ZM-S19S シャイターン

ザンスカール帝国軍「ベスパ」の量産型モビルスーツ

本機は首都防衛用に開発された機体で、ザンスカール本国のコロニーを守るために強力な火力を備えている。
肩の後ろに2門、足のつま先に2門のビームキャノン、胸部に2門、太ももの外側に2門のビームガンを装備しており、まさに動く砲台ともいえる圧倒的な火力を誇ったほか、重装甲が施されていて防御力も非常に高い。見た目は装甲が分厚すぎるためとてもスマートとは言えず、そのずんぐりとした形からは愛嬌を感じてしまうほど。

シャイターンは実際にザンスカール本国のアメリアコロニー防衛のために配備され、ウッソのVガンダムと戦った機体もあったが、その機体はパイロットが新兵であったためとてもウッソに太刀打ちすることができず鹵獲されてしまっている。本機は首都防衛用のモビルスーツではあったが、サイド2連合艦隊と戦ったズガン艦隊に配備されていたことからもわかるように中長距離支援機としての役割も十分に果たせた優れた機体だった。
 
 

1/144 シャイターン (機動戦士Vガンダム)