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U.C.0087年11月2日 エゥーゴとカラバが連邦軍キリマンジャロ基地を攻撃

宇宙世紀 0087年11月2日

この日、ティターンズの拠点のひとつアフリカのキリマンジャロ基地に対しカラバが攻撃を開始した。エゥーゴも呼応して宇宙から基地を攻撃するがティターンズとの戦闘の中でクワトロの百式が地球に落下、百式を救うためウェイブライダーに変形したΖガンダムも大気圏に突入し百式と共に地上に降り立った。

クワトロ(百式)とカミーユ(Ζガンダム)の地球降下は予定外のことだったがそのままカラバの作戦に協力しキリマンジャロ基地に侵入する。基地内でカミーユは実験体にされるフォウ・ムラサメを発見、彼女を救おうとするが実験の影響からかフォウの意識は混濁しており思い通りにいかない。フォウはサイコガンダム2号機に乗りカミーユのΖガンダムと再び戦うことになってしまうがカミーユの呼びかけによって彼と出会った時の記憶を取り戻した。しかし、その直後フォウのサイコガンダムはバイアランの攻撃からΖガンダムを守るため楯となりビームサーベルで機体を貫かれてしまう。その攻撃がもとでフォウは瀕死の状態になりついにはカミーユの腕の中でその短い生涯を終えることになった。

キリマンジャロ基地はアムロをはじめとするカラバの活躍によって破壊されカラバの思い通りに作戦は成功した。
 
 
 

 

エクセレントモデル RAHDX ガンダム・アーカイブス サイド2 RAHDX G.A.03 フォウ・ムラサメ

基地で実験体にされていたフォウはこの戦いでカミーユをかばい絶命する

 

MRX-009 サイコガンダム

地球連邦軍が開発したニュータイプ専用試作可変モビルアーマー

一年戦争後、地球連邦軍はニュータイプ研究所を設置、やっとニュータイプ能力の研究とニュータイプ能力を利用した兵器の開発を始める。世界中にいくつかの研究所が開設されるが、そのなかでも日本のムラサメ研究所によって開発されたのが本機サイコガンダムだった。

頭頂高は40メートルに達し重量は380トンを超える巨大モビルアーマーで飛行時は飛行形態に変形、ミノフスキークラフトを使って移動する。本当は小型のニュータイプ専用モビルスーツをつくるはずだったのだが一年戦争後にニュータイプ研究を始めたこともありサイコミュの小型化ができずこのような大型のモビルアーマーになってしまった。

拡散メガ粒子砲を腹部に3門、ビーム砲10門など多くの武器で武装し圧倒的な火力を誇っている。しかし、過去のニュータイプ専用機、エルメスやジオングが持っていたような遠隔操作系の武器はなくオールレンジ攻撃はできない。また、装甲にガンダリウム合金を使用したり、Iフィールドジェネレーターを搭載するなど防御能力も非常に優れていた。
この多くの武器や体の動きのコントロールを全てサイコミュを通して行うことによって操縦の複雑さを回避しているが、ニュータイプや強化人間にしか満足のいく操縦をすることができず少数の選ばれた人間しかパイロットになれない。本機のパイロットはムラサメ研究所でニュータイプ能力を強化された強化人間フォウ・ムラサメが担当していた。

宇宙世紀0087年5月中旬頃、地球連邦軍のニュータイプ研究所はティターンズによって掌握され、それ以降サイコガンダムもティターンズの意向に沿う形で運用されている。

HGUC 1/144 MRX-009 サイコガンダム (機動戦士Zガンダム)

 

U.C.0087年6月29日 ティターンズがホンコンシティを襲撃

宇宙世紀 0087年6月29日

地球に残ったエゥーゴ部隊は北アメリカを離れ補給のためホンコンシティに立ち寄る。その情報を得たティターンズは日本のムラサメ研究所(ニュータイプ研究所)で開発されたサイコガンダムを使いエゥーゴを襲った。
強力な火力を持つニュータイプ専用モビルアーマー・サイコガンダムはムラサメ研究所で実験体にされていたフォウ・ムラサメによって操られるが彼女の不安定な精神状態も影響してエゥーゴ部隊どころかホンコンシティ自体も大きな被害を受けてしまった。

この後ホンコンシティから離れたカミーユのガンダムMk-IIはフォウの協力もあり宇宙へ戻ることになる。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 

エクセレントモデル RAHDX ガンダム・アーカイブス サイド2 RAHDX G.A.03 フォウ・ムラサメGUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1002 サイコ・ガンダム

フォウは自分の記憶を取り戻すためサイコガンダムに乗り戦った