ジオン公国軍の量産型モビルスーツ
ドム系の機体で砂漠での戦いに対応できるように開発された。ドムより推進力や移動力が強化されていて高い性能を誇った機体だったが、ジオンが地球での勢力を減退させていた一年戦争末期に投入されたため活躍できる場面は少なかった。
一年戦争後は地球に残ったジオン残党軍によって使用され続け第一次ネオ・ジオン戦争ではネオ・ジオンに協力する形で戦争に参加した。ラプラス戦争にもジオン残党軍所属の機体として参戦している。
地球連邦軍が開発した偵察用モビルスーツ
ハイザックをベースに偵察機として開発された機体でミノフスキー粒子濃度の低い戦場でその力を発揮した。後頭部の巨大な円盤状レーダードームを核とした索敵システムで敵の動き早期に察知、自軍の戦いを優位にするために決定的な情報を送信することができた。背中に左右に張り出た形のプロペラント・タンクを2本装備しているので航続距離が長く広範囲の索敵を行うことができる。
アイザックは元々連邦軍が開発した機体であるがグリプス戦役で敗れネオ・ジオンに投降したティターンズの敗残兵によってネオ・ジオン軍の手にもわたっており、それ以降ネオ・ジオン軍の偵察機としても使用されている。また、ラプラス戦争でもネオ・ジオン系の袖付き所属の機体として使用されている。
地球連邦軍が開発した水陸両用モビルスーツ
一年戦争でジオン公国軍が使用していた水陸両用機ザク・マリンタイプをベースに戦後、連邦軍が改良を加えて生産した機体。
ムーバブルフレーム(内骨格型フレーム)、コックピットに全天周囲モニター・リニアシート、装甲にガンダリウム(一部)を採用していて第二世代モビルスーツに近い性能を持ち水陸両用機として非常に優れた機体だった。ウォータージェット推進機関を装備し水中での移動力が高く、地上ではそのウォータージェット推進機関の一部を分離することで俊敏に動くことができた。
本機は連邦軍が生産したモビルスーツだが一部の機体はネオ・ジオン軍が地球に侵攻した際に奪われ、その後ネオ・ジオンの戦力として活用された。ネオ・ジオンにはカプールという立派な水陸両用機があったのだが、ザク・マリナーの性能と信頼性が高かったためネオ・ジオン兵は好んで本機を使用したらしい。
宇宙世紀 0088年8月31日
ハマーン・カーンとミネバ・ザビがダカールに入る。ネオ・ジオンは連邦の首都でパレードを行いその力を地球圏全域に見せつけた。 さらにハマーンは迎賓館に連邦政府の要人を招きパーティーを催すがエゥーゴ・カラバ共同軍の奇襲を受ける。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
宇宙世紀 0088年8月29日
この日ネオ・ジオン軍は地球連邦の首都ダカールを占領した。ネオ・ジオン軍はダカールを占領を進めるのと同時に、地球上に残っていたジオン公国軍残存勢力とグリプス戦役で敗北し行き場を失っていたティターンズ残党の一部を吸収するなどして自勢力の拡大に努めていた。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
ネオ・ジオン(アクシズ)の水陸両用モビルスーツ
地球に進撃するためにネオ・ジオンが開発した機体で一年戦争でジオン公国軍が使用したハイゴッグをベースにしている。異常に長い腕やガニ股の足はハイゴッグの特徴を受け継いでいるが上半身はハイゴッグとは異なり非常に丸く球体に近い形をしている。水中を移動するときはこの丸い胴体に腕を収納することで水の抵抗を軽減することができた。丸い上半身に大型のミサイルを8基、へその部分にはソニックブラストを搭載している。
小惑星基地アクシズ内だけで開発された機体なので本当に地球の海で使うことができるのか不安を感じたネオ・ジオン兵には人気がなかったらしい。しかし丸いので見た目はかわいらしい。
第一次ネオ・ジオン戦争の他、ラプラス戦争でもジオン残党軍によって使用されている。
宇宙世紀 0088年8月1日
ネオ・ジオンが本格的に地球侵攻作戦を実施。先行させていたMS部隊に続きハマーンの本隊が大気圏に突入した。エゥーゴはネオ・ジオン軍本体の地球降下を阻止するためアーガマで対応、大気圏突入時にモビルスーツ戦を行う。戦いの結果アーガマはネオ・ジオンの地球降下を阻止することはできなかったが自らも地球に降下し地球上でネオ・ジオン軍と対峙することになるのだった。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
エゥーゴ部隊を襲うプルのキュベレイMk-II だがグレミーが放ったビームにあたり大気圏に落下。プルは直前まで戦っていたジュドーの Zガンダム(ウェイブライダー)に救われ爆散を免れた。ジュドーに救われたプルはその後ジュドーらと共に行動することになる。
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