MS-07H8 グフフライトタイプ

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

グフカスタムをベースに開発された機体で空を飛ぶことができる。元祖グフはサブフライトシステムとしてドダイYSを使用し飛行することが多かったがグフ単体で飛行できるように設計されたのが本機。足の部分に熱核ジェットエンジンを搭載しているので足の下部が異常に大きい。シールドと一体化したガトリング砲を装備している。

アプサラスを開発していたジオン軍基地を連邦軍が攻撃した際アプサラス III が出撃するが、それと同時に本機が数機出撃してアプサラス III の警護の任に当たった。
 

HG 1/144 MS-07H8 グフフライトタイプ (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz8(イージーエイト)

地球連邦軍の試作モビルスーツ

ジオン公国軍の巨大モビルアーマー、アプサラスIIと戦い大破した陸戦型ガンダムを改修して生まれた機体。現地にあったありあわせの部品を使って急造した機体ではあるが、陸戦型ガンダムのそれまでの戦闘データを基に能力の最適化を図っており優れたモビルスーツに仕上がっている。陸戦型ガンダムの胸部にあったバルカン砲は小型化され装甲を強化、コックピット周りの防御力を高めると同時に重量の軽量化も実現している。

一年戦争末期、第08MS小隊の小隊長シロー・アマダ少尉がパイロットを務め巨大モビルアーマー アプサラス III にとどめを刺すなどものすごい活躍をした。
 

HCM-Pro 46-00 ガンダムEz8 (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

MS-06K ザクキャノン

ジオン公国軍が開発した量産型モビルスーツ

ザク II J型をベースに中距離支援能力を重視して改修した機体。右肩に乗っている180mmキャノン砲によって僚機を後方から援護することができた。肩に砲を乗せている姿やその役割が連邦軍のガンキャノンとよく似ている。一年戦争後もグリプス戦役やラプラス戦争で使用されたとても息の長いモビルスーツの一つ。
 

MG 1/100 MS-06K ザクキャノン (機動戦士ガンダム)

 

RGM-79[G] ジム・スナイパー

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

巨大なロングレンジビームライフルで武装したジム。一年戦争中、アプサラスを開発しているジオン軍基地攻撃作戦などに使用された。ジム・スナイパーというカッコいい名前がついているが実はただの陸戦型ジム。くすんだ緑色で全身が塗装されている。その後、初めから長距離精密射撃能力を重視して設計された真のジム・スナイパーともいえるジム・スナイパーIIが開発されることになる。

ロングレンジビームライフルを使って遠距離から強力なビーム攻撃を行うことが可能で、ザンジバル級を撃沈したりアプサラス III に大ダメージを与えるなど大きな戦果を上げた。
 

MG 1/100 RGM-79[G] ジム・スナイパー (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

MS-07B3 グフカスタム

ジオン公国軍のモビルスーツ

グフをベースに改修した機体。グフに装備されていた5連装フィンガーバルカンは採用されず、代わりに脱着式の3連装ガトリング砲を装備している。また、ヒートロッドはワイヤー状になり攻撃可能範囲が広がっていて電撃攻撃と先端のおもり(フック付)による物理攻撃を実施できた。そのほかに保有している特徴的な武器、巨大なヒート・サーベルによって豪快に敵を真っ二つにすることもできる。

本機はアプサラスを開発していたジオン軍の東南アジア基地に配備されていたが、基地から脱出しようとするザンジバル級を守るためノリス・パッカード大佐が乗り込み出撃する。ノリスのグフカスタムは基地を攻略しようとする第08MS小隊をたった一機で食い止め多くの損害を与えるなど獅子奮迅の働きをみせるが、最後はガンダムEz8に惜敗した。

HCM-Pro 52-00 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

 

U.C.0079年12月5日 地球連邦軍が地球のジオン公国軍を排除するためアフリカや北アメリカで重要拠点の奪還作戦を開始

宇宙世紀 0079年12月5日

地球連邦軍は地球のジオン公国軍を排除するため、アフリカのキリマンジャロ基地等、重要拠点の奪還作戦を開始。
オデッサの戦いで敗れ、ジャブロー侵攻作戦にも失敗して弱体化していたジオン公国地上軍は連邦軍の圧倒的な物量・戦力の前に後退せざるを得ず宇宙への退却をはじめる。
 
 

 

キリマンジャロ山

 

YS-11 ドダイYS

ジオン公国軍の爆撃機

ジオン公国軍は地球での戦闘を有利に展開するため多くの種類の軍用機を生産したが、そのうち重爆撃機として開発されたのがドダイYSである。機体色は朱色。四角く平べったい本体の横に主翼と水平尾翼がくっついていて本体上部の後ろのほうには斜めに双尾翼がついている。前部にある8連装ミサイルランチャーで敵を爆撃、攻撃した。

ドダイYSを爆撃機として運用している中、誰かがこの機体の上にモビルスーツを乗せられることに気づき、気づかれてからはモビルスーツを背中に乗せて戦闘に参加することが多くなった。グフが背中に乗っていることが多く特に相性が良かったのかもしれない。このドダイYSとモビルスーツのコンビネーションの良さの発見が、後のサブフライトシステムを生み出すきっかけになっている。
 

1/144 ドダイ (機動戦士ガンダム)

 

MA-04X ザクレロ

ジオン公国軍の試作型モビルアーマー

テスト前に開発が放棄され本来なら実戦に投入されるはずのなかった機体。
つりあがった目は複眼で、大きく開いた口にはなぜか牙がついており口の中に拡散メガ粒子砲を備えている。両ほほに4連装ミサイルランチャーも搭載している。またカマキリのような大きな鎌状の武器を両腕に持っていてなんか怖い。

前述のとおりザクレロは本来なら実戦に投入されるはずはなかったのだが、トクワンのビグロを撃破されて復讐に燃えるデミトリー曹長は命令を無視しこの機体で出撃した。このデミトリー曹長の命令無視がなければ破壊的外観のザクレロが日の目を見ることはなかったと思われ、ザクレロを公の舞台に引きずりだしてくれたという点においてデミトリー曹長は称賛されるべきなのかもしれない。

開発が放棄された原因はいくつもあるだろうが、ジオン軍関係者の「連邦軍に笑われたくない」という無意識下の感情が開発放棄の一因になった可能性も否定はできない。
 

1/550 MA-04X ザクレロ (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年12月3日 – 12月5日 ホワイトベースがジオンのパトロール艦隊とシャアの部隊による挟撃を回避、前方のパトロール艦隊を撃破する

宇宙世紀 0079年12月3日 ~ 12月5日

ホワイトベースはシャアの追撃を何とかかわしたが、ザンジバルのザクレロによる攻撃を再び受ける。ガンダムはBパーツを装備してこれに応戦、ザクレロを難なく撃破した。
さらなる攻撃を目論むシャアは近辺に展開していたキャメルパトロール艦隊と連携し、ホワイトベースを挟撃する作戦を立てた。 ホワイトベースはシャアの思惑通り前方のキャメル艦隊と後方のザンジバルに挟まれ危機を迎えるが、前方のキャメル艦隊を突破する選択をする。 ガンダムは前方のムサイ2隻を撃沈しキャメル艦隊を撃破、前方に突破口を開いたホワイトベースは難を逃れることができた。
 
 

 

1/550 MA-04X ザクレロ (機動戦士ガンダム)

ザクレロwwwwww

 

MA-05 ビグロ

ジオン公国軍の量産型モビルアーマー

全長45メートル以上の巨大な体に熱核ロケットエンジンを2基搭載。その圧倒的な推力からずば抜けたスピードを誇った。機体前方のくちばし状のカバーの中にメガ粒子砲を備えており、メガ粒子砲を撃つときはカバーが左右に開く。同じく機体前方に巨大な腕が2本ありモビルスーツとの近接戦闘にも対応している。顔の先端から直接腕が2本出ているように見える。
機体色は緑、一見すると顔だけで飛んでるようにも見える。後に開発される水中用モビルアーマーグラブロの原型にもなった。

トクワンの乗るビグロは腕でガンダムをとらえその圧倒的スピードでパイロットのアムロ・レイを気絶させる。ビグロはあと一歩でガンダムを撃破するというところまで行ったが最後はビームライフルで打ち抜かれ爆散した。
 

1/550 MA-05 ビグロ (機動戦士ガンダム)