ネオ・ジオンのニュータイプ専用モビルスーツ
アナハイム・エレクトロニクス社がギラ・ドーガをベースに開発した機体。ニュータイプや強化人間が操作することを前提にしたマシンで機体の一部にサイコフレーム(サイコミュの役割を持つナノコンピューターを金属に練りこんで生成された素材)を使用している。ファンネルを6基搭載しオールレンジ攻撃が可能の他、ビームサーベルで武装し近接戦闘も得意だった。また、シールドには4連装のメガ粒子砲があり防御の他に敵を攻撃することができる。
元々連邦軍高官の娘だったクェス・パラヤはその高いニュータイプ能力をシャアに利用され、本機のパイロットとしてネオ・ジオン軍に参加することになる。クェス機はギュネイのヤクト・ドーガとは違い赤く塗装され頭にあるアンテナも短い。また、持っている武器もギュネイ機と少し違いメガ・ガトリングガンを装備している。
本機は第二次ネオ・ジオン戦争に投入されルナツー制圧作戦に参加。戦闘中、連邦軍のクラップ級巡洋艦のブリッジに父親が乗っているのを知らずそれを破壊してしまい父の命を奪ってしまっている。ブリッジは破壊したが船自体は沈められず、反撃を受けて機体を損傷し撤退した。