U.C.0079年10月6日 ガルマ・ザビ国葬

宇宙世紀 0079年10月6日

ホワイトベースとの戦いに敗れ戦死したガルマ・ザビを弔うため、ジオン本国ズムシティーで国葬が執り行われる。
ジオン公国の指導者でガルマの兄であるギレン・ザビは、式典の中で演説を行いジオンの正当性を主張。その映像を全世界に放送しガルマの死をプロパガンダとして利用した。
 
 

 

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マゼラアタック

ジオン公国軍の主力戦車

ジオン公国軍は地球侵攻作戦を行うにあたって地上軍を編成。モビルスーツと共にその中核となったのが主力戦車マゼラアタックである。この戦車の砲塔部分「マゼラトップ」は飛行能力を持っており、車両部分の「マゼラベース」から切り離してして戦うことが可能。しかし「マゼラトップ」の飛行可能時間は非常に短く敵がある程度近づいてからでないと分離戦術は使えなかった。
戦場で砲塔部分が飛ぶ姿を初めて見た連邦軍兵士は衝撃を受けたに違いない。そしてジオンの突飛な発想力に畏怖の念を抱いたに違いない。

1/144 マゼラアタック (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年10月4日 ガルマ特攻

宇宙世紀 0079年10月4日

この日、北アメリカでザビ家の四男ガルマが戦死する。

ジオン公国軍地球方面軍司令ガルマ・ザビ大佐は、見失ったホワイトベースの捜索を続けていた。 索敵に出ていたシャアからホワイトベース隊を発見したとの報告を受けガルマはガウで出撃。 しかし、ホワイトベースの陽動作戦とそれを利用したシャアの裏切りにより、ガウはホワイトベースに後ろを取られることになる。 ガルマが気づいたときには時すでに遅くガウはホワイトベース隊の射撃の的になってしまっていた。 ガルマは自分の死を悟り特攻を決意、ガウを反転させホワイトベースに体当たりしようとするが ホワイトベースを目前にして空中で四散してしまう。
 
 

 

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ガウ

ジオン公国軍の空中空母

ジオン公国軍が地球侵攻作戦を実施するために開発。大気圏内でモビルスーツ部隊を広範囲に展開させるために必要不可欠な機体であった。全長は62mで機体は薄紫色に塗装されている。ずんぐりとした形で飛べなさそうに見えるが、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を動力とした熱核ジェット・エンジンの強力な推進力で少ない揚力を補い飛行していた。空母以外に爆撃機としての機能も持ち攻撃空母とも呼ばれている。

ジオン公国軍地球方面軍司令のガルマ・ザビ大佐はこの船に乗りホワイトベースと戦うが、シャアの裏切りにあい窮地に立たされる。死を覚悟したガルマはホワイトベースにガウで特攻を仕掛けるが、無常にも衝突直前でガウと共に爆散した。
 

1/1200 ガウ (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年10月1日 ジオン勢力圏で孤立するホワイトベースにマチルダのミデア輸送隊が補給を実施

宇宙世紀 0079年10月1日

シャアの攻撃によりジオン勢力圏の北アメリカ大陸に誘導されたホワイトベースは、ガルマ・ザビ大佐率いるジオン公国地球方面軍の波状攻撃を受けていた。 また、ホワイトベースは大気圏外からジャブローに直行する予定であったため長期の戦闘に耐えうるような物資を備蓄しておらず、そのうえ多くのサイド7避難民を乗船させていたため物資を消耗し困窮状態に陥いる。 そのような過酷な状況にあるホワイトベースを救うため、連邦軍マチルダ・アジャン中尉はミデア輸送隊を率いて敵勢力圏へ向かいホワイトベースへの補給を成功させた。
 
 

 

ガンダムカードビルダー CE-0017 マチルダ・アジャン

マチルダ・アジャン中尉

 

1/550 ミデア (機動戦士ガンダム)

ミデア輸送機

 

HARO ハロ

アムロ・レイが所有するボールのようなロボット。

アムロがホワイトベースに乗り込むときハロを持ち込んだ。色は黄緑、目と口がついていて跳ねたり転がったりして移動する。内蔵されている手足が出てきて足で階段を登ったりもする。
「ハロ」「アムロ ゲンキカ」「アムロ ゲンキ ナイナ」等の言葉を発する。人が元気かどうかは判断できるらしい。

ガンダムシリーズのマスコット的存在としてその後の戦争でも幾度となく登場することになる。ザンスカール戦争に登場するハロはAIの性能が非常に高くガンダムのサブパイロットを務めウッソの窮地を救ったりもしている。
 

機動戦士ガンダム 1/4 マスコットロボ ハロ (グリーン)

 

U.C.0079年9月23日 地球連邦軍本部ジャブローに移動するためホワイトベースが大気圏に突入

宇宙世紀 0079年9月23日

南米のジャブローをめざし大気圏に突入しようとするホワイトベースにシャア部隊は4機のザクII で襲いかかる。シャアはホワイトベースを撃沈できなかったが、ホワイトベースをジャブローに入港させるという連邦軍の目的を阻みジオン勢力圏の北アメリカに誘導した。 この戦いでシャアはザクII 3機を失い、その内1機は地球の引力から逃れられず溶解している。
 
 

 

1/400 ホワイトベース 最終決戦仕様

大気圏突入直前という前例のないタイミングでの戦闘を余儀なくされたホワイトベース隊

 

MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

ホワイトベース隊を攻撃したシャア部隊。量産型ザクII 3機はすべて撃破された

 

パプア級補給艦

ジオン公国軍の宇宙補給艦

物資を格納する部分が二つ並べて艦の上部に設置されていて、上から見るとならべた靴の裏みたいに見える。艦橋は船底にあり真横から見ると拳銃のように見えなくもなく、特徴のあるデザインの船体をしている。上下逆さまにしても船として違和感はない。
色は薄緑で補給艦とは思えないほどの鮮やかな印象を与えてくれるし、おまけに名前の響きがとてもかわいらしい。このようにパプアは補給艦として優れているうえにデザイン性や名前も申し分ない船だが、一年戦争後期には旧式艦となっており、その役割を後継艦のパゾクに取って代わられつつあった。
 

機動戦士ガンダム 1/3500 パプア級補給艦

 

ムサイ

ジオン公国軍の宇宙巡洋艦

ミノフスキー粒子散布環境下における有視界モビルスーツ戦を前提として設計、開発された主力宇宙巡洋艦で宇宙世紀0075年に就役した。ムサイはジオン公国軍艦隊の主力として運用され一年戦争の全期を通して最も活躍した艦艇といえるかもしれない。特に一年戦争緒戦では連邦軍にモビルスーツ部隊が存在しなかったこともあり、連戦連勝し圧倒的な力の差を見せつけた。

船体の色は緑でメガ粒子砲6門、ミサイルランチャー等で武装。熱核ロケットエンジン2基を艦尾下部に目立つ形でくっつけている。モビルスーツ4機を艦橋の下にある格納スペースに搭載することが可能でモビルスーツは艦尾のハッチから出撃する。

大気圏突入能力はないが大気圏突入用の小型カプセル・コムサイを艦首に格納しており、地球に降下する場合はコムサイを切り離し大気圏に突入することができる。
 

EXモデル 1/1700 ムサイ (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年9月20日 ホワイトベースが小惑星基地ルナツーに入港する

宇宙世紀 0079年9月20日

ホワイトベースを追跡していたシャアのムサイは友軍から補給を受けるが、そのタイミングでホワイトベース隊による奇襲を受ける。シャアは補給物資を何とか受け取ったものの、補給を実施していたジオンの補給艦とザク I を失った。
その後、ホワイトベースはシャアの追跡を振り切り地球連邦軍の小惑星基地ルナツーに入港した。
 
 
宇宙世紀 0079年9月22日

シャアの攻撃により混乱するルナツーからホワイトベースは出港しジャブローをめざす。

 
 

 

機動戦士ガンダム 1/3500 パプア級補給艦

シャア部隊に補給を行ったジオン公国軍の補給艦パプア