宇宙世紀 0079年12月16日
ジオン公国フラナガン機関の技術をもとに本格的なニュータイプ専用機エルメスが開発される。エルメスはビットと呼ばれる小型ビーム砲を遠隔操作することにより敵に対してオールレンジ攻撃を行うことができる画期的なモビルアーマーだった。
ニュータイプ専用試作モビルアーマー エルメス
宇宙世紀 0079年12月16日
ジオン公国フラナガン機関の技術をもとに本格的なニュータイプ専用機エルメスが開発される。エルメスはビットと呼ばれる小型ビーム砲を遠隔操作することにより敵に対してオールレンジ攻撃を行うことができる画期的なモビルアーマーだった。
宇宙世紀 0079年12月15日
地球連邦軍はジオン公国軍の第二次地球降下作戦で占領されていた北米西岸キャリフォルニアベースの奪還作戦を実施。 11月30日に行ったジャブロー攻略作戦の失敗により基地内の戦力を大幅に失っていたジオン軍は基地を放棄し宇宙へ退却することになる。
宇宙世紀 0079年12月14日
「チェンバロ作戦」はジオン公国最終防衛ラインの要であるソロモン要塞を攻略するための作戦であり、 多数のモビルスーツ、対宇宙要塞用兵器ソーラ・システム等を同時に運用する大規模な作戦計画を持っていた。 12月14日連邦軍はこの大がかりな作戦を成功させるため巨大な戦力を起動させる。
ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ
ジオン公国軍の統合整備計画のもとゴッグを設計を再考し、高性能化、低コスト化を図った機体。重量級だったゴッグと比べ軽量化され機動性が向上。長い腕の先に装備しているメガ粒子砲は連射が可能で砲の周りには巨大な爪を4本備えている。とてもスマートになっており一見するとぽっちゃりタイプのゴッグの後継機とはとても思えない。水中移動時は抵抗を減らすために腕や足を可変させ移動スピードを上げる。鮮やかな水色のカラーリングが、異常に腕が長くて異常にいかり肩のおどろおどろしい見た目をポップなものにしている。
ジオン公国軍サイクロプス隊がガンダムNT-1を奪取するためにハイゴッグを3機使用したが、襲撃した北極基地で連邦軍の反撃にあい全滅している。
ジオン公国軍の試験量産型水陸両用モビルスーツ
ズゴックを改良し性能向上と低コストの両方を実現した機体。水中航行時、手と足を収納し抵抗を減らすことができるため、移動スピードの向上や燃費の向上も実現している。腕の先にあるビーム砲はズゴックのものより強化されビームライフル並みの威力を持っていて、爪(アイアン・ネイル)も4本になっており攻撃力が非常に高い。機体色は青系。全体のデザインはズゴックを踏襲しているので、どことなくカニっぽい雰囲気を醸し出している。
ズゴックはもともと性能が高く水陸両用機であるにもかかわらず陸戦用のモビルスーツと互角以上の戦いができた。そして、それを上回る性能を持つズゴックEは連邦軍の脅威になるはずだったが、生産された時期がジオン軍が劣勢に立たされていた戦争末期であり地球でその高い能力を活かす場面はあまりなかった。
ジオン公国軍サイクロプス隊がガンダムNT-1を奪取するために連邦軍北極基地を襲撃したさい本機が使用されている。
宇宙世紀 0079年12月9日
地球連邦軍が新たに開発したニュータイプ専用モビルスーツ ガンダムNT-1を奪取するため、ジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス隊」が北極基地を襲撃する。しかし、連邦軍の頑強な抵抗にあい作戦は失敗、サイクロプス隊は撤退する。
ジオン公国軍の試作モビルアーマー
アプサラス I、アプサラス II による実験を経て完成した巨大モビルアーマーでたった一機で戦局を変えることができるほどの強力な破壊力を持っていた。ジオン公国軍の東南アジア基地でギニアス・サハリン技術少将を中心に開発が行われ、地球連邦軍本部があるジャブロー基地の攻略を目標に生産された。
洋菓子エクレアのような細長い形をした本体の中央に大出力のメガ粒子砲を配し空中を飛行することができた。また、か細い3本の脚で地上に立つその姿はガガンボのようにも見える。
本機は東南アジア基地に攻め込んできた連邦軍部隊に反撃するため出撃するが、パイロットのアイナ・サハリンと同乗していたギニアス・サハリンの兄妹喧嘩によりアプサラス III の圧倒的な力を有効に使うことができず、最後はガンダムEz8に懐に入られて一騎打ちになり機体は破壊された。
アプサラス III の強力なメガ粒子砲は山を吹き飛ばすほどの破壊力を持っていたので、その力を有効に使われていたならば侵攻中の連邦軍は全滅に近い状態に追い込まれていた可能性もある。
ジオン公国軍の試作モビルアーマー
アプサラス I とアプサラス II はジオン公国軍のアプサラス計画の下で開発されたモビルアーマー。計画ではアプサラスを使って地球連邦軍本部のジャブロー基地に大ダメージを与えることを目指していた。アプサラス計画の中心にいたのはギニアス・サハリン技術少将でアプサラスのテストパイロットはその妹アイナ・サハリンが務めた。
アプサラス I は武装しておらず、純粋に飛行能力をテストするための機体で、アプサラス II はアプサラス I に武器を取り付けた進化バージョンである。アプサラス I、アプサラス II ともに団子のような形をしていて、そのずんぐりとした体にザク II の頭部がぎこちなくくっついている。アプサラス II の体の中央には巨大なメガ粒子砲が搭載されていて火器のテストも行われた。
アプサラス I とアプサラス II は両方ともテスト中にシロー・アマダの第08MS小隊と戦闘に陥っているが、これらの事件は、敵同士でありながらたびたび接近してしまうアイナとシローの運命的なつながりを感じさせる。