宇宙世紀 0140年
地球連邦政府はコスモ・バビロニア建国戦争でもその弱体を世界に見せつけていたが、この頃になるとその弱さは目も当てられないほどになり、到底、宇宙に広がった植民地を統制する力など持ち合わせてはいなかった。
連邦政府の統制力が弱まると当然のように各サイドの力は大きくなり、0140年頃にはサイドより小さい単位の各コロニーが国家のように振舞うようになっていた。宇宙に広がった数多くのコロニーは独自に政府や軍事力を持ち、経済格差などの問題から互いに紛争の火種を抱える状況に至っており、世界はさながら宇宙戦国時代と呼べるような様相を呈していくのだった。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】