アレキサンドリア

地球連邦軍、ティターンズの重巡洋艦

ムサイを参考にして建造された船だが重武装化を進めたため軽巡洋艦ムサイの俊敏性のある軽い動きという特徴を引き継いではいない。メガ粒子砲を10門、その他の武器で武装され火力が高く、艦首にカタパルトを4本用意していてモビルスーツの運用能力も高かった。

グリプス戦役でティターンズの旗艦として活躍し数多くの作戦に投入されるがドゴス・ギア就航と共に旗艦の座を譲り渡す。最後はコロニーレーザー砲(グリプス2)の直撃を受けて溶解し跡形もなくなった。
 
 

ガンダムウォーネグザ アレキサンドリア(コモン) 《カード》

 

U.C.0087年8月24日 ティターンズが月面のグラナダに対しコロニー落としを実行するが失敗

宇宙世紀 0087年8月24日

月面都市のフォン・ブラウン市を失ったティターンズは同じ月面にあるエゥーゴの拠点グラナダ市にコロニーを落とすことを計画しエゥーゴの力を削ごうとした。
ジャマイカン・ダニンガンが作戦の指揮をとりコロニーを月への落下軌道に乗せようとするが、シロッコによる意図的な情報流出によりエゥーゴに即応されコロニーの軌道を変えられてしまいグラナダを破壊することができなかった。
 
 

 

ガンダムウォーネグザ サラ・ザビアロフ(アンコモン) 《カード》

シロッコは気に入らない作戦を阻止し、上官のジャマイカンを失脚させるためサラ・ザビアロフをエゥーゴに差し向けコロニー落とし作戦の情報を暴露する

 

RX-139 ハンブラビ

ティターンズの試作可変モビルスーツ

可変機構を備えた第三世代モビルスーツでモビルスーツ形態と宇宙戦闘機形態になれる。宇宙戦闘機形態の時は推力を一定方向に集中させることができてスピードが速く、一撃離脱戦法で敵を打ち破ることができた。モビルスーツ形態時の見た目はエイっぽいが、宇宙戦闘機形態になるとさらにエイっぽくなる。初めて見たときはあまりかっこよく見えないのだが、多くの戦いを見ているうちにハンブラビの強さとパイロットの優秀さがわかってきてだんだんかっこよく見えてくる。まさに噛めば噛むほど味が出てくるエイヒレのようなモビルスーツ。エイっぽいだけに

海ヘビと呼ばれる電撃兵器(グフのヒートロッドに似ている)やビーム・サーベル、巨大なツメで武装していて近接戦闘能力に優れているほか、背中にビーム・ライフル2門を搭載し手元に高出力ビーム・ライフルを装備することができて遠距離攻撃能力も高かった。

ヤザン・ゲーブルが乗ったハンブラビは特に有名でエゥーゴの部隊を何度も窮地に追いやっており、グリプス2攻防戦ではラーディッシュを撃沈させている。
 

HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0087年8月18日 エゥーゴが月のフォン・ブラウン市をティターンズより奪還

宇宙世紀 0087年8月18日

エゥーゴはフォン・ブラウン市の発電施設を占拠しティターンズを撤退させることに成功する。「アポロ作戦」でフォン・ブラウン市を制圧したティターンズだったが、わずか8日後に町を明け渡すことになった。

同日: ティターンズの権限を強化する法案が連邦議会総会で承認される。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

HGUC 1/144 MSA-005 メタス (機動戦士Zガンダム)1/144 Zゼータガンダム ギャプラン

ファのメタスとヤザンのギャプランはフォン・ブラウン市内で戦闘を行い市民に迷惑をかけてしまう

 

RX-178 ガンダムMk-II ティターンズ仕様

ティターンズが開発した試作モビルスーツ

地球連邦軍内に組織されたティターンズはジオン軍残党を駆逐するため多数のモビルスーツを開発する。その内の一つがこのガンダムMk-IIでティターンズが最初期に生産した機体。アースノイドで構成されたティターンズは特権意識を持っていてスペースノイドを見下しておりガンダムMk-IIの設計に旧ジオン系の技術を取り入れなかったことからもその姿勢がわかる。

ガンダムMk-IIはムーバブルフレーム(内骨格型フレーム構造)を採用した初期のモビルスーツで多様な動きが可能となり機動性もそれまでのモビルスーツより格段に向上している。また、ビーム・サーベル、ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、ミサイル・ランチャー等の多くの種類の武器を持つことが可能で多種多様な戦術に対応できた。

グリプス戦役前に3機が生産され、サイド7グリーンノア1でテストを行っていたが、エゥーゴとカミーユ・ビダンの連係プレーにより2機も強奪されてしまう。この事件は宇宙世紀0087年3月2日に起こったが、この日を境にエゥーゴとティターンズの戦いは激化、グリプス戦役が勃発した。その後ティターンズの一員だったエマ・シーンがエゥーゴに加わり彼女が乗ってきた最後の1機もエゥーゴ所属の機体となる。こうしてすべてのガンダムMk-IIがエゥーゴのものとなった。

ティターンズのガンダムMk-IIは濃い青紫と黒に近い灰色を基調とした暗い色彩で塗装されていた。
 
 

MG 1/100 RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0 (ティターンズ仕様) (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0087年8月17日 エゥーゴのリーダーであるブレックス・フォーラ准将が暗殺される

宇宙世紀 0087年8月17日

エゥーゴのリーダー ブレックス・フォーラ准将は連邦政府総会に出席するため西アフリカのダカールに滞在していたがティターンズの差し金によって暗殺される。
ブレックス准将は連邦政府内におけるティターンズの影響力拡大を何とか阻止しようと努力していたがその目的を果たせぬまま命を引き取った。ブレックスの意思は彼の最後を看取ったクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)が引き継ぎ以後クワトロ体制のエゥーゴがティターンズと対峙することになる。
 
 

 

議会が開かれていた地球連邦の首都ダカール

 

MSZ-006 Ζガンダム

エゥーゴの試作可変モビルスーツ

「Ζ計画」によって開発された第三世代モビルスーツ。「Ζ計画」はアナハイム・エレクトロニクス社がそれまでの「ガンダム開発計画」で得た技術を継承しつつ第三世代モビルスーツを開発するために始動させたプロジェクトだが、エゥーゴの協力を得てついにΖガンダムを完成させるに至った。

第三世代モビルスーツとはモビルスーツの近接戦闘能力と宇宙航空機の飛行スピード、移動力を併せ持つ機体のことでモビルスーツ形態にも航空機の形態にも自由に変形できる可変モビルスーツのことである。グリプス戦役時にはムーバブルフレーム技術の発展やマグネットコーティング技術の応用などにより、第三世代モビルスーツの生産が可能な状態になっていた。
Ζガンダムはガンダムの名を冠しているだけあって第三世代モビルスーツのなかでも非常に優れた機体でウェイブライダー(航空機のような形)に変形した状態だと大気圏を突破することも可能だった。

装甲にはガンダリウムγを使用し防御力が高く、出力は2,020kw、最大推力は112,600kgにも達し機動力も高い。また、ビームサーベル、ビームライフル、ハイパー・メガ・ランチャー、グレネードランチャー等の武器を装備することが可能で攻撃力も非常に高いうえに見た目も信じられないほどカッコイイ。その上、乗っているパイロットがニュータイプのカミーユ・ビダンという超人ということで、もうどこからどう見ても非の打ちどころがない。

Ζガンダムはその過剰ともいえる高い性能によってグリプス戦役の最後まで陳腐化することなく第一線で戦い抜き、その後に勃発した第一次ネオ・ジオン戦争でも活躍した。

MG 1/100 MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0 (機動戦士Zガンダム)

 

圧倒的じゃないか我が軍は!ズゴックとうふ出荷数100万丁でコンテンスト開催 他

 
TOP

 

NEWS

 

GOODS

 

GAME

 

BOOK

 

GUNPLA

 

SOCIAL MEDIA

 

U.C.0087年8月10日 ティターンズがアポロ作戦を開始。月面のフォン・ブラウン市を制圧する。

宇宙世紀 0087年8月10日

ティターンズが「アポロ作戦」を開始、月のフォン・ブラウン市を制圧するための軍事行動を起こした。
ティターンズはジオン共和国のモビルスーツ部隊も動員してこの作戦を進めたがエゥーゴの反撃により一時守勢に立たされることに、そんな中パプテマス・シロッコが指揮をとるドゴス・ギアが突出して突破口を開きフォン・ブラウン市を威圧、都市が破壊されることを恐れたフォン・ブラウン市はドゴス・ギアに港を開放しティターンズのフォン・ブラウン市制圧は成功することになった。
 
 

 

ガンダムウォーネグザ ドゴス・ギア(アンコモン) 《カード》

シロッコのドゴス・ギアはフォン・ブラウン市制圧に大きく貢献した

 

ムサイ改級

ジオン共和国の軽巡洋艦

ジオン共和国が旧ジオン公国の主力巡洋艦ムサイを改良し性能を向上させた船。推進装置の強化が図られていて推進力が向上しており、推力向上によって生まれる高熱を管理するために排熱機構の強化もされている。
改良といっても上記の程度の改良であってムサイの能力が少し向上したに過ぎず、このことからその船を主力艦にせざるを得ないジオン共和国の限界を見て取ることができる。グリプス戦役ではティターンズの命令を受けエゥーゴ勢力と対戦した。