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MS-14J リゲルグ

ネオ・ジオン(アクシズ)の量産型モビルスーツ

ジオン公国軍の傑作機ゲルググをアクシズが改修した機体。
巨大になった肩に配置された6基のスラスターによって機動性が向上、背中にプロペラントタンクを装着することにより航続距離も伸長している。ビームサーベルやビームライフルといった一般的な武器の他にミサイルポッドや機雷などを装備していて十分な攻撃力を保持していた。

第一次ネオ・ジオン戦争で使用されたが基本設計が古い割に活躍できる場面が多く、本機のベースとなったゲルググの優秀性・先進性を確認することができる。
 

1/144 MS-14J リゲルグ (機動戦士ガンダムZZ)

 

MS-14F ゲルググM(マリーネ)

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

ゲルググM(マリーネ)はMS-14B高機動型ゲルググを発展させた機体で海兵隊用に量産された。カラーリングは初代ゲルググと同じ緑を基調とした色合いで正統派のジオン系モビルスーツといった感じがする。所持している武器はマシンガン、速射砲、ビームサーベル等。背中に2本のプロペラントタンクを装着することが可能で航続距離が伸びており行動範囲が広い。

一年戦争後、シーマ艦隊でこの機体が多数運用されておりデラーズ・フリートの戦力として活躍した。
 
 

HGUC 1/144 MS-14F ゲルググマリーネ (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

MS-14Fs シーマ・ガラハウ専用ゲルググM(マリーネ)

ジオン公国軍のモビルスーツ

ゲルググM(マリーネ)を指揮官用にバージョンアップさせた機体でシーマ・ガラハウが使用した。

ゲルググM(MS-14F)はMMP80マシンガンで武装していたが、このシーマ・ガラハウ専用ゲルググM(MS-14Fs)はビームライフルで武装しており攻撃力がさらに増している。プロペラントタンクはゲルググM(MS-14F)より2本多い4本を装着することが可能で、総推力や作戦行動半径も増大している。
機体は赤紫とカーキ色で塗装され非常に毒々しい感じがする。シーマ・ガラハウの服装やシーマ一味のファッションセンスから察するに、この色合いは彼女自身の趣味によって決められた可能性が高いと言わざるを得ない。

デラーズ紛争時、シーマ・ガラハウ率いるシーマ艦隊はデラーズ・フリートに協力したためシーマ・ガラハウ専用ゲルググMは連邦軍を相手に戦い多くの戦果を挙げた。ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)をボコボコにしたりバニング大尉のジム・カスタムを遅行型撃破したりしている。
 
 

HGUC 1/144 MS-14Fs シーマ・ガラハウ専用 ゲルググマリーネ (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 

MS-14A ゲルググ

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

一年戦争後期、ジオン公国軍の主力モビルスーツに選ばれた機体。
連邦軍には後れを取ったがジオンもエネルギーCAP技術を確立し、ようやくビームライフル完成させた。そしてゲルググはビームライフルを携帯するジオン公国軍初の量産モビルスーツとなった。ゲルググはビームライフルの他にもビームナギナタ、ジャイアント・バズといった強力な武器を保有しており、攻撃力が非常に高いモビルスーツといえる。
また、携帯する武器が強力であるうえに機体本体の機動性能、防御性能も非常に優れておりスペック上の性能では連邦軍主力モビルスーツのジムをはるかに上回り、ガンダムすら凌駕する力を持っていた。

このようにゲルググは傑作ともいえる非常に優れた量産機だったが、ジオンが敗退を重ね優秀なパイロットが多く失われた状況で実戦に投入されたので、経験の浅い新兵をパイロットにするほかなくその性能を最大限に引き出すことはできなかった。
 

MG 1/100 MS-14A ゲルググ Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

MS-14S 先行量産型 ゲルググ

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

名前の通りゲルググを量産する際、最初に生産されたゲルググ。シャア・アズナブルが搭乗した赤いゲルググはこのタイプ。全部で25機が生産されそのうちの1機がシャアのものとなっている。
性能は量産型ゲルググと変わらず非常に高い機動性、防御能力を持っていた。そのうえ攻撃力も非常に優れており、ビームライフル、ジャイアント・バズ、ビームナギナタ等の強力な武器を使用することができる。

シャアはこの優れた機体でガンダムと戦うが、ニュータイプとして覚醒しつつあったアムロに勝利することができなかったばかりか戦いの中で最愛の人ララァを失うという悲劇的な結末を迎える。この赤いゲルググはシャアにとって忌ま忌ましい記憶が常に付きまとう忘れられない機体になっているかもしれない。
 

MG 1/100 MS-14S シャア・アズナブル専用 ゲルググ Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)

ジオン公国軍のモビルスーツ

マ・クベが提唱した統合整備計画の中で設計、生産された機体。ゲルググより精密な射撃が可能でスナイパー的な役割を期待され運用された。また正確な射撃を実現するため高収束率のビームを放つマシンガンで武装している。
背面には大きな2本の推進剤用タンクを装着することができて、178,500kgもの大推力を生み出すことが可能。機体はゲルググより少しスマートで赤く塗装されている。一年戦争末期に発動したルビコン計画で使用された。
 

1/144 MS-14JG ゲルググJ (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)