ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型モビルスーツ
ゲドラフはゾロアットに代わる主力モビルスーツを目指して製造された機体で、アインラッドと呼ばれる車輪タイプのサポートマシンを使用することを前提に開発された。アインラッドの中に入って動かすことを考えていたためかベスパの機体の中でも小型になっており全高は13.8メートルほど。アインラッドの攻撃力や防御力にたよる戦術で敵と戦っていたため、アインラッドを奪われたり破壊されたりすると戦闘力が大きく低下するという弱点もあった。
見た目は上半身の重量感が半端ではないことと下半身が短いことからずんぐりとした印象を受ける。カラーリングは黄土色を基調としていて明るいのに少し地味。
リーンホースJr.がサイド2マケドニアコロニーで拿捕されていた時は、ルペ・シノ、アジズ・バギ、カテジナ・ルースらがこの機体に乗ってマケドニアに無断で侵入、コロニー内に大混乱を引き起こしリーンホースJr.の脱出を結果的に手助けしてしまうという失態を演じてしまっている。巨大タイヤによる物理攻撃を持ち味とするモトラッド艦隊に多くの機体が配備され地球クリーン作戦などに投入された。
右の車輪(アインラッド)の中にいるのがゲドラフ