地球連邦軍の宇宙戦艦
マゼランは70年代の軍備増強計画に基づいて建造され、14門のメガ粒子砲を装備し圧倒的な火力を誇った。推進機関にミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を4基使用している。
ジオン公国の宣戦布告を受けて地球連邦軍はマゼランを核とした艦隊を編成し従来の艦隊戦を想定して戦いに挑んだが、ブリティッシュ作戦、ルウム戦役といった一年戦争緒戦でジオン公国軍の新しい戦術の前に完敗した。(ジオン公国軍はミノフスキー粒子を散布しレーダー等の電子装備を無効化したうえでモビルスーツを投入し敵を攻撃した。)
ルウム戦役では連邦軍艦隊の旗艦マゼラン級アナンケが黒い三連星のモビルスーツに撃沈され司令官のレビル将軍が捕虜にされるという大敗を喫している。
戦争後期になると連邦軍はV作戦、ビンソン計画によりモビルスーツの運用が可能になり、要塞攻略作戦等でマゼランの火力を生かせる戦い方ができるようになった。