガンダム 03 [DVD]

ウッソを救ったシュラク隊のみなさんとガンイージ