ZM-A05G リカール

ザンスカール帝国軍「ベスパ」のモビルアーマー

地球での運用を考えて開発されたモビルアーマーで、ミノフスキーフライトを搭載し大型ではあるが空中を自由に飛行することができた。
機体中央には非常に目立つ巨大なメガ粒子砲を備えていて、その長い砲身が取っ手のように見えることからウッソからはフライパンと呼ばれていたりもする。そのメガ粒子砲と2門ビームキャノンを使い中長距離からの支援攻撃を得意としていたが、モビルスーツとの近接戦闘になってもそれに対応できるほどの機動力は備えていた。
パイロット席の後ろに二つの座席があり、コックピットには合計3つの座席がある。

地球のラゲーン基地に配備されたリカールには基地司令のファラとパイロットのメッチェが乗機し、何度かリガ・ミリティアと戦ったが、アーティ・ジブラルタルでの戦いでついに撃墜されてしまう。撃墜され海に不時着したリカールからファラは何とか脱出できたが、ファラを身を挺して脱出させたメッチェは機体と共に爆発に飲み込まれた。