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MSN-001A1 デルタプラス

地球連邦軍の試作可変モビルスーツ

デルタガンダムの設計を流用し開発された機体。

デルタプラスの基になったデルタガンダムは「Ζ計画」によって開発されていた第三世代モビルスーツだが、開発当時の技術力では可変機構を満足いくまでに成熟させることができず計画は頓挫してしまった。しかし設計やコンセプトはそのまま残されそれを基に研究が進められ、宇宙世紀0090年ついにデルタプラスとして完成するに至る。可変時はΖガンダムと同じくウェイブライダーになることができてそのまま大気圏に突入することができた。
デルタガンダムの設計を利用して開発された百式とは兄弟関係にあり見た目も百式によく似ている。しかし、カラーリングは百式とは真逆で非常に落ち着いた感じになっていて、かなり地味といっても過言ではない。

パイロットはリディ・マーセナスが担当しラプラス戦争で活躍するが、ユニコーンガンダム2号機バンシィにひどい目にあわされたりもしている。

HGUC 1/144 MSN-001A1 デルタプラス (機動戦士ガンダムUC)

 

MSN-00100 百式

エゥーゴの試作モビルスーツ

「Ζ計画」によって開発された第二世代モビルスーツ。「Ζ計画」はアナハイム・エレクトロニクス社が第三世代モビルスーツを開発するために始動させたプロジェクトで、それにエゥーゴが協力する形で研究が進められていた。

計画では第三世代モビルスーツの生産を実現するため δガンダム(デルタガンダム)の開発が進められたが、その時点の技術では可変機構をうまく実現することができず開発は中断。当初の計画を変更し可変機構の導入をあきらめそれまで培ってきた技術を結集して優秀な第二世代モビルスーツの生産をめざし開発を継続することになった。その結果として生まれたのがMSN-00100百式で、宇宙戦でも地上戦でも非常に高い機動性を誇る第二世代最強のモビルスーツといってもいいほどの機体に仕上がっている。

「Ζ計画」が進められていた頃はビーム兵器の使用が普通になっていて敵の攻撃が一回でも当たったら最後、一撃で撃破される状況になっていた。そのためビーム兵器を避けるための優れた運動能力がモビルスーツにとって不可欠となっており百式は機体の軽量化、AMBAC能力の強化等により高い機動性を確保している。
また、対ビーム兵器用に機体には対ビームコーティングがなされており、そのために全身が金色に輝いている。てっきりクワトロ(シャア)の趣味によるカラーリングかと思っていたがちゃんとした理由があってあのような色になっているらしい。

百式はアーガマに搭載されクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)がパイロットを担当した。クワトロの百式はグリプス戦役全般を通して活躍し続けティターンズの壊滅に大きく貢献する。グリプス戦役の最後の戦いで百式はハマーンのキュベレイと対峙し大破するが修正を加えられ復活。引き続き第一次ネオジオン戦争でも使用された。

MG 1/100 MSN-00100 百式 HDカラー (機動戦士Zガンダム)