「サイクロプス隊」タグアーカイブ

MS-06FZ 最終生産型ザクII (ザクII改)

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ジオン公国軍の統合整備計画によって開発されたザクIIの最終生産型。統合整備計画で開発された他のモビルスーツと素材、部品、ユーザーインターフェイス等の共通化が図られていて今までの機体より効率的に生産・運用ができるようになっている。

ザクIIF型と出力は同じだが、推力は大幅にアップしており機動力が向上している。しかし推進剤積載量はF型と同じなので動ける時間は短くなってしまっている。同じ統合整備計画で開発されたゲルググJやリック・ドムIIは推力増大に伴う動作時間の短縮という問題に推進剤用タンクをつけることで対応したのになぜかザクII改だけは推進剤用タンクを装備できる設計になっていない。なにか特別な事情があったのかもしれない。

宇宙世紀0079年12月25日、サイド6でバーナード・ワイズマン伍長が操るザクII改はガンダムNT-1と交戦、バーナード・ワイズマン伍長はこの戦いで戦死するがガンダムNT-1を大破させ、NT-1をホワイトベース隊に送り届けるという連邦軍の目論みを阻止した。
 

HGUC 1/144 MS-06FZ ザクII改 (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

 

U.C.0079年12月19日 ジオンのサイクロプス隊が「ルビコン計画」を実施、サイド6で連邦軍と交戦するが敗北し計画は失敗する

宇宙世紀 0079年12月19日

北極基地襲撃でガンダムNT-1の奪取に失敗したジオン軍サイクロプス隊は、当初の目的を達成するためルビコン計画を実施する。
サイド6リボーコロニーにガンダムNT-1が存在することをつかんだサイクロプス隊は、事前にケンプファーをコロニー内に搬入、ルビコン計画実行と共にケンプファーを起動しガンダムNT-1を襲った。
ケンプファーがガンダムNT-1に迫る前に連邦軍のスカーレット隊がそれを阻止しようとするがケンプファーにすべて撃破される。
ケンプファーはついにガンダムNT-1に肉薄し戦闘状態に入るがチョバムアーマーを装備したNT-1にケンプファーの攻撃は通用せず、逆にガトリングガンで乱射され撃破された。
この戦闘でサイクロプス隊はバーナード・ワイズマン一人を残して全滅、ルビコン計画は完全なる失敗に終わった。
 
 

 

HGUC 1/144 RGM-79G ジム・コマンド (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)HGUC 1/144 RGM-79SP ジム・スナイパーII (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)HGUC 1/144 RX-77D ガンキャノン量産型 (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

ケンプファー1機に全滅させられた連邦軍スカーレット隊

 

ZEONOGRAPHY #3011 ケンプファーHGUC 1/144 RX-78 NT-1 ガンダム NT1 (アレックス) (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

ケンプファーはガンダムNT-1アレックスに撃破される

 

MS-18E ケンプファー

ジオン公国軍の試作型モビルスーツ

強襲能力を重視して開発された機体。背部に大きなスラスターをいくつも備えていることからもわかるように大きな推進力を持ち、また、全身に配置された姿勢を制御するための噴射ノズルの多さからもわかるように、非常に高いバランス能力を持っている。この大きな推進力と高いバランス能力によって重力がある環境でも地面すれすれに飛行することが可能で物陰に隠れて敵に接近し敵を急襲することができる。

頭にはバルカン砲があり、機雷、ショットガン、ロケット砲、ビームサーベル等など多種多様な武器で武装することが可能で攻撃力に優れている。その上、背中に2基のジャイアントバズを装着することが可能で過剰とも思えるほどの火力を誇る。外観のデザインも非常に美しく単純にかっこいい。

このようにケンプファーは推進力、機体のバランス能力、攻撃力、デザインとそれぞれの能力がとても優れていて一年戦争の中で活躍したモビルスーツの中でも特別にバランスのとれた機体と思われる。

ジオン公国軍サイクロプス隊はガンダムNT-1を奪取するためルビコン計画を発動、サイド6の連邦軍基地をケンプファーで強襲する。ケンプファーは連邦軍のスカーレット隊をたった一機で全滅させるなど大きな戦果を挙げたが、最後はニュータイプ専用機ガンダムNT-1の前に敗れ去った。
 

HGUC 1/144 MS-18E ケンプファー (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

 

MSM-03C ハイゴッグ

ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ

ジオン公国軍の統合整備計画のもとゴッグを設計を再考し、高性能化、低コスト化を図った機体。重量級だったゴッグと比べ軽量化され機動性が向上。長い腕の先に装備しているメガ粒子砲は連射が可能で砲の周りには巨大な爪を4本備えている。とてもスマートになっており一見するとぽっちゃりタイプのゴッグの後継機とはとても思えない。水中移動時は抵抗を減らすために腕や足を可変させ移動スピードを上げる。鮮やかな水色のカラーリングが、異常に腕が長くて異常にいかり肩のおどろおどろしい見た目をポップなものにしている。

ジオン公国軍サイクロプス隊がガンダムNT-1を奪取するためにハイゴッグを3機使用したが、襲撃した北極基地で連邦軍の反撃にあい全滅している。
 

HGUC 1/144 MSM-03C ハイゴッグ (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

 

MSM-07E ズゴックE

ジオン公国軍の試験量産型水陸両用モビルスーツ

ズゴックを改良し性能向上と低コストの両方を実現した機体。水中航行時、手と足を収納し抵抗を減らすことができるため、移動スピードの向上や燃費の向上も実現している。腕の先にあるビーム砲はズゴックのものより強化されビームライフル並みの威力を持っていて、爪(アイアン・ネイル)も4本になっており攻撃力が非常に高い。機体色は青系。全体のデザインはズゴックを踏襲しているので、どことなくカニっぽい雰囲気を醸し出している。

ズゴックはもともと性能が高く水陸両用機であるにもかかわらず陸戦用のモビルスーツと互角以上の戦いができた。そして、それを上回る性能を持つズゴックEは連邦軍の脅威になるはずだったが、生産された時期がジオン軍が劣勢に立たされていた戦争末期であり地球でその高い能力を活かす場面はあまりなかった。

ジオン公国軍サイクロプス隊がガンダムNT-1を奪取するために連邦軍北極基地を襲撃したさい本機が使用されている。
 
 

1/144 MSM-07/E ズゴックE (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

 

U.C.0079年12月9日 ジオン軍特殊部隊「サイクロプス隊」がガンダムNT-1を奪取するため連邦軍の北極基地を襲撃する

宇宙世紀 0079年12月9日

地球連邦軍が新たに開発したニュータイプ専用モビルスーツ ガンダムNT-1を奪取するため、ジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス隊」が北極基地を襲撃する。しかし、連邦軍の頑強な抵抗にあい作戦は失敗、サイクロプス隊は撤退する。
 
 

 

HGUC 1/144 MSM-07E ズゴックE (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)HGUC 1/144 MSM-03C ハイゴッグ (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

北極基地を襲撃したズゴックEとハイゴッグ