「ヘビーガン」タグアーカイブ

RGM-119 ジェムズガン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

本機はアナハイム・エレクトロニクス社が0109年にロールアウトさせた小型モビルスーツ「ヘビーガン」をベースにして設計され、0119年に地球連邦軍に正式採用された。
あまり評判のよくなかったヘビーガンの後継機だったが、ザンスカール戦争が始まった0152年時点でも地球連邦軍で運用されており、連邦軍からは一定の評価を得ていたと思われる。しかし、ザンスカール戦争ではザンスカール帝国が開発した新型モビルスーツの性能に圧倒され、戦争全期を通して活躍する場面は少なかった。

武装はビームライフル、バルカン砲、ビーム・サーベルなどで、ビームシールドも装備している。外観は非常にシンプルで美しく、機体を眺めていると「シンプル イズ ベスト」という言葉が頭をよぎってしまうほど。
 
 

1/144 ジェムズガン (機動戦士Vガンダム)

 

RGM-109 ヘビーガン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

サナリィ(海軍戦略研究所)の提案を受けた地球連邦軍はモビルスーツの小型化に着手する。アナハイム・エレクトロニクス社は連邦軍の要請を受け小型モビルスーツ、ヘビーガンを開発した。(宇宙世紀0109年ロールアウト)

それまでの連邦軍主力モビルスーツ・ジェガンのサイズは頭頂高19.0m、本体重量21.3tというものだったが、ヘビーガンのサイズは頭頂高15.8m、本体重量9.5tであり大幅にダウンサイジングされている。

連邦軍のモビルスーツ小型化計画は機体のダウンサイジングと共に性能の大幅向上を企図していたが、ヘビーガンは既存モビルスーツの能力を維持しつつ小型化するという範囲にとどまってしまったため連邦軍が満足できる性能には至っていない。アナハイム・エレクトロニクス社によるこの中途半端な結果はサナリィにモビルスーツ独自開発を決意させるきっかけにもなった。

ヘビーガンは連邦軍が当初目指していた性能には及ばなかったが、基本性能は高く連邦軍の主力モビルスーツに採用される。ロールアウトから14年後のコスモバビロニア建国戦争でも使用されており長期にわたり活躍した。

 

1/100 ヘビーガン (機動戦士ガンダムF91)

 

U.C.0109年 小型モビルスーツ、ヘビーガンをアナハイム・エレクトロニクス社が完成させる

宇宙世紀 0109年

サナリィの提案を受けた連邦軍の要請によりアナハイム・エレクトロニクス社はモビルースーツのダウンサイジングを図っており、その成果としてヘビーガンを完成させた。連邦軍は肥大化する軍事予算を圧縮するためモビルスーツの小型化を推進したが、軍需企業にとって軍事予算の圧縮は利益の縮小につながるものであったためアナハイム・エレクトロニクス社は小型モビルスーツ開発に消極的だった。そのアナハイム・エレクトロニクス社の姿勢が表れたのかヘビーガンの性能は連邦軍が要求したものより低く満足いくものにはならなかった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 

 

1/100 ヘビーガン (機動戦士ガンダムF91)