MS-09G ドワッジ

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ドム系の機体で砂漠での戦いに対応できるように開発された。ドムより推進力や移動力が強化されていて高い性能を誇った機体だったが、ジオンが地球での勢力を減退させていた一年戦争末期に投入されたため活躍できる場面は少なかった。

一年戦争後は地球に残ったジオン残党軍によって使用され続け第一次ネオ・ジオン戦争ではネオ・ジオンに協力する形で戦争に参加した。ラプラス戦争にもジオン残党軍所属の機体として参戦している。
 
 

1/144 MS-09G ドワッジ (機動戦士ガンダムZZ)

 

RMS-119 アイザック

地球連邦軍が開発した偵察用モビルスーツ

ハイザックをベースに偵察機として開発された機体でミノフスキー粒子濃度の低い戦場でその力を発揮した。後頭部の巨大な円盤状レーダードームを核とした索敵システムで敵の動き早期に察知、自軍の戦いを優位にするために決定的な情報を送信することができた。背中に左右に張り出た形のプロペラント・タンクを2本装備しているので航続距離が長く広範囲の索敵を行うことができる。

アイザックは元々連邦軍が開発した機体であるがグリプス戦役で敗れネオ・ジオンに投降したティターンズの敗残兵によってネオ・ジオン軍の手にもわたっており、それ以降ネオ・ジオン軍の偵察機としても使用されている。また、ラプラス戦争でもネオ・ジオン系の袖付き所属の機体として使用されている。

HGUC 1/144 RMS-119 アイザック (機動戦士ガンダムZZ)

 

RMS-192M ザク・マリナー

地球連邦軍が開発した水陸両用モビルスーツ

一年戦争でジオン公国軍が使用していた水陸両用機ザク・マリンタイプをベースに戦後、連邦軍が改良を加えて生産した機体。
ムーバブルフレーム(内骨格型フレーム)、コックピットに全天周囲モニター・リニアシート、装甲にガンダリウム(一部)を採用していて第二世代モビルスーツに近い性能を持ち水陸両用機として非常に優れた機体だった。ウォータージェット推進機関を装備し水中での移動力が高く、地上ではそのウォータージェット推進機関の一部を分離することで俊敏に動くことができた。
本機は連邦軍が生産したモビルスーツだが一部の機体はネオ・ジオン軍が地球に侵攻した際に奪われ、その後ネオ・ジオンの戦力として活用された。ネオ・ジオンにはカプールという立派な水陸両用機があったのだが、ザク・マリナーの性能と信頼性が高かったためネオ・ジオン兵は好んで本機を使用したらしい。

HGUC 1/144 RMS-192M ザク・マリナー (機動戦士ガンダムZZ)

 

RGM-86R ジムIII

カラバが開発した量産型モビルスーツ

地球連邦軍のジムIIをベースに改良し能力の向上が図られた機体。ジム系の特徴である扱いやすさ、生産性の高さ、汎用性の高さの他にガンダムMk-IIの技術から受け継いだ優れた戦闘力も備えていた。両肩に巨大なミサイルポッド、腰に大型のミサイルランチャーを装備することが可能で攻撃力が高い。

第一次ネオ・ジオン戦争でカラバが使用したが戦後はエゥーゴが連邦軍の主導権を握ったこともあって連邦軍に正式採用されることになった。その後に勃発した第二次ネオ・ジオン戦争にも投入されている。

HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII (機動戦士ガンダムZZ)

 

U.C.0088年8月31日 ハマーンとミネバがダカールに入る。エゥーゴ・カラバ共同軍が迎賓館を襲撃

宇宙世紀 0088年8月31日

ハマーン・カーンとミネバ・ザビがダカールに入る。ネオ・ジオンは連邦の首都でパレードを行いその力を地球圏全域に見せつけた。 さらにハマーンは迎賓館に連邦政府の要人を招きパーティーを催すがエゥーゴ・カラバ共同軍の奇襲を受ける。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)MG 1/100 MSN-00100 百式 HDカラー (機動戦士Zガンダム)PG 1/60 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴカラー) (機動戦士Zガンダム)

ガンダムチームはダカールに夜襲をしかける

 

HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII (機動戦士ガンダムZZ)

ガンダムチームが市街戦を繰り広げる中カラバの援軍が到着。ガルダから大量のジムIIIが降ってきた

 

MS-06D ディザート・ザク

ジオン残党軍のモビルスーツ

一年戦争でジオン公国軍が使用したザク・デザートタイプ(砂漠戦用のザクII)を改良した機体。その名の通り砂漠での戦いに優れ、砂の上を滑るように素早く動くことができた。また、砂の中にもぐることも可能で敵を伏撃することもできる。ザクマシンガン、ヒートホーク、ロケットランチャーなどで武装している。

第一次ネオ・ジオン戦争でジオン残党軍「ロンメル隊」やアフリカ解放戦線「青の部隊」によって運用されエゥーゴ等の敵対勢力と戦った。ラプラス戦争でもジオン残党軍によって使用されている。
 
 

1/144 MS-06D ディザート・ザク (機動戦士ガンダムZZ)

 

U.C.0088年8月29日 ネオ・ジオン軍がダカールを占領。旧ジオン軍やティターンズ残党を吸収

宇宙世紀 0088年8月29日

この日ネオ・ジオン軍は地球連邦の首都ダカールを占領した。ネオ・ジオン軍はダカールを占領を進めるのと同時に、地球上に残っていたジオン公国軍残存勢力とグリプス戦役で敗北し行き場を失っていたティターンズ残党の一部を吸収するなどして自勢力の拡大に努めていた。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

地球連邦の首都ダカール

 

MS-09H ドワッジ改

ジオン残党軍のモビルスーツ

一年戦争時、ジオン公国軍が開発した陸戦機ドワッジを基にジオン残党軍が改修した機体。出力はドワッジと同じだが推力が向上していて機動力が向上している。

第一次ネオ・ジオン戦争中アフリカで活動するジオン残党軍ロンメル部隊によって使用されエゥーゴのガンダム軍団と戦い善戦するが、エゥーゴの最新鋭機とジオン公国軍の旧型機を改修しただけの機体との性能差を埋めることはできず撃破された。
 

ガンダムウォーネグザ ドワッジ改(アンコモン) 《カード》

 

AMX-109 カプール

ネオ・ジオン(アクシズ)の水陸両用モビルスーツ

地球に進撃するためにネオ・ジオンが開発した機体で一年戦争でジオン公国軍が使用したハイゴッグをベースにしている。異常に長い腕やガニ股の足はハイゴッグの特徴を受け継いでいるが上半身はハイゴッグとは異なり非常に丸く球体に近い形をしている。水中を移動するときはこの丸い胴体に腕を収納することで水の抵抗を軽減することができた。丸い上半身に大型のミサイルを8基、へその部分にはソニックブラストを搭載している。

小惑星基地アクシズ内だけで開発された機体なので本当に地球の海で使うことができるのか不安を感じたネオ・ジオン兵には人気がなかったらしい。しかし丸いので見た目はかわいらしい。

第一次ネオ・ジオン戦争の他、ラプラス戦争でもジオン残党軍によって使用されている。
 
 

ガンダムコレクションNEO4 カプール 01 《ブラインドボックス》

 

U.C.0088年8月1日 ネオ・ジオン軍本隊が地球侵攻作戦を開始

宇宙世紀 0088年8月1日

ネオ・ジオンが本格的に地球侵攻作戦を実施。先行させていたMS部隊に続きハマーンの本隊が大気圏に突入した。エゥーゴはネオ・ジオン軍本体の地球降下を阻止するためアーガマで対応、大気圏突入時にモビルスーツ戦を行う。戦いの結果アーガマはネオ・ジオンの地球降下を阻止することはできなかったが自らも地球に降下し地球上でネオ・ジオン軍と対峙することになるのだった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

MG 1/100 AMX-004-2 エルピー・プル専用 キュベレイMk-II (機動戦士ガンダムZZ)MG 1/100 MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0 (機動戦士Zガンダム)

エゥーゴ部隊を襲うプルのキュベレイMk-II だがグレミーが放ったビームにあたり大気圏に落下。プルは直前まで戦っていたジュドーの Zガンダム(ウェイブライダー)に救われ爆散を免れた。ジュドーに救われたプルはその後ジュドーらと共に行動することになる。