MS-09F/TROP ドム・トローペン

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ドムを熱帯や砂漠での戦いに対応させた地域限定モビルスーツ。出力・推力はドムより多少劣るがラケーテン・バズなどの強力な武器を携帯しており攻撃力は高い。ジオン公国軍が地球での勢力を失いかけていた一年戦争末期に生産されたため活躍できる場面はあまりなかった。

デラーズ紛争ではエギーユ・デラーズに協力するジオン残党軍によって使用され、ガンダム試作2号機サイサリスの奪取作戦に参加し作戦の成功に寄与した。ジオン残党軍によって使われたドム・トローペンには元祖ドムを踏襲したカラーリングのものと、砂漠用に黄土色にカラーリングされたものがある。
 

HGUC 1/144 MS-09F ドムトローペン (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)HGUC 1/144 MS-09F ドムトローペン サンドブラウン (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

YMS-16M ザメル

ジオン公国軍の長距離支援用試作モビルスーツ

一年戦争終盤に生産された試作機で非常に目立つ巨大なカノン砲を備えており、さながら動く大砲といった感じ。カノン砲も大きいがそれ以上に体も大きく重量は120トンを超えていてまるで山のように見える。体が大きく重そうなのであまり動けなさそうに見えるが、ドムと同じようにホバーで移動できて結構機動性が高い。

宇宙世紀0083年10月13日、デラーズ・フリートによる星の屑作戦に参加しオーストラリアのトリントン基地を長距離から攻撃、ガンダム試作2号機サイサリスの奪取に貢献した。
 

ガンダムコレクションDX3 ザメル(680ミリカノン発射体勢変更可) 《ブラインドボックス》

 

RX-78GP01 ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

RX-78ガンダムのコンセプトを引き継ぎ開発されたガンダムの正統後継機ともいえる機体。一年戦争時よりさらに進化したコア・ブロック・システムを導入し教育型コンピュータも強化され機体に組み込まれている。本機の開発計画は極秘で0081年秋に始まり開発時のコードネームは「ゼフィランサス」。開発開始から2年後の0083年の秋に完成した。ちなみに「ゼフィランサス」は花の名前。

RX-78ガンダムと同じく頭部にはバルカン砲が2門あり、ビームサーベルやビームライフルで武装している。カラーリングもRX-78ガンダムのものを踏襲しており、青、赤、白のトリコロールで塗装されている。

極秘開発された試作1号機(ゼフィランサス)はオーストラリアのトリントン基地に移送され性能試験を行う予定だったが、同じく極秘開発されトリントン基地に移送された試作2号機(サイサリス)がデラーズ・フリートの一味に強奪されたことからそのまま追撃戦に参加。なし崩し的にデラーズ・フリートとの戦いに参戦することになる。
 

RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

RGM-79 パワード・ジム

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

ジム改を改良し出力や推力を高めた試験用のモビルスーツ。大型ランドセルを搭載しジム改と比べると見るからにガッシリとした外観をもっている。胴体と足の一部が朱色でカラーリングされていて初代ジムを彷彿とさせる。

オーストラリアのトリントン基地で機体の試験を行っていたが、ガンダム試作2号機(サイサリス)強奪事件に遭遇し急遽奪還作戦に投入される。しかし、奪還作戦途上でドム・トローペンの攻撃にあい破壊された。
 

HGUC 1/144 RGM-79 パワード・ジム (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

U.C.0083年10月13日 デラーズ・フリートが「星の屑作戦」を発動 核兵器を装備したガンダム試作2号機を連邦軍から奪取

宇宙世紀 0083年10月13日

デラーズ・フリートが「星の屑作戦」を発動。核兵器を装備したガンダム試作2号機を地球連邦軍のトリントン基地から奪取。ここにデラーズ紛争が勃発する。
「星の屑作戦」は地球へのコロニー落としを実施して地球連邦の力を削ぎスペースノイドの地位を相対的に高めることを目的としており、その目的を実現するためのファーストステップとして核兵器を奪う計画を進めたのだった。

強襲揚陸艦アルビオンが地球連邦軍のオーストラリア・トリントン基地に核兵器を装備したガンダム試作2号機(サイサリス)を輸送した直後、 その情報を事前につかんでいたアナベル・ガトー率いる部隊(デラーズ・フリート)が基地を襲撃、ガンダム試作2号機を強奪する。 デラーズ・フリートの手に渡ったガンダム試作2号機はジオン軍残党の基地があるアフリカのキンバライドに輸送された。
 
 

 

HGUC 1/144 RX-78GP02A ガンダムGP02A サイサリス (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)ガンダムコレクションDX3 ザメル(680ミリカノン発射体勢変更可) 《ブラインドボックス》HGUC 1/144 MS-09F ドムトローペン (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

ガトーが奪取したガンダム試作2号機とガトーを支援したザメル、ドム・トローペン

 

RX-78GP02A ガンダム試作2号機(サイサリス)

地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ

一年戦争後、ジオン公国軍のモビルスーツ技術を吸収した地球連邦軍は、新たな高性能モビルスーツを開発するべく「ガンダム開発計画」を発動、極秘に複数のガンダムを試作した。ガンダム試作2号機はその中の一つで核攻撃ができるよう設計・生産されたもの。

本機は核弾頭弾を発射できるアトミックバズーカを装備し、核攻撃により敵の中枢に致命的なダメージを与えることができる機体になっている。自身の核攻撃によって機体が損傷しないよう耐核装備が施されているため装甲やシールドが厚くなり重量が重くなってしまっているが、大きな出力と推力でその重さを補い高い機動性を担保している。

デラーズ・フリートはこの核攻撃可能なガンダムの存在を知って星の屑作戦を計画し実行、ガンダム試作2号機(サイサリス)を核弾頭弾ごと連邦軍から奪うことに成功する。「ソロモンの悪夢」と呼ばれたアナベル・ガトーはこのガンダム試作2号機(サイサリス)で観艦式参加のために集結した連邦軍艦隊の対し核攻撃を敢行。連邦軍艦隊に大損害を与えた。
自らの敵に対して使用する予定であった核を自らの艦隊に使われることになった連邦軍は多大なショックを受けたに違いないし、面目もつぶされ慚愧に耐えない気持ちだっただろう。
ガンダム試作2号機(サイサリス)は核攻撃からの帰投途中、ガンダム試作1号機フルバーニアンに発見され戦闘に突入。激戦の末相討ちとなりアナベル・ガトーは脱出、機体は放棄された。
 

HGUC 1/144 RX-78GP02A ガンダムGP02A サイサリス (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

U.C.0083年8月9日 – 8月11日 アクシズの指導者マハラジャ・カーンが死去 娘のハマーン・カーンが後継者となりアクシズを統率

宇宙世紀 0083年8月9日

アクシズの指導者マハラジャ・カーンが死去。地球圏を離れアステロイドベルトでジオン公国再興をめざし尽力していたが夢を果たせぬままこの世をさった。
 
 
宇宙世紀 0083年8月11日

マハラジャ・カーンの次女ハマーン・カーンがミネバ・ザビの摂政に就任、アクシズの実質的指導者となる。父の遺志を継ぎジオン公国の再興を実現するためその能力を発揮することになる。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

ガンダムウォーネグザ ハマーン・カーン(レア) 《カード》

若くしてアクシズの最高指導者になったハマーン・カーン

 

U.C.0082年2月11日 デラーズ・フリートを後援するためアクシズ先遣艦隊がアステロイドベルトを発つ

宇宙世紀 0082年2月11日

地球圏のデラーズ・フリートを後援するためアクシズ先遣艦隊がアステロイドベルトを出航。
アクシズ先遣艦隊を率いたのはユーリー・ハスラー少将で旗艦グワンザンで指揮をとった。艦隊にはデラーズ・フリートに渡すモビルアーマー ノイエ・ジールも積載されていた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

ガンダムウォーネグザ グワンバン(コモン) 《カード》

グワンバン級大型戦艦

 

U.C.0081年12月16日 ミネバ・ラオ・ザビがジオン公国の公王位を継承

宇宙世紀 0081年12月16日

この日、アステロイドベルトのアクシズでジオン公国の公王継承式が行われミネバ・ザビがジオン公王の正統な継承者となった。アクシズは幼いミネバをマハラジャ・カーンを中心とする指導部が支えるという形で体制を整えジオン公国再興を目指すのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

ガンダムウォーネグザ ミネバ・ラオ・ザビ(アンコモン) 《カード》

幼少でジオン公国公王を継承したミネバ・ザビ

 

U.C.0081年11月 デラーズ・フリートとアクシズが協調関係を構築

宇宙世紀 0081年11月

デラーズ・フリートとアクシズが協調関係を構築。一年戦争終結以来、地球圏とアステロイドベルトに分立していたジオン公国軍残存勢力が地球連邦と対峙するため再び連携した。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

ガンダム 公国軍マーク紋様マグカップ