ZMT-A03G ガリクソン

ザンスカール帝国軍「ベスパ」のバイク型モビルアーマー

ベスパが試作した大型のバイク型兵器で、バイク戦闘部隊ガッダール隊の中核をなすモビルアーマー。(モビルアーマーに分類されているが、ただの戦闘車両にも見える) ザンスカール戦争中、小型の戦闘バイクと共に地球上に配備され、その優れた機動力を駆使してリガ・ミリティアを苦しめた。
パイロットはガッダール隊の隊長ドゥカー・イクが担当し、その圧倒的バイク乗り魂を幾度となくヴィクトリーガンダムにぶつけていたが、やっぱりヴィクトリーガンダムを倒すことはできなかった。武装は機体上部の巨大なビーム・キャノンと左右にあるガトリングガン。

元々この機体は、後に建造されることになるモトラッド艦(バイク型戦艦)の開発用データを収集するという名目で製造されたのだが、そのモトラッド艦自体も異常なバイク好きのドゥカー・イクによって発案されたものであり、実際のところ、ベスパはこのバイク大好きの中年おやじにうまく乗せられ、どんどんバイク型の兵器を作らされていたというのが実情だった。