クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ
精鋭部隊「ブラックバンガード」に配備されたベルガ・ダラス。通常のベルガ・ダラスと同じくブラックバンガードでも指揮官用機として扱われ、同部隊の隊長ザビーネ・シャルが使用した。ブラックバンガードに所属する他のモビルスーツと同じく黒色で塗装され一流っぽい雰囲気が漂っている。また、ビームフラッグに自分の家の紋章を表示できる特権を与えられており、そのことがさらに一流っぽさを倍増させている。
このベルガ・ギロスはブラックバンガードの隊長機としてコスモ・バビロニア建国戦争に投入される。ザビーネ・シャルは本機でフロンティアⅠ制圧戦に参加するが、戦いの中でカロッゾ・ロナ(鉄仮面)が人類削減計画「ラフレシア・プロジェクト」のテストなるものを同時並行で実施していることに気づく。カロッゾの作戦に嫌悪感を示したザビーネはカロッゾの腹心ジレ・クリューガーを処刑。カロッゾのラフレシアがガンダムF91に撃破された後は、難民船と化していたF91の母艦スペース・アークを見逃し、本国へ凱旋した。